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~END~
「ちょい真夏何もって!?」
慌てた様子で私のところに駆け寄り、腕の中にいるものをのぞく。
威嚇するような声と共に龍は一歩後ろに下がった。
「なんであの問題の猫が真夏の腕の中で納まってんだよ?」
「まぁいろいろありまして、ミルは私がもらうことになった。」
「はぁ!?」
龍が驚くのも無理はない、私も美鈴さんに言われた時は
内心慌てていた。
でもミルは心を開いてくれたのにそれを裏切ったら、
さらに凶暴さは悪化しそうだからね。
なので引き取ったという理由。
たまにはいい経験かも。
私は龍をほって先に事務所に帰った。
龍は驚きのあまり足が立ちすくんだみたいだ。
ドアを開けて入ると、私の姿に皆が目を疑った。
本日三回目。
そしてなんとか渡辺さんにミルの事情を説得して、
私が目を離さないという条件で了解してもらった。
まぁ目を離さないというのは当たり前だけどね、ミル自身が
ほかの人に懐かないから。
嬉しいような困るような。
という感じで、私の探偵団としての依頼は
まだまだ続きそうです。




