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18話

感想等でネタバレを言ってしまいそうなので返信は控えさせて頂きますがちゃんと読みます。

次の日(ゲーム時間で7:00)(現実時間で6:20)


今日の予定はおばばの店に行き、その後に楽団組で集まり、その後イベントに向けて調整。


私はまずい料理を食べ、満腹度の回復そして早く自分で作ることを誓いました。


それからマイルームからの転移、工房区に行き裏通りに行き店に行きます。


店に入ってみると、2,3人お客さんがいました。


お店の内装はドアがあり、開けて中に入ると雑貨屋という感じで奥にカウンターがありその後ろにはドアがあります。


そのドアからおばばが出て来て私はカウンターに行き要件を伝えました。


「ねぇ、おばば出来てますか?」


「できておるよ。私のはこれ」


そう言って出してきたのは生地は紫色がベースで黒の蝶の模様の刺繍がしてありました。


《防具:紫水・黒蝶》DEF+2,隠蔽(小)


性能が良い着物でした。スキルも入っているので頑張ったんでしょう。とても嬉しいです。

そしてリクとイオの扇も二人から渡されました。


「これが今できる僕達の最高です。」


《赤扇・紅華》《青扇・蒼鈴》

紅華は白ベースに薔薇の花の刺繍が片方にあり、もう片方には薔薇の花弁が風に舞っているような模様でした。

蒼鈴は持ち手の部分と扇の先端の両端に鈴が付いていて振ると“シャラン“と心地良い音がなります。こちらは持ち手の部分が青く、先端に行くにつれて水色になっていく感じの扇でした。そしてどちらとも魅了(極小)が付与されてました。


「ありがとう。とても綺麗で凄く気に入ったよ。お金はどうすれば良い?」


「そうだね、これからも贔屓にしてもらうため5000ギルでいいよ。」


危なかった。私の今の全財産だった。


「はい、どうぞこちらこそよろしくね。」


私はそのあと3人と話していて、お昼頃になったので私は3人と別れ商業区にあるカフェに行きコトハが座っているところを見つけたので店員にそう言い案内してもらい、私達3人はそこで初顔合わせをした。


「私が舞い担当のアキよろしくお願いします。」


「さっきも言ったけど私が歌の担当のコトハよろしくね。」


「あたしは演奏担当のサツキだよ。よろしく。」


サツキはムードーメーカーみたいな感じの子で、髪はショートカットで身長は私と同じ位。


私達はそれから買い物したりコトハのきせかえ人形に二人でなったり街の外でレベリングしたりして3日目も過ぎていった。


4日目、昼頃には西門に大勢のプレイヤーがいて私は帰りたくなったが頑張って前線の方に行きました。それから10分後「来たぞ!」と誰かの声に全員が反応し武器を構え待っていたら大量のウルフが目の前を埋めていました。


それからすぐにごつい筋肉質の騎士っぽい人が皆の前に出て皆の恐怖を取り除き「俺に続けー!」っぽい事を言い走って来ました。


私と十数パーティーは即座に動きだし、私達が動き出した後にソロ組の人達が出てきました。そしてその後に怖じけづいた人達がやったてたのです。


私がすぐに動いたのは、朝に武からメールで「経験値がほしい場合は先に行動した方が良いぞ」と言われていたので見えた瞬間駆け出していました。


十数あるパーティーのうち特に目立つのが4パーティー程ありました。


1つが武達のパーティーで確実に数を減らし続けています。誰かがミスしたところは一瞬でカバーしてしまうのでかなり錬度の高い連携だと素人から見てもわかります。


2つ目が多分私の身内というかお母さん達。お父さん、お兄ちゃん、お姉ちゃんが前衛でお母さん、奏が後衛で前衛が全力で敵を屠り続けてうち漏らしは奏の弓で眉間を撃たれるかお母さんの魔法でやられるかの二択しかなかった。


3つ目がソロ組がパーティーを組んだパーティーで片手剣持ちの金髪縦ロールの人が自分のところを屠り続け、背の高い筋肉質の人が自分の尻尾を使ったり殴り倒したりしていました。そして髭の長いお爺ちゃんみたいな人が範囲魔法を放ち数を減らしながら周りの体力も削っています。そしてくじ引きで私の前にいた村人プレイヤーが当てていた剣を使い時間は遅いけど確実に数を減らしています。個人がとても強いパーティーみたいです。


