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第四話 Embryo 02

Middle Phase


01◆ 支部長代理       シーンプレイヤー:菅野道明


GM: ということで、改めてここで、今回のミドルフェイズのルールを説明しますねー。

一同: はーい。


[ディレーム散布阻止ルール]

 ・地図上のマスの何処かにディレームの散布装置が設置されているので、まずはそれを発見する(現状わかっているのはC-3のみ)

 ・設置場所を発見した場合、その装置を解除するのに必要な技能を調べることが出来る(戦闘もあり得る)

 ・必要技能を調べなくても設置場所に行くことは可能だが、その場合、設置場所に行ってから必要技能が開示される

 ・ディレームが散布されてしまった場合、「酷いこと」が起こるので、なるべく少ないシーン数で発見・解除を行うことが望ましい



月島: 酷いことって、具体的には……。

GM: まあ、前回もちょっと言ってたかと思うんですが、1シーン中に侵蝕率がボコボコ上がるようなことが起こったり?

伊勢: まあ、ですよね。

GM: で! 今回、結構トリガーシーンが多いです。強制イベント等もありますが、こちらから提供するシーンについては、カウントに入れないんで、頑張って苦悩してください(笑)。

月島: よぉし、わかったぞー。

GM: あ、そうそう。散布場所の探索についてもルールがあるので、ここで説明しときましょう。


[散布場所探索ルール]

 ・「散布場所について」闇雲に探す場合の目標値 → <知覚>24

 ・座標を絞り込む場合 → <情報:警察>および<知識:ウイルス関係>目標値は不明

 ・散布場所を発見した後、そこで必要な技能を調査する場合の目標値 → <知覚>12

 ・1シーンにつき、1人1メジャーアクションが行える


GM: ま、他にも色々ルールがあるんですが、それはまあ、おいおい……ということで。

月島: これ、最大何個あるかっていうような情報は……。

GM: 来ると思ってました。実はそれも情報項目にあります。ので、調べるときに言います。

月島: ん、わかった。じゃあ、肝心なことをやっておこう。

冬也: ?

月島: PC間ロイス!!(一同笑)

GM: あ、すいません。すっかり忘れてました。オープニングの順番で結んでください。

伊勢: じゃあボクは菅野っちだねー。

菅野: お、嬢ちゃんか。

月島: 私はいつもどおり、嬉野君に。

冬也: ……伊勢さんっ!?

伊勢: すごぉい、珍しい!! 嬉野君がボクに興味持つなんて。

冬也: ……関係「味方?」(一同笑)

伊勢: なんだって!? ……って、こっちは初期ロイスの関係「へんな子」なんだけどね。

GM: まあ、なるべくシーン数少なく装置を解除していかないといけないんですが、自分からシーンを作っていかないと、話が進まないかもしれないので、注意してくださいねーということで。


       ◆         ◆        ◆


GM: では、改めましてミドルにいきましょう! シーンプレイヤーは菅野です。

月島: よし! 全員登場しよう!!

伊勢: 可能であれば。

冬也: そうっすね。

菅野: 侵蝕率は4アップです。

伊勢: 7上がったよ。

月島: 9……っ!?

冬也: 8あがりー。

GM: さて、場所は支部長室です。何故支部長室かと言うと、菅野宛に直接メールが来ます。差出人は霧谷です。

菅野: お?? はい、じゃあ行きましょ。

GM: で、何故そんなメールが届いているかといいますと、実はですね、八重樫が倒れました。

一同: !!

GM: 医師の診断によると、過労によるものだろうと。で、大事には至っていないんですが、相当憔悴しているらしく、現在休養中です。

一同: ……。

GM: で、霧谷は前回のミッションの結果を知っていることもありまして、“ヨルムンガンド”についても知っているわけなんですね。

菅野: うん。

GM: そこで、……第一話のときにも言ったんですが、支部長格なんですよ。

菅野: 誰が?

GM: (菅野に)YOU!!(一同笑)

月島: つまりは今回、支部長代理ってことだね。

GM: ピンポーン! つまり“ヨルムンガンド”に対して即時的に対応する必要性があると考えていて、霧谷から、その依頼をされるという形ですね。

菅野: うん……。

GM: キミが支部長室に到着すると、ディスプレイに霧谷の画像が浮かび上がります「集まっていただいたようですが……。」と口火を切って、今言った内容を話してくれるね。

冬也: うわー……。

GM: 「現在の八重樫支部長に無理に動いて頂くわけにはいきません。そこで申し訳ないのですが、前回のミッションの当事者である菅野さん達に、今回の件の対応をしていただきたいのです。」

月島: よかったね! 支部長代理!!

