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~依頼~

お客と思われる人は女の人であった。


すらりとした脚に、整った顔立ち、まさにモデルみたいである。


それも赤城と並ぶと絵になりそうなほどの美しさ。


きれいな人だなぁ~……。


ぼーと見惚れているうちに、赤城に肘でつつかれる。


「あの~、すみません。予約していた柚野です。」


柚野、と名乗る人を渡辺さんは笑顔でロビーまで案内した。


アパートなのに予約制とは、やっぱり探偵団なのかと納得する。


「今回はどのようなご用件で?」


「実は、私のペットのロマネちゃんがいなくなったんです。」


「えぇぇ!」


私は思わず大きな声を出してしまった。


だってドラマでありそうな展開なんだもんっ!!


この馬鹿が、と赤城に頭をこつかれむっとする。


「いつごろからですか?」


場を戻そうと気を取り直し、赤城が先をつづけさせる。


「えっと、確か二日前辺りから。」


そういうと柚野さんはその場に泣き崩れた。


「わ、私、もうロマネがいないと生きていけません。ぐすっ。」


動物にそこまで情をもつのか…。


生き物を飼ったことのない私からすれば理解できない。


「柚野さん落ち着いて。必ず見つけ出しますから。その動物の特徴をお願いします。」


渡辺さんが背中をさすりながら柚野さんを立ち上がらせた。


その言葉で少し安心したのか泣き声が収まった。

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