4つ目がコスプレパーティーで、メイド服や執事服、ドレス、アニメ等の服を模造してとても注目を集めています。そして戦闘の錬度が高く誰一人として死んでいませんでした。


私は自分のところを確実に屠り続けています。雪桜で首を切ったり、千華で顔面を殴打したり、魔法を使って部分的に氷にしたり、回復したり、騎士達が来てから1時間でウルフとウルフリーダーの混合部隊を倒しました。


「はぁ…疲れた。」

「多分まだ出てくるよなぁ~」

「MPポーションがあと半分しかない。」

「くっそ~攻撃くらいすぎた。」

「ん~まだ行ける。」

「コスプレ集団凄かったよね?」

「あー、あいつ死んじゃたのか。」



沢山の人が何かいってるけどまだ来る。

そして皆が何か言って気を緩めたところに急に遠吠えが聞こえ、縦5m横10mのでかいウルフが10体出てきました。


「あれは、グレーウルフジェネラルだ!」


そういった瞬間動揺が走りだし生まれたての小鹿のように脚をぷるぷるさせているプレイヤー等が沢山出てきたので私は村人パーティーのところに行きました。


「すみません、パーティーにいれてもらえませんか?」


そう、私が言った後に髭もじゃプレイヤーが


「なぜあんたのような強い人がわしらのパーティーに入ろうと思ったんじゃ?」


「私は強くないですよ。」


「そんな事はねぇな。あんたこっちの動きとか他のパーティー、ソロ組の動きも見ながら戦ってたろ。一人で。」


「うっ、見てましたか。少し恥ずかしいですね。まぁ理由を言いますと騎士の人がパーティー作れとか言いそうだったのでその前にどこかに入っておこうかと。」


「ねぇ、早くいれないとまずいわよ。ジェネラル100m地点まで来てるけど。」


それから私はパーティーにいれてもらい、迎撃に当たりました。


まずジェネラルが高く跳びそのまま重力に従って私達のところに落ちてきました。


それをアキ達は避け、{筋肉(グレン)、髭もじゃ(カルマ)、縦ロール(ローナ)、村人(エルス)}グレンが落ちてきたジェネラルに向かってアーツ[ストレート]を出しそれで少しよろけカルマの火魔法[ファイアストーム]をジェネラルがくらい熱かったのか後ろにバックステップで跳びそこにエルスが待ち伏せしておりアーツ[スラッシュ]を叩き込みそれで完全に怒ったジェネラルがエルスに攻撃しようとした瞬間ローナがアーツ[スパイク]をジェネラルの頭上に叩き込み、地面に伏したジェネラル。そこにアキが一瞬で近づきアーツ[居合い・弌ノ型]で首を切り落としHPを全損させ戦闘終了。


他のグループも次々にジェネラルを倒していき出て来てから45分で全滅。


そして終わった10分後にまた遠吠えが聞こえ、今度は王の風格を持ち強者の雰囲気を出した縦10m横20mのでかすぎるグレーウルフキングがこちらを睨み付け500mの地点で止まりスキル《咆哮》でこちらの完全に怖じけづいたもの達の心を“バッキバッキ“に折りました。


そしてこんな時に電子音がなり

ーーーーーーー

プレイヤーの皆様に申し上げます。


グレーウルフキングが出てきました。

今回勝てるかもしれませんが、莫大な被害を出すでしょう。なので運営がプレイヤーに頼み込みこの舞台を盛り上げてくれる楽団を結成しました。そしてこの楽団を今回試験として出したいと思います。なお、今回は楽団の皆様も戦えるので安心してください。


この楽団に応援してもらうことはレイド戦初回1回限りです。バフがかなり良いので期待してください。今回のバフはこちら…ATK+15、DEF+10、SPD+10というかなり強力なので一人でも欠けると-5となりますのでお気をつけください。そして楽団を守るために周りを囲んだ場合レッドプレイヤーとして扱われますのでご注意を。


では皆様頑張って討伐してください。


ーーーーーーー


そして私は、私達はプレイヤー組の後方に転移させられました。


カウントが開始されました。60秒以内に舞台を開始してください。

それから私達は30秒でセットしました。

私は《紅華》《蒼鈴》を構え【スキルリンク】《幻想舞台》《舞踏》《ステップ》を使い、コトハは【スキルリンク】《拡声》《歌唱》を使い、サツキは【スキルリンク】《人形使い》《演奏》を使い、残り10秒で演奏が始まり、残り5秒で歌い出し残り1秒で私が舞い始め、それと同時にカウントがゼロになった瞬間グレーウルフキングが遠吠えをし戦闘体制に入りました。それからすぐにバフがかかり戦闘が開始されました。

次は、ちゃんとキング戦を書きたいと思います。


今日から親戚の家に行くので更新ができないかもしれないのですみません。

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