菅野: いやいや……。

伊勢: じゃあ支部長代理ぃ、追加情報だよぉ~って言いながら、C-3のディレームの情報を伝える。

GM: えー、プラス、ですね。“ヨルムンガンド”の詳細を思い出して欲しいんですが、ぶっちゃけて言うと、あれって一般人をオーヴァードにシフトアップしちゃおうって作戦だったんですね。

伊勢: うんうん。

GM: で、UGNとしてはこの事態を重く見ていまして、最悪の事態を想定して、市民の退避も準備しておきたいと考えていると。

菅野: おぉ……?

GM: そこでもう一つ追加! 調査に平行して、住民退避の為の手配を進めてもらいます。

菅野: なるほどねー……。


[市民退避手配ルール]

 ・住民退避自体は、<交渉>で目標値32

 ・<交渉>で8を出すと、部署との調整がついたという扱いになり、住民退避時の達成値に+4のボーナス(重複可)

 ・住民退避に失敗すると、逃げ遅れた市民は、ディレームに感染し、ジャームが増えることが予想される


GM: ということで、現在の四人のメンバーを上手く配置して、この事態に対処してください!

菅野: じゃあ、各関連のお役所に、代理が俺ですって話をして、住民退避があるかも、って話をしつつ、動く感じかな。

GM: だね。因みに皆さんからの、こんなこと出来ないかな? っていう提案は、随時受け付けております。

伊勢: はぁい! アンチ“ディレーム改”って作れる~?

月島: コラッ!!

伊勢: えええぇぇ!? なんでぇ~!?

GM: ……意外とですね、伊勢君はボクのシナリオ読めてるんじゃないかと思うんですが(笑)。

伊勢: はい?

GM: 実はそれも……今、この場所では出来ませんが、選択肢としてあります!

伊勢: あ、わかりましたー。

菅野: とりあえず、住民退避の準備をしつつ、調査を進めていきたいと思ってるんですが……。

伊勢: ボクは反対だな。

GM: そのこころは?

伊勢: 住民退避なんてしてたら調査の方に手が回らないでしょ?住民退避なんてしたところで、どうせこの辺の地域全部アババーになっちゃうんだから、みんなで頑張って装置止めようよ。(一同笑)


 あばばーって、何ですか?


月島: ま、他に質問あったらまず先にしちゃおうよ。……ないかな? では、今回は支部長代理に取りまとめていただくってことで。代理!!

冬也: 普通に菅野さんって呼んであげればいいのに、なんでまたわざわざ代理なんて呼ぶかなぁ?

月島: それは、「代理」と言ってみたかったからだよ(笑)。

菅野: ちなみに、このシーンでの調査は可能?

GM: 許可します。

一同: よかったぁ~(笑)。

GM: せっかく皆出てるし、そこまで鬼じゃないです。

月島: えと、まず全体でいくつあるかっていうのは何で調べられるのかな?

GM: それはですね、達成値次第になるんですが、まず一つの情報源として、都築が知ってます。

月島: おっ(と伊勢を見る)。

GM: 他の方法で情報を得ることも出来るんですが、その場合、目標値が高くなります。

月島: じゃあやっぱり都築さん経由で……。

伊勢: ま、そのうちトリガーイベントで都築さんが教えてくれるんだよ。

月島: いや、まずは皆で出来る限り情報を集めてから、一番効率のいい方法で止めていきたいと思ってるのね。

伊勢: あ、(GMに)ちなみにー、時間差ってあるの? 場所によって。

GM: はい、あります!

伊勢: ってことで、一刻も早くC-3潰しに行きたいんだよねー。

月島: もう、時間差はあるの前提で動こうとしてた(一同笑)。


 相変わらず素晴らしい勘で。


GM: 具体的には伏せますが、散布が始まるシーン数が違うんですね。各場所。

冬也: うん。

GM: なので、先に散布が始まる装置を先に止めておかないと、散布が始まります。

月島: だから、わざわざこんな「部分的に住民を退避させる」なんていうルールが存在するんだよね?

GM: そう。なので、先に散布が始まる区域の住民を上手く避難させられれば、立ち回るシーン数が稼げるかも? ってことだね。

伊勢: ここでちょっと、ディレーム研究者として聞きたいことがあるんですが、ディレームがヒト以外のものに感染して、それが変異して別の区域に…ってことは考えたほうがいいですよね?

