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もふもふ至上主義ですが、なにか?  作者: 犬丸 大福
エルフの里

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ご~いんぐ まいうぇ~ 2

毎日、松雪達は順番にオギンちゃんを迎えに行き、オギンちゃんはアルパカと犬に挟まれて元気いっぱいやって来る。


「おはようございます!今日も1日よろしくお願いします!!ユズリハもおはよう!」「おはよう!」

オギンちゃんは、まずばぁちゃんに挨拶して僕に挨拶する。


「はい、おはよう。今日は松雪だったかい。ありがとうね。

オギンがこっちに通い始めて5日だ。そろそろカク達も来る頃だと思うんだがねぇ?老害の説得に手間取ってるか?やっぱりちょっと手助け(脅す)するべきかねぇ?

まぁ、今日はこれを使うよ!」


そう言って、ばぁちゃんが取り出したのは、ふわふわでちょっと大きめの羽毛。


「昨日、桜子に探してもらったのさ。


まずは、四角にフィールドを作る。ユズリハはこっち、オギンはそっちが陣地だよ。

そんでこの羽は、ほら、こうって風に浮くだろう?

風魔法で相手の陣地に飛ばす。相手の陣地内に落とせたら1点さ。ただし、魔法を使って良いのは自分の陣地内に羽がある間だ。

相手が取れないだろうほど勢い良く飛ばしても、相手の陣地の外に落ちたら、相手に1点だ。

でも、自分の陣地内で魔法を使って、変な方向に飛んじまったら、陣地から出て風魔法で戻すのは良いが、このセンターラインを超えて相手の方へ行っちゃダメだよ。

手で触ったり掴んでも相手に1点。使って良いのは風魔法のみだよ!


名付けて、ハネーボール!!3点取った方が勝ちだよ!

精霊と協力して頑張りな!!」


「もっふる!頑張りましょうね!ユズリハに勝つぞぉ!」「フ~ン!!」

オギンちゃん、やる気だね!


「かえで!羽を飛ばして遊ぶ試合だよ!一緒にオギンちゃんに勝とう!」

「にゃ!」『ユズリハがアタクシを頼っているんですもの、よろしくってよ!』


「それじゃ行くよ!最初に桜子が羽を飛ばすからね、陣地内に入ったら風魔法を使うんだよ!スタート!!」


ばぁちゃんがふわっと桜子に羽を飛ばすと、桜子は「わっふ♪」と一声吠えた。

するとふわふわと羽は僕とオギンちゃんのちょうど真ん中辺りに落ちてくる!


え?え?どっちの陣地だ?


「んにゃーー♪」『ナニあれ、気になるうぅぅぅ♪』


そう言ったかと思ったら、かえでは既にジャンプしてて、羽をキャッチしてしまってた。


「かえでぇぇぇ!!!」

僕、思わず叫んじゃったよ。


「んにゃ!ん"ん"にゃ!!」『なによ、動きなさいよ!ユズリハ!これ、まがい物よ!』

かえでは、羽をタシっと踏みつけて言ってるけど、


「ちがうちがう、そうじゃ、そうじゃなぁぁぁいぃ!!」

僕は頭を抱えちゃった。


「なるほど。アタシの認識不足だったね。猫に羽を使うゲームは無理だったみたいだ…」

「アハハハ!そうよね、ねこちゃんだものね!」

ばぁちゃんは手で目を覆って上を見上げ、オギンちゃんは大笑いしている。


「にゃ!んにゃ!!」『アタクシが本物を教えてあげるわ!わびすけ、行くわよ!!』

「わふっ?!」『なんでボク?!』

「にゃ!!」『アタクシの優美なもふもふが汚れたらどうすんのよ!!』


「かえで、捕まえに行かなくていいからぁぁ!!」


「にゃ!にゃにゃ!!」『遠慮しないで!捕まえるのはわびすけだから!さぁ、行くわよ!!』

「わっふぅ…」『仕方ないなぁ…』


あああ、かえでを頭に乗せたわびすけまで走り出してしまった…



マジで、ネズミとか捕まえて来ないでよぉぉぉ!

お読み頂きありがとうございます!

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