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夢と現実

「なんでここがわかったんですか!」

ドアの前にいた美希さんに、叫ぶようにして言った。

「結雅に協力してもらったんだよ!今何時か分かってんのか?」

今まで何回もされた説教だが、今回は違う。

何故なら結雅さんが関係していたからだ。

なぜ美希さんが結雅さんの家を知っていたのか、

なぜ結雅さんがあの時僕に声をかけたのか、

その理由を考えている時、

「とりあえずここで立ち話もあれだし、リビング行かない?」

っと結雅さんが言ったので、僕は美希さんに連れられリビングに行った。

リビングへ着くなり、

美希さんに質問攻めをされた。

「お前の親が心配しないのはともかく、私たちは心配すんだよ!

第1にフォロワーは心配してんだよ、、」

「いくらフォロワーがいたとしても、会ったことがあるのは数人だけですし、

そんなのただの他人に過ぎないじゃないですか」

「たとえ他人だとしても少なからず泣くやつはいるんだよ」

そんなのいない。いるわけない。

僕は社会に見捨てられた。

「いるわけないですよ!

そんなやついても、どうせ僕に価値が無いってわかったら

勝手に消えていくだけですよ!

皆が皆あなたみたいな人じゃないんですよ、、、」

そう言うと、

美希さんは、言葉に詰まったのか、

結雅さんに助けを求めるように顔を見た

それに気づいた結雅さんは、

「帰るとこないなら俺の家泊まってく?」

っと、平然と言ってきた。

美希さんは、

何いってんだと言わんばかりに顔を引きつらせていた。

「お前日頃からそんなことしてんのか、、」

美希さんが呆れたように言った。

「そんなわけないじゃないですか!

逆に帰る場所ない子どもを放おって置くんですか!?」

「別に警察署とか他に色々方法あるだろ、」

さっきの熱気がなかったかのように、

冷静に返した美希さんだが、

「まぁ警察署に届けても親元に返されて終わりか。

なら怜、ここ泊まってけ」

っとさっきとは正反対の言葉を言い、

混乱する僕を見て薄気味悪い笑みを浮かべる2人に恐怖心を覚えた。

「でも僕替えの服とかないですし、

見た感じ3人もこの部屋で寝るのはキツイんじゃないですか?」

そう言って2人の方を見ると、美希さんがこちらを見ながらニヤケていた。

そしてさっき行った事を思い返して、、、

そして理解した。

「レン君〜、3人とは君と結雅と誰かなぁ

もしかして私もここに泊まると思っていたのかい?」

今のこの人に何を言っても無駄だと思い、

「あぁそうですよ!そう思いました!」

と、正直に答えた。

「君がそこまで正直なのは意外だったな」

この人は喋ることすべてがムカつく。

そう1人イラついていると、結雅さんが口を開いた。

「なんか勝手に話進んでますけど、僕は美希さんが泊まることを

許可した覚えありませんよ?!」

俺はいいんだと思いながら、美希さんの方をわざとらしい笑顔で見てあげた。

「な、何で私はダメなんだよ!これは差別だ、差別反対!!」

っと意味のわからない返答をした。

「何言ってるんですか!貴女今二十代ですよ?恥ずかしくないんですか」

という結雅さんの真っ当な意見が述べられた。

「第1、今日ここに泊まったら、仕事はどうするんですか?」

「そ、そこはどうにするさ、、きっと」

「こんな人でも仕事ができるなんて、

結雅さんに仕事ふぁあるのはわかりますけどねぇ」

世も末だ。僕の今の思いはかなり真っ当だと思った。


その後も結雅さんと美希さんの攻防戦は続き、、、

結雅さんが勝利した

「仕方ない、今日は結雅、お前に勝ちは譲ろう。だが次は私が怜を貰っていくからな!」

そんな売れないアニメの悪役みたいな台詞を吐いて、美希さんは帰ってった。

最後の言葉に寒気を感じたのは夜の寒さということにしておいた。

「2人きりだね」

語尾にハートが付いていそうなことを言った結雅さんが、先程よりもかなりの寒気を感じた。

「とりあえず俺はソファで寝るから怜は布団で寝な」

「わ、分かりました。」

自分がベットを使っていいのかと思ったが、

結雅さんが譲ってくれたので、お言葉に甘える事にした。

その後はコンビニで下着を買いに行き、

風呂を借り、パジャマは結雅さんの服を借りた。

まぁ色々してもらった。

ベッドに入り、何か喋りかけられるのかと思っていたが、

ないにも聞かれる事は無く、

自分がアニメの見過ぎだという事にして片付けて、目を瞑り朝を待った



投稿かなり遅れてすいません!

待ちわびていた方(居ないと思うけど)本当に申し訳ございません。

後半焦ってやったので誤字あったらコメで報告お願いします


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