GM: まあ、そうなんですが、このシナリオでは、考えなくていいです。

菅野: となると、方向変わるね……。

伊勢: C-3を最優先にしたいな。

月島: 伊勢さん、ディレームとか、FHとかの情報を持っていそうな人に心当たりありませんかねー? と話を振って、伊勢さんに都築からの情報を出してもらおう。

伊勢: ええええぇぇぇ!?

GM: えと、では、やることまとめましょうか。まず、伊勢さんの行動は?

伊勢: はい。都築京香に対して接触を取ろうとする、です。

月島: これで、散布場所の個数の確定をしたい。

菅野: で、そっから……。

月島: で、それを踏まえて、嬉野君と菅野さんで情報収集。私は美容室の予約があるから……(一同笑)冗談だよ。私は《要の陣形》+《導きの華》をするよ。

GM: じゃあ、決まっているところから処理していきましょう!

月島: あ、じゃあまず、《要の陣形》+《導きの華》を私以外の三人に! これで達成値+10!!

伊勢: 京香さぁん、ボク、メジャーアクション使わずに、その個数知りたいなぁ~。

GM: ……では、伊勢の携帯が鳴ります。

伊勢: お。もしーん。

GM: 『ダメです。』(一同笑)

伊勢: じゃあじゃあ、ダイス振るんでぇ、教えてくださぁい。

GM: 『では、達成値を教えてください?』ちなみに<交渉>です。

伊勢: (ダイスを振る)きた! クリティカル!! はっはっは……29。

GM: じゃあ、都築さんから電話が来まして『すいません、言うの忘れてました。』

伊勢: もう~、おっちょこちょいだなぁ、京香さんはぁ~。

月島: 嘘だよ! 意図的に秘匿してたんだよ、これは(笑)。

GM: 『こちらで掴んでいる散布場所なのですが、全部で五箇所です。』

菅野: 多いなー……。

伊勢: 最初の場所も含めてぇ?

GM: です。残りの場所は、ゼノスとしても、掴んでいないと。

伊勢: わかりましたぁ。じゃあ色々あって、そこの装置止めに行くよーって時には一報入れますんで、そっちの部隊と鉢合わせないようにしてくださいねぇ?

GM: 『ええ、わかりました。』というところで、達成値が非常に高かったんで、ボーナスです。メジャーアクションを消費せずに、ゼノスの部隊によって装置解除に使う技能調査を一回、行うことが出来ます。

伊勢: やったぁ~。

月島: ま、これは上手くいったら儲けもん、くらいで見とけばいいんじゃないかな。

GM: では次、他の方は何をしますか?

伊勢: えっと、まず、C-3にゼノス送って、技能調査をしてもらって、そこ止めに行くほうが良いんじゃないかと思うんですよー。

月島: じゃあ、ゼノスオプション先に使っちゃいまーす。

GM: はい。では、振れるダイスは6Dで、技能レベルは4。

冬也: 高っ!!

GM: 誰か代表で振ってください。

月島: じゃ伊勢。

伊勢: 12だよね? とう!!(ダイスを振る)あ、一個8がある!! ぴったし。

冬也: 危ねぇ……。

GM: では。そこは住宅街だと思ってください。で、その中に隠された装置を見つけるために、<知覚>の判定をしてもらいます。

月島: 見つかるまで探せってことだな。

伊勢: じゃあ、そこはボクが頑張って次のシーンで行くよぉ。

GM: さ、次行きますよー。嬉野君は何をしますか?

冬也: 自分は役に立てそうなのが、コネを持ってる警察くらいしかないので、場所を絞り込もうと思います。

月島: よし、いけっ!!

冬也: (ダイスを振る)……16、ですね。

GM: では最近情報収集を頑張った甲斐あってですね、警察関係者から建築資材の届け出案件の中で、規模に対して明らかに大量の資材が運び込まれている場所があるという情報を入手しました。

一同: おおっ!

GM: 場所は、C-1。観鏡環境大学です。

伊勢: きたー!!

GM: 「疑問には思ったのですが、書類上不備も無かったので通しまして……。」みたいな感じで、この情報を手に入れたと思ってください。

冬也: ありがとうございます!!

GM: さて、最後は菅野かな。

菅野: ではですね。C-1に対して、<知覚>の12を狙います!!

GM: はい、どぞー。

菅野: (ダイスを振る)達成値は15!!

