雪降り
家の門をくぐると、母さんが雪かきをしていた。
この暗闇の中、黙々(もくもく)と作業をしていた。
「ただいま、母さん。」
「あら、お帰り。今日は遅いのね。」
母さんの言うとおり、今日はいつもより、帰りが1時間ほど遅かった。
僕は、ポケットから出したコーンポタージュを母さんに渡した。
「はい、母さん。これあげるよ。」
「ま!嬉しい。ありがとう。」
「うん。僕も手伝うよ。」
僕は、スコップを倉庫から取り出してきて、雪に突っ込んだ。
雪は、溶けたところが氷になっていて、固かった。
「大丈夫?今日の雪は固いねぇ・・・。」
「大丈夫だよ。僕、もう高校生だし。」
「あんたももう、高校生なんだねぇ。早いもんだねぇ、かわいいあんたはもう、いないのかねぇ。」
「かわいい僕なんて・・・最初からイナイよ。」
僕は、すくった雪を用水道に放り投げた。
「さぁ!!今日は終わり、入ろう。」
母さんが、スコップを立て掛けて、玄関に入っていった。
僕は、2つのスコップを倉庫に片づけ、家に入った。
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2月19日
今日で日記3日目だ。
なんとなく、続きそうな気がするな。
そういえば、今日は篠丘が学校に来なかった。
槇は遅刻とか言ってたけど、休みだった。
学校に連絡も無いらしい。
風邪かな?
篠丘がいないと、クラスがまとまらない。
早く治って欲しい。
放課後に科学室に行った。
気が付くと、榎本がいて驚いた。
榎本は、人体模型が好きだといった。
これは、どういう意味なんだろうか。
人間が好きだという意味でいいんだろうか。
晩御飯が出来たらしい。
今日はもう終わろう。




