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詩集  作者: 宮島ミツル
途上期
11/40

12 倦怠(アンニュイ)

さても踊りだすは楽園の

追放者さながら夢見の様


狂ったように冷酷な

アルマゲドンの花束をば

祭壇に飾りましょう


永遠を夢見ようとて

しからば点の坂月

同音異義語にさいなまれて

我が掌に暗黒を見出す


倦怠の果実を齧ったが如く

春眠のような揺りかごを虚構の彼方に


描こうとするのはアイドルの眼か

はたまた美辞麗句の鼻梁であるか


フランスの偉大なる詩人は

兎に角酔いなさいと仰った


紙面に滑るインキの気持ちは

雑踏の中で再現できようか


猛きものも塵の中で芥と仲良く

さあさあ輪になって


フロイデ!

馴染めぬものはこの輪から去るがいい!


幻覚にも甚だ似通った

聖者のごとくの血涙を

ワインと見立てて詩中に酔う


未成年は酒の酔いは知らずとも

青春の中に、言葉の中に

酔いを見つける


それを酔狂と呼ばずして、何と呼ぼうか!


されど凡夫が皆白昼の下に

マニュファクチュアにも目を向けず


愛を探すことをどうやって容認すれば


さりとて倦怠の海は深さを知らず

ただ当人を快楽に墜落死


でててきばってん

でらるるばってん

でんでらでででん

でんでこでんでん





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