GM: えー、実はですね。大学構内に、重要物質の管理棟っていうのが、気づいたら作られていまして。どうもそこにディレームが置かれているっていうのが判りました。

菅野: ん。

GM: で、実はこの大学はですね、スーパーコンピューターで管理されておりまして、当然この重要物質管理棟もそのスパコンで管理されてます。

伊勢: !!

GM: ぶっちゃけて言うとキーロックされてまして、これを解除しないと、ディレーム回収が出来ません!技能は<知識:ネットワーク><知識:機械工学><知識:コンピューター>で、達成値を出してください。

伊勢: うわー……。

月島: 【精神】高い人って実は居ないよね?

伊勢: ボクが3Dで一番高いね。

GM: では、このシーンは終わりかな?

一同: はーい。


02◆ 作戦開始!!       シーンプレイヤー:伊勢四郎


GM: では、2シーン目。こちらからのイベントは特にないので、引き続き、情報収集ですね。とりあえずシーンプレイヤーは伊勢君でいきましょうか。

伊勢: じゃあ、ボクが止めにいくシーンだねぇ

月島: どうせ全員登場だろ、ここは(ダイスを振る)……7っ! また高いなー。

菅野: とりあえずね(ダイスを振る)……これで、44。

冬也: (ダイスを振る)うわ!? また8っ!?

月島: 私はさっきと同じ行動でいいかな?

伊勢: 《要の陣形》あと何回使えるんですか?

月島: 1回。でも、早い段階で情報を出しておきたいのね。

伊勢: んーなるほど……。

月島: ま、今凄い勢いで侵蝕率伸びてるから、もしかしたら、ミドル中にもう一回使えるようになるかもしれないしってことで、これで侵蝕率が59%。さっきと同じコンボですー。

GM: やべぇ……計算どおりだ(一同爆笑)。

伊勢: じゃあ、ボクからいくよぉ? とC-3に行きまして……。

月島: (GMに)ねえ、この動きって厳密に言うと別シーンになりそうだけど、いいの?

GM: さすがにそれやっちゃうと、皆さん帰って来れなくなっちゃうかもしれないんで、それは同じシーンってことで良いですよ。

伊勢: じゃ、いきまーす!! (ダイスを振る)……21!

GM: それは判るなぁ……では。とある公園なんですけど、木立のところに、明らかに不穏当な黒い箱が。

伊勢: お、はっけ~ん。

月島: 分かりやすい……なんで見つからなかったんだろう?

伊勢: じゃスイッチオフにしときます。ぽちっとな。

GM: はい。まあ中を見ると、キミならすぐに判るだろうね。見慣れたディレームが。

伊勢: ああ、いたいた~。

GM: 「早く出たいなー。」みたいな。

伊勢: ダメぇ~(一同笑)。

GM: という形で、一箇所回収されました。

伊勢: みんなぁ、お土産持ってきたよ、ハイ!!(と菅野に渡す)

菅野: はいはい。

月島: よし、次行こうか!

冬也: さっきと同じコトします。<情報:警察>で判定!!

GM: どぞ。

冬也: (ダイスを振る)……ああ、さっきと一緒か。16です。

GM: では、もう一つ警察で判ったことがあります。何かと言うと、未届けの貨物船が居ることが判りました! 場所はD-1です!!

菅野: じゃあ、俺も警察いこうかな。情報収集チームを使用します!!

GM: これに成功すると、<情報:警察>の最後の情報が出ます。

菅野: (ダイスを振る)19っ!!

GM: それは判るなー。次の場所は、観鏡中央駅! B-3だね。そこにあります。

冬也: 駅か……。

伊勢: うーん……。

GM: えー、観鏡中央駅なんですが、ダイヤに乗っていない電車が、環状線をぐるぐると走行中です

伊勢: うわぁー……。

冬也: それ、すっごい危ないんじゃ……?

GM: 運転手が居ません!

菅野: 大騒ぎじゃん。

GM: だから見つかったんですね。で、止めるに止められなくて警察に連絡がきた、と。

菅野: と、いうことでこのシーンは終了かな?

GM: ですね。


03◆ 嬉野夏樹       シーンプレイヤー:嬉野冬也


GM: では、ちょっとイベントが発生しますよー。シーンプレイヤーは嬉野君です。

冬也: きたー!(ダイスを振る)……あ、1しか上がらない。良かったー。

GM: では、まあ今日のお仕事も一通り終わりまして、情報収集もたくさんしたことですし、空いた時間を使ってというか、夜―――なんでしょうね。指定された場所に来たと思ってください。

冬也: じゃあ、珍しく情報収集で役に立ったなー♪ と思いながら。

GM: (笑) えー、流石に、もう時間も遅いので周りは真っ暗です。が、この辺りには慣れたもので、幼い頃よく遊んでいたので、明かりが無くても歩いていけるぞーってな感じだと思ってください。

冬也: はい。

GM: その裏山の中でも一際大きな木の根元まで、君はやってきました。

冬也: ……そこに誰か居る?

