恭介
「お兄さん!メシご馳走するっすよ!」
「そんな、いいよいいよ!」
「なんか感謝の意を示したいんすけど」
「じゃあ、コーヒー買ってもらおうかな」
「もちろんっす」
「タバコは吸うの?」
「吸います」
「じゃあ、喫煙所でちょっと立ち話でもどう?」
「喜んで!」
俺らは台から離れて喫煙所に向かった。お兄さんに缶コーヒーをご馳走した。
「悪いね」
「いやいや!あと10本くらい買いましょうか?」
「そんなに飲めないよ(笑)」
喫煙所に入る。お兄さんはマルメンに火をつけた。俺も赤マルに火をつける。
「お、マルメンっすか?」
「あ、マルボロかぶりだね。マルボロって味が安定してるよね」
「わかります!」
「地元の人?」
「いや、全然地元じゃないっす」
「今日はこの辺に用事でもあったの?」
「いや~、なんというか、人生に悩んでて」
「なんだよそれ(笑)」
「実は彼女が妊娠しまして......」
「ふーん」
「なんか踏ん切りがつかないというか」
「なるほどね~」
坂下
「あ、俺、恭介って言います!一宮恭介!」
僕は違和感を感じた。一宮を名乗る、この青年。どことなくあの人に面影が似ている気がしなくもない。上背も同じくらいで体格が良い。172cmの自分は少し見上げる形になっている。
「いやいや、こういうところで本名名乗らないから。僕は坂下って言うよ」
「坂下さん!」
昨日、ノリでゲームに五万円課金してしまいました。ゲームのイベントが21時からあるんですけど、21時に寝るので参加できずじまいでした。なにやってんだ、俺。




