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恭介

 マユさんは嬉しそうな顔をしながら電話を切った。満面の笑みをこちらに向けてくる。

 「ボール拾い行くって!」

 「よかったですね」


 ぐ~。


 俺の腹が鳴った。マユさんはニヤリとした。

 「お昼ごはん一緒に食べる?」

 「いいっすよ、悪いです」

 「お姉さんはご機嫌なのだ。奢るよ」

 「まあ、断る理由もないっすけど」

 二人で近くのラーメン屋に入った。お昼だったので店は混んでいた。テーブル席へ案内される。

 「何食べる?」

 「じゃあ、煮干しラーメンでいいっすか?」

 「何でもいいよ」

 「じゃあ、それで」

 「私はチャーハンにしよ」

 店員さんを呼んで注文をした。少し待った後、料理が運ばれてきた。

オフラインの人生を、オンラインの人生より充実させてください。

2026年度ハーバード大学の卒業式スピーチです。この言葉を聞いたとき、僕はハッとしました。

頭の中ではネグレクトガールにどう課金するかしか考えていませんでした。

頭を少し切り換えます。オンラインに課金する前に、オフラインに課金するべきだなと。

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