GM: うん。キミと背格好が瓜二つの人物が、キミに背を向けて立っている。

冬也: 近づいていきます。

GM: キミが近づくと、その足音に、後ろを向いていた人物が振り返りますね「――――来たか、冬也。」

冬也: ……夏樹。

GM: 「久しぶりだな。」

冬也: 生きてたんだな……。

GM: 「ま、おかげさまでな。」ってところで、彼が纏っている雰囲気なんだけど、背丈なんかは、キミとそっくり。で、居なくなってから数年が経ってるんですけども、精悍さが増した感じだね。

月島: ここは、出会ったときの冬也君の感情をkwsk、だな。

冬也: んー……冬也は、夏樹が“処理”されたと聞かされていたので、驚くばっかりな感じなんですが――。

月島: 処理されたと、“聞かされていた”んだね?

GM: そうです。では、その辺りを演出していきましょうか。数年前の話になります。

月島: お!回想シーンだ……。

GM: 嬉野の双子なんですが、この実験棟に居た……まあ実験体というか。

冬也: 素体でした。

GM: という扱いを受けてました。ただまぁ、まだ幼いんで本人達がそういった説明を受けていないので、普通に遊んでる感じでしょうね。

冬也: はぁい。


 いつも裏山で遊んでいた二人は、その遊び場にもいい加減飽きてきていた。

そんなある日――――。

 「なあ、あそこ行ってみようぜ?」

夏樹が冬也を誘ったのは、八重樫から立ち入りを禁じられていた、UGNの研究棟地下施設だった。


冬也: えー? でもぉ……だいじょぶかなぁ?

GM: 「だいじょーぶだって!! バレなきゃ怒らんないって!!」

冬也: そーだけどさぁ……。

GM: 「詐欺ってのはバレなかったら無実なんだよ。」(一同笑)


 おい


月島: ちょっと双子の性格違いすぎねえ? 双子に見えないんだけど(笑)。(GMに)もうちょっと白くしてもらっていいかな?(一同爆笑)

GM: さーせん。

冬也: まあ、結果止めきれず、一緒に行くことになるわけですが。

GM: UGNの地下施設はですね、非常灯が点いているだけの薄暗い感じのところですね。キミと夏樹はそこを探検と称して進んでいくわけです。

冬也: 暗いなぁ……。

GM: で、しばらく歩くと、通路の向こうから警備員なのか、手に持った明かりをあちこち動かしながら誰かがやってくる。

冬也: げっ!

GM: 「やばっ! 隠れろっっ!!」と夏樹が言って、君を脇の部屋に引っ張り込みます。

冬也: ぅわぁっ!?(←引っ張られた)

GM: その部屋なんですが、端末が非常に沢山置かれている、まあデータを管理している電算室とかだと思ってください。自分の背丈以上の高さのコンピューターが立ち並ぶ部屋に入ってしまったということですね。

冬也: 機械は全然解んないので、ほえー……と見上げてます。

GM: 夏樹もそんなに強くないんでほえーっと見上げてるわけですが、ふいに「さっきのおっかなそうな大人が居なくなるまで、この部屋探検しよーぜ!!」と言い出す。

冬也: うんっ!

GM: というわけで、ちょっと探検した後、かくれんぼをすることになったと思いねぇ。

冬也: 二人かくれんぼ(笑)。はーい。

GM: 次は夏樹が鬼の番なんだけど、いつまで経ってもやってきません。

冬也: ……じゃあ隠れてたコードの束の後ろから出て、夏樹を探しに行きます。

GM: そうすると、一つだけ点いているディスプレイの端末があるんですが、それを覗き込んでいる夏樹を発見しますね。

冬也: 夏樹ー? お前がオニじゃーん! と言いつつ、夏樹に近づきます。

GM: キミが近づいてくると、「あ、ああ! ゴメンゴメン!! よし、じゃあ俺が鬼の番だなー!!」と言いながら、夏樹はキミを押し戻すような感じで、その端末から離れます。

冬也: ――――……?

