センバの勘の無駄使い
機種変して、慣れない…
記号は、カギカッコは、ハテナマーク全角は、どこにいる…
旅の仲間になったウェルズ君とイリィンちゃんを、ウェルとリーと呼ぶことに。
ばぁちゃんはブルーメ様。え、サマ付きなの?
「だって雇用主だし?」
とはウェルの言葉。
そして僕はそのまま。
「僕に敬称ナシ?」
「ユズリハさん、とか長くねぇ?ダンジョン行くのにこの中では、お前が一番体力なさそうだもん。仕方ねぇから、俺が守ってやるよ」
ちょっと照れてそっぽ向いたウェルの背中をバシっと叩くばぁちゃん。
ほら、ウェルがちょっとつんのめったじゃんか。
「よく言ったよウェル!!アンタをユズリハの護衛に任命する!攻撃よりも、守る事に集中しな!」
「え?攻撃しないの?」
「精霊がついてるからね、過剰戦力だよ!ただ、魔力切れでを起こしかけたりしたらアンタが運んどくれ。ん?護衛じゃなくて運搬係か?まぁ、いい。ユズリハから離れない事!」
「お、おおぅ?とにかく俺はユズリハの護衛な!」
ウェルは胸を張って嬉しそう。
「リーは?リーは?!」
シュタっとリーがやって来て、手を上げながら、僕たちの前でぴょんぴょん跳ねる。
そんなリーとウェルの頭を、ばぁちゃんが撫でながら、
「アンタは強いんだろう?とりあえず、街に着いたらアンタ達2人の服を買って、ちょっと知り合いに手合わせ願って、装備を揃えよう。まー、多分リーは前衛だろうけど、剣とか使うのかい?」
「殴るよ!あと、リーの爪は強いよ!」
「典型的獣人族の戦い方かい。メリケンサックとかかいな?まぁ、店についてからだな」
そんな風に楽しく歩いて、たどり着いた獣人の街。
「まずはセンバ商会を探そう、って、タチバナ、いるんかい?!!」
なんとタチバナさん、獣人の街の入口門で待っていた。
「ブルーメさまぁ!ユズリハぼっちゃぁん!!お待ちしておりましたぁ!!ええ、ワタクシの勘が、今日到着だといっていましたぁ!!」
両手をぶんぶんと振りながら、大声で叫ぶタチバナさん。
「いやおかしくないか、センバの勘。
ってか、アンタ、ドワーフ支店の店長だろう?!あっちの店はどうしたんだい?!」
ばぁちゃんがあきれたようにタチバナさんに言う。
「ワタクシとカヤはブルーメ様御一行専属となりましたので、ドワーフ支店は別の者に任せてきました!これからは行く先々の支店で対応させていただきますので、今後ともご贔屓に!!」
ビシっと敬礼をするタチバナさん。
「…それでいいのか、センバ商店?」「もちろんでございます!」
ばぁちゃんのセリフにも間髪入れずに対応。タチバナさん、なんかすごい。
「っと、お子様が増えておりますね?どうなさいました?これはまた珍しい種族で?」
ぽっかーんとお口を開けていたウェルとリーを見たタチバナさん。2人の顔を覗き込んで言う。
「まぁね、これから一緒に旅をするウェルズとイリィンだ。アンタ達、これから世話になるセンバ商会のタチバナだよ。挨拶おし。「「こんにちは!!」」
ところでアンタ達、珍しい種族、なのかい?」
ばぁちゃんがウェル達に挨拶を促してから尋ねると、リーは首をかしげ、ウェルは目を閉じ腕を組んで何か考えている。
「まぁ、とりあえずはお疲れでしょうから、お宿にご案内致します。明日、センバ商会にお越しください!」
そうそう、まずは宿で美味しいご飯だよ!!
タチ これだけ子連れで旅が出来ちゃうブルーメ様の凄いこと!
ユズ そうなの?
カヤ もちろんユズリハぼっちゃま達自身がお強いのも有りますが、女性1人に子供3人での旅は、なかなか…
ブル ふふん、アタシの凄さがわかったかい!
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