↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
もふもふ至上主義ですが、なにか?  作者: 犬丸 大福
エルフの里

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

7/36

ナイショはワクワク

更新が遅れて申し訳ございません…

「ばぁちゃん、あの子達、来なくなったね?」


王子様たちと遊ぶ約束をしてから3日。

それまでは、桜子の〝風ばりあー〞のおかげで僕が気づかなかっただけで毎日来てたらしいけど、次の日から、来なくなった。


僕、他の子と遊ぶの楽しみにしてたのに。


「くぅん?」「わふっ」

松雪がすりすりして、栗之助が膝にお手をくれた。


「松雪達と遊ぶのが一番楽しいよ!ただ、新しい子達とも遊んでみたかっただけだよ!」

僕は2匹にダイブする。

「もふもふぅぅぅ大好きぃ」「「わっふ♪」」

そうだろう、そうだろう、って感じで2匹は受け入れてくれる。

ああ、しあわせ。


「まぁねぇ、予想出来た事ではあるね。

ハーフエルフがなんでダメか?なんて、そんなの〝嫌いだから〞としか言いようがないけど、子供にそんな理由言えないだろう?

言ったら最後、〝じゃぁ僕は嫌いじゃないから遊んでくる〞ってなるさ。


だから、〝かかわっちゃダメ〞に、変えたんだろうさ。


さぁ、あの子達は根性見せるかねぇ?」

くっくっくって、ばぁちゃんは笑いながら


「ただ待ってたってしょうがない。魔力制御泥遊びをしながら待とう!

ユズリハ、今日こそは形を作れるといいねぇ?」


おおお!そうだよ、いっつも魔力切れて途中で寝ちゃうんだ。

今日こそは、いぬを作る!


「おいおい、最初は犬なんて難しいもんじゃなくて、丸を二つ重ねて雪だるまにしときなよ。だから魔力切れおこすんじゃないかい?」


「あ、なるほど。よし、まんまる作るぞぉ!!」「わふ♪」「わふっわふっわふ!」


松雪が隣で見ててくれて、栗之助は相変わらず自分で出した泥を掘って掘って掘りまくり、

「栗之助!後でちゃんと戻しとくんだよ!」「わんっ!」

ばぁちゃんに注意されながらも、まだ掘ってる。


「こ~ねこねこね泥をこね~。まんまるお腹の、おなか?ちがうちがう、まんまるな~まんまるってなんだろうなぁ?あ!おつきさま~」


「…だんごは食わしたことなかったかね?泥は団子が基本じゃないかい?」

ばぁちゃんが腕を組んで首をかしげてるけど、まぁいいや。今日はうまくいきそうな気がする。


「まんまるおつきさまみて はぁねぇるぅ♪」

僕は楽しくなって歌いながら泥をこねる。


「…この子、もしかしたら転生者かい?さっきのは○ニョだし、今のは十五夜の童謡じゃないかい?

でも全く自覚はないね?記憶は戻ってない?でも奥底にはある感じかい?

…いいねぇ!

魔法の鍛えがいがありそうだよ!!」


ふとばぁちゃんを見上げた。背中がぞわぞわってなったよ!ばぁちゃん、笑顔がコワイよ!


「失礼な、こんなにいい女を目の前にして顔がコワイはないだろう?」


ばぁちゃん、アツがコワイよ!!


「おい!!泥遊びか?子供だな!約束したからな!!遊びに来てやったぞ!!」


いきなりそんな声がしたと思ったら、王子様とおともだちがそばに来てた!!


「わぁぁ!!王子様!遅かったね!待ってたよ!!」

僕は嬉しくなって王子様に抱きついた。


「おい!私の名前は〝おうじ〞じゃない!カクトゥスだ!カクトゥス様と呼べ!

それから遅くなったのは、し、仕方がなかったんだ!私達にはべんきょうがあるからな!」

王子様は胸をはって言ってる。


「かちゅす?」「カクトゥス!」「かくす?」「カクトゥス!」「かす!!」「お前、わざとか?!!」


「ユズリハにはまだカクトゥスは言いづらいんだろうよ。っぷ、カスでいいんじゃないか?」


「そうか、お前はまだ子供か、私よりちびだものな!よし、愛称で呼ぶことを許してやろう!トゥース様と呼べ!」


「よりによって難しい方を愛称にするんじゃないよ!」


「ちゅすさま!」

僕は堂々と手を上げて答えた。


「…微妙だな」「ブッファ」「ちゅす…」「ちゅすって言った、ちゅすって」

ちゅすさまは腕を組もうとして組めてないけど、なんか、おともだちがお口を押さえてる。え?僕笑われてる?


「カク様ならいえるのか?」「カクさん!」「…スケさんは居ないのかい?」

ばぁちゃんの言葉に


「ハイハイ!俺はビルケス!スケさんでもいいよ!」

おともだちの1人が手を上げて答える。


「そしたらヤシチも欲しくなるじゃないか…」

ばぁちゃんがブツブツ言ってるけど、みんな自己紹介を始めた。


「僕はキーファ!」「僕がタンネ!」「私、パルメ。よろしくね。ハンカチ、持ってきたのよ。あとね、お礼にナッツ持ってきたわ」

「わああぁぁ!ありがとう!僕、ナッツ大好き!」

「よかった!」

「よりによって女の子がヤシ、ヤシチに近いじゃないかい…女の子ならオギンだろう…」

ばぁちゃんが相変わらずブツブツ言ってるけど、まぁいいや。


「よし、きょうはナイショで来たからな!時間は少ない!なにして遊ぶんだ!!」



え、カクさん達、ナイショで来たの?大丈夫?

お読み頂きありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。