GM: まあ、その後は、おっかないおじちゃんに見つかって怒られたわけですが。

冬也: はうー……ゲンコツ食らいました。

伊勢: ゲンコツで済めばいいけど……(笑)。

GM: その時以来なんですが、夏樹がキミのことを真剣な目で見つめることが多くなりましたね。なんとなくそのことには気づいていたんだけども、夏樹が何も言ってこないんで、特に何もしてなかったと思ってください。

冬也: (夏樹に)………すきなの?

GM: 「いや、お前のことは、そりゃ好きだよ?」(一同笑)

冬也: なんて話もしつつ(笑)。

GM: では、最後の日の演出になります。その日は戦闘訓練でした。

冬也: はい。

GM: キミがやっと拳に《蒼き悪魔》1レベルを灯せるように……。

冬也: やった!! 技でたっ!!

月島: 蒼き小悪魔(一同笑)。

GM: まあそんなキミに対して、夏樹は拳に炎を纏わせて攻撃する。

冬也: ああ……向こうの方が強い。

GM: で、戦闘訓練のはずなんですが、明らかに本気で攻撃をしてきているのが判る。

冬也: 夏樹っ? どーしたんだよっ!? と言いつつ、避けたり、小悪魔使うしかないだろうなー。

GM: 「……。」夏樹は無言のまま、拳を繰り出してくる。で、君の小悪魔の攻撃で夏樹もダメージを食らうんだけども、それを意に介さず攻撃を続けてくる感じだね。

月島: ドカッ! ゴスッ!!(←拳)ぴよぴよぴよ……(←小悪魔)(一同笑)

冬也: その音じゃあ倒せる気がしない……(笑)。

GM: で、あるとき、その均衡が崩れます。というのも、キミの放った拳と夏樹の放った拳が、クロスカウンターに!!

月島: ドガぁっ!! ぴよぴよぴよぴよ……(一同爆笑)。

GM: 夏樹はそこで、構えを解く。

冬也: こちらは、どしゃあっと倒れる。

GM: 「――――っ、なんで、お前が……!」と一言呟くと、夏樹は踵を反して施設から走って逃げていく。

冬也: 夏樹ぃっ!!

GM: 夏樹はそのまま、UGN施設からの脱走を企てます。で、戦闘能力だけで言えばチルドレンの中でもピカイチだった夏樹は、この脱走に成功しました。

冬也: なつ、き……。

GM: ということを、成長した夏樹と会ったことで思い出したと思ってください。

冬也: では、普通に近づきつつ……生きて、たんだな。

GM: 彼の雰囲気は、キミの知っている頃の夏樹のままだと捉えてもらって結構です。

冬也: おぉ……よかった。変わってない感じか。ほっとします。

GM: 「今もUGNに――――……お前のことだから、居るんだろうな。」

冬也: うん、最近任務にも参加するようになっだんだ。

GM: 「そうか。……上手くやってるみたいだな。」

冬也: 夏樹は?

GM: 「……あれから色々あってね。今は――――うーん、これ言っちゃっていいのかなぁ?」

冬也: ――――?

GM: 「今、俺はFHにいるんだ。」

冬也: ……あの人―――――“コマンダー”、と?

GM: 「まあ、そういうことになるか。俺の上司が、あの人ってことになるんだろうな。」

冬也: この手紙、出したの夏樹だよな?

GM: 「ああ。ちょっとお前と話がしたくてな。あのまま、何も言わずに逃げちゃったから、とりあえず俺が居るってことを教えておこうと思ってさ。」口調とかから見るに、君に対して敵対的な意識は持ってないみたいだね。どっちかって言うと友好的。本当に、昔のままって感じ。

冬也: ………今、オレがFHの作戦を阻止しようとしてるのは、知ってる?

GM: 「もちろん。今、俺がやってる作戦が、まさにソレだからな。」

冬也: そっか……。――――なあ、夏樹。あの時「何でお前が」って言ってたよな? あれって、どういう……。

GM: 「それについて説明すると、なかなか込み入った話になるんだ。ただ――――あの時はああするしかなかった。俺ら二人が一緒にあそこに居ちゃ、いけなかったんだ。だから、俺はあそこを離れた。」

冬也: どういう……ことだ?

GM: 「まあ、いきなりこんなこと言われてもアレかもしんないけど、俺が言いたかったことは、もう一つあるんだ。」

冬也: ん?

GM: 「改めて、俺らが離れてる必要ってないよな?」

冬也: もう、さっき言ってた一緒に居ちゃダメな理由、なくなったのか?

GM: 「んー……なくなったというか………どっちかっていうと、進行形かな。」

冬也: ……?

