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いや、良くない‼  作者: 野崎 コハク
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ペット1日目


「うわぁー‼うまそう‼いただきまーす」


徹のペットになった翌日、俺は徹と夕食を囲んでいた。今日は徹の家に泊まる予定だ。


目をキラキラさせながら並べられた夕食を食べていく俺をみて徹は微笑みながら言った。

「本当よく食べるのに全然太らないな。身長も伸びないけど」


確かによく食べる。でもそれは徹の作った料理が本当に美味しいからで余計に食べてしまう。

食べる割には身長は伸びない。目立ったスポーツをしていないせいか筋肉もつかない。

細くて、色白で、よく女の子と言われてしまう。


「身長の事言うな‼いいよな、徹は背高くて。俺の父さんもそんな低い訳じゃないのに何で伸びないんだろ」

「真琴は背が高くなりたいのか?女子にモテたいとか?」

徹は少し食いぎみに聞いてくる。

「うーん。だって背が高くて悩んでる奴しらないもん‼絶対高い方がいいんだよ」


暫く会話している間に皿の中は空になっていた。


「徹ー。夏休みなのに部活休みないの?」

そお言いながら俺は空いた皿を流し台に居る徹の所へ持っていく。

「あぁ。大会近いしな」


徹は中学校からバスケ部に入って、部員から信頼されていて、キャプテンもしていた。高校も県外からスカウトが来てたけど断って一番近くの高校に進学した。

入部時はそうでもなかったけど、うちの高校も県内では強豪になった。


「そっか。大変だな」

俺はつまらなさそうにソファに横になる。

俺だってスポーツは出来ない訳じゃない。中学の時は徹と一緒にバスケ部に入った。だけどある事件が原因でバスケ部をやめた。

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