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幼馴染のツンツンな委員長が、異世界では俺にデレデレなんです  作者: 松林ゆきひろ
夏合宿、本格始動!
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スイート・スイートルーム 4

「お風呂だーっ!」

「掛け湯しろ掛け湯」

「ひゃっほー」

「飛び込むな」

「ばしゃばしゃー」

「泳ぐんじゃない」

「ぷーか、ぷーか」

「それでよし」

「きゃー!かぼ、がぼがぼ」

「浮き輪の上に座るからだ!」

 まったく騒がしい。手がかかる。美奈がいたら落ち着く暇がないわ。だがこれも妹を持つ者の宿命。致し方あるまい。

 とりま掛け湯をして湯船に入り逆さになった美奈の上下を直した俺は腰に巻いたタオルを外して頭に乗っけ首まで湯につかった。

「おにーちゃん、パンツ履いてない履いてなーい!」

「パンツ履いたまま風呂に入る趣味はねーよ!」

「もう!乙女の前でデリカシーないんたからー」

「だったら女子部屋に行けよ迷惑だ!」

 ったく…

「ねーねーおにーちゃん、ココ露天風呂じゃないんだね」

「人の話を聞け」

 まったくコイツは…しかしまぁ、ソコは気になるな。確かに露天風呂って聞いたんだが…

 風呂の海側はガラス張りで天井まで植物園の温室みたいな造りになってる。1つ上の階にはロイヤルスイートの大浴場があるハズだけど上階とは互いが見えない造りになってるな。

 窓際には腰くらいの高さの石柱があって上面は斜め向きになっててタッチパネルになってる。画面には…

「開、停止、閉、雨天または強風の時は開きません、これだな」

 開をタッチするとガラスの天井がスライドして開いて行く。開放感溢れる露天風呂に大変身だ。

「これでどうだ」

「うわ〜っ、風が気持ちいい〜」

「あれっ、何か声がするぞ」

 天井が端まで開いて静かになると隣から話し声が聞こえて来た。真由美と飯田(いー)さんの声だ。


ーーーーーーーーーーーーーーーー

清水(しー)さんおっき〜。いいな〜私もこのくらいならないかな〜」

「え〜?重いし邪魔だしいい事ないわよ?」

「ちょっと触らせて?」

「やっ、やめて、きゃ〜」

ーーーーーーーーーーーーーーーー


 な…何をやっているんだ?クラス1の美女と学園のアイドルが2人、それも全裸で?!俺もソッチ行きたい!見たい!壁に扉とかあって鍵かけ忘れてないか?せめて穴でもあれば!

「お兄ちゃんなにキョロキョロしてるの?」

「なんでもない!」

「つん、つん」

「タオル()つくな!」


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