GM: 「ただ――――一箇所、俺らが一緒に居られる場所があるんだ。」

冬也: それって……。

GM: 「こっち側、だよ。」

冬也: ――――っ!

GM: そう言ってる夏樹はですね、単純にFHにキミを勧誘してるんじゃなくて、あくまでもキミのことを考えた上で、FHなら、一緒に居られるよと純粋に提案している感じだね。彼としても、一緒に居たいんだろうなというのは感じる。

冬也: ちょ……っと、待ってよ……。

GM: 「まぁな。いきなりこんなこと言っても、お前が今UGNに居るっていうのは俺も認識してるから、考える時間をやるよ。また会うこともあるだろうから、その時に回答してくれ。」

冬也: ――――……わかった。

GM: 「いい返事を期待してるぜ?」と言うと、夏樹は去っていく。

冬也: ……。


 去っていく夏樹の後姿が完全に見えなくなるまで、冬也はそこを動くことが出来なかった。

FHでならば――――――オレは夏樹といられる、のか……?

暗闇に投げかけた問いに、答えるものは誰も居なかった。


   ◆         ◆         ◆


冬也: うあああああ!! これは、悩むっっ!!(笑)

GM: おほほほほ。まあ、悩んでくださいな。あ、ちなみにキミは蒼い炎を纏うんですが、夏樹は紅い炎を纏っていたことを思い出していいですよ。

冬也: サラマンダーさんですね。……ピュア?

GM: 違います!

月島: 強そうだよね。

GM: 戦闘力はですね、その当時チルドレンの中でトップだった子です…………死ね!!(一同笑)

月島: あれだ!! 戦うときに、冬也も、「オレだって今までとは違う!」とか言って、蒼き大悪魔を召還!!

一同: ええええ!?

月島: (胸の前で腕組みをしつつ野太い声で)「また会ったな。」(一同爆笑)

伊勢: 昔のこと覚えてるんだ、悪魔。

月島: (野太い声で)「食らえ!! ぴいーっ!!!」

一同: 大悪魔、鳴いたーーーっ!!

月島: って、《蒼き悪魔》って、絶対こんなエフェクトじゃないよな(笑)


04◆ 転機        シーンプレイヤー:月島涼


GM: では、次のシーンですね。こちらからのシーンではないので、情報収集するなり、好きにしてくださーい。

月島: よし! とりあえず全員登場するか!

GM: あ、シーンプレイヤーは月島です。

月島: えい!(ダイスを振る)9っ!? ……超ハイペース。もうダイスボーナス来た。

GM: でも、皆大体60%くらいでしょ?

冬也: 登場シーン数、全員ほぼ一緒ですしね。

月島: よし! じゃあ、何をするか考えよっか。まず、五個目の場所の特定ですね。

伊勢: それはボクの仕事だねぇ。

月島: その上で、退避させるか調査するか決めよう。

伊勢: では、<知識:レネゲイド>を使います! どこから散布したら効率が良いんだろう? みたいなことを考えつつ、いきます!(ダイスを振る)……14ですね。

GM: はい、わかります。ていうかですね。ちょっとMindさんが恐ろしいです、最近。

伊勢: ん?

GM: あのですね。ウイルスの特性から、何処から散布したら最も効率がよいかという観点で調べることが出来ました。っていうのを先に言われた。

伊勢: そりゃあ、研究者ですから(笑)。

GM: で、判ることなんですが、この季節ですと、観鏡市の地形上、海からの風が強いので、その方向から散布すると、最も効率が良いんですね。場所は、D-3。

冬也: ……あれ? これ、ここから自分に何をしろと?

伊勢: ああ、【感覚】1だもんね。<知覚>で12出ないか。

冬也: 唯一判明してる【精神】判定のところに行ってくる?

伊勢: いや、いっそ判ってないところに行って、【肉体】判定だったらラッキーみたいな感じで。

冬也: 漢探知をしろ、と!

月島: ちょっと、いきなりギャンブルってどういうことよ?(一同笑)

GM: さて、どうしますか?

月島: <知覚>の12を狙っていきたいところだけど、私はほぼ無理なので……そうか、退避に向けての下準備か、あるいは<調達>だね。来るべき聖戦に向けて……。

冬也: この中で、<知覚>に成功する可能性がある人は?

月島: 伊勢さん(即答)

伊勢: タイタス昇華すれば皆いけるよ。

月島: ……よし、駅は多分【肉体】だ!(←何の根拠もない)

伊勢: (冬也に)よし、じゃあ漢探知、いってこい!

