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幼馴染のツンツンな委員長が、異世界では俺にデレデレなんです  作者: 松林ゆきひろ
夏合宿、本格始動!
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第2次ロイヤルスイートのキミ攻略作戦 5

「それからそれから」

 頬に両手を当て…軽くイヤイヤをしながら夢見心地で語る来夢(ライム)

ーーーーーーーーーーーーーーーー

『私達、前世から結ばれる運命だったのね』

『そうだね』

『こうしたら…感じますか?』

『ああ、感じる…』

『行ってもいい?』

『ああ、一緒に行こう』

ーーーーーーーーーーーーーーーー

「って!」

「違う!何か違う!」

「おかーさーん、どーゆーいみー?」

「行きますよ!」

「会ってその日に…」

「サイテー」

「もげろ」

「爆発しろ」

 いや、もげたり爆発するような事はしていない。だが聴衆の判断は明らかに間違った方向に傾いている。

「真由美お姉ちゃんに電話する」

 まっ、周りを気にしてる場合じゃなかった!

「わーっ、やめろーっ」

 トゥルルル、トゥルルル…

「お姉ちゃん出てー!」

「寝た子を起こすなーっ」

「お・に・い・ち・ゃ・ん・が・う・わ・き・し・た」

「打ち込むな!」

「送信っ!」

「送信するなーっ!」

「あの…妹さん怒ってるみたいだから、私行きますね」

「行くなら誤解を解いてから…」

「まだこのホテルにいるから…また会って下さい」


 俺の耳元でそう囁くと…来夢(ライム)は長いスカートをふわりと(ひるがえ)し、まばらな観光客の間を軽やかに駆け抜け階段を降り…どこかに消えたのだった。


 盛大な誤解を残して…



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