冬也: んじゃ、行ってこようかな。駅に漢探索しに行きます(笑)。

GM: では、観鏡中央駅の駅長さんが、「待ってました。」と困っている感じで言ってくるね。

冬也: 問題の電車は?

GM: まあ、話したとおり、環状線をぐるぐる回っている不審車両がある、と。で、そういう車両って普通は外部からのコントロールが出来るものなんだけれども、その車両は、そういったことが一切出来ない状況です。

冬也: ふむ。

GM: なので、この電車に飛び乗って、中に仕掛けられているだろうディレームを回収する必要があります。

月島: ほら来た!!

GM: 結論を言いますと、【肉体】を使って判定していただきます。

冬也: ハイ……。

GM: あ、失敗すると電車から落ちるんで、ダメージ食らいます。

冬也: きゃー!

月島: ……(何かを考えている)よぉし!読みきったっ!! 駅が【肉体】で確定すれば、もう読めた!!

伊勢: おぉ~。

冬也: いきます! とう!!(ダイスを振る)……う、低いな。7です。これは落ちる気がするよね?

GM: そうするとですね……。

月島: ちょっと待て!!《妖精の手》を使おう!

一同: おおっ!?

冬也: ありがとう!!(ダイスを振る)……達成値が、17になる!!

GM: ぐうっ……(笑)! ではですね、丁度暴走電車が走ってきたところに、高架から飛び乗ろうとししまして……。

月島: かっこいいな。

GM: まあ、上手く飛び乗ることが出来ました! 中は当然、乗客は勿論、車掌や運転手なんかも居ない状態ですね。

月島: これ、もう一回判定とかあったらイヤだよね……。

GM: ないですよ。運転席のところに行くと、機械に繋がれた何かがあって、その横に、先程伊勢君が回収したような、アタッシェケースがあって、その中にディレームが入っていることが判ります。

冬也: お、あった!

GM: これで、観鏡中央駅の分は回収されました!!

冬也: ああ、よかったぁ。ありがとう、月島さん……。

月島: うむ。

GM: では、残りの人は?

月島: では、月島案言いまーす!! まず、船舶。ここに行くと、戦闘になります。


 ……はい?


一同: ほうほう。

月島: で、ミラーランドは多分人が多いんで、<交渉>か<知覚>になります。

伊勢: でも、<知覚>はもう既にあったから……。

月島: うん。恐らく【社会】を使うんじゃないかな。ということで! 私ミラーランド行きますんで!!

GM: なります、って……俺、一言もそんなん言ってないのに(一同笑)。

月島: いや、この読みがガツーンと外れてたら、それはそれで面白いじゃん? だから私はどっちに転んでもいいのです(一同笑。)

GM: そうかい。

月島: (菅野に)じゃあさ、もしミラーランドで戦闘起こったら、来てよ。

菅野: いいよ?

月島: じゃあ、私がミラーランドに行きます!!

GM: はい。ミラーランドに来ました!

月島: ♪てってれてってーてってれてれてれ……(←某テーマパークのパレードの音楽)

一同: こらこら!!

GM: えー、ミラーランドに着くとですね、《ワーディング》が張られていることが判ります。

月島: どおおおっ!? 《ワーディング》っ!?

GM: 張られている場所はですね、ミラーランドのあるひとつのアトラクションです。アトラクション名は、ボルケーノ。

月島: ……。

GM: 火山を模したアトラクションで、内部をトロッコで登っていって、最後に火口から滑り落ちる、という造りになっています。

月島: で?

GM: で、ですね。実はここ、複数のスキルが必要になります。

月島: ほう。

GM: 具体的に言うと、アトラクションに乗って行って、恐らく火口部分にあるディレームを回収するという判定になります。

月島: うん。

GM: で、アトラクション内で必要なの技能ですが……<知覚>と<運転>。

月島: どっちも壊滅的(笑)。

GM: 重要なのは<運転>です。

菅野: ミラーランドに登場しまーす。ちょっと西森さんにメールで、「どんな感じー? 元気ー? こっちはこんな感じだけどー。」みたいのを送りつつ。

GM: はい。西森からの返信は、ないですね。

菅野: 了解。

月島: よし! じゃあ……さあ代理! アレに乗ろう。あ! 折角なので、菅野の腕を無理矢理に組んで、菅野の頭に動物の耳を模したカチューシャを……(一同爆笑)。

菅野: ……(←されるがまま)。

月島: で、私はこう、左側にポップコーンのバケットを持ってですね、アトラクションに乗り込みます。

伊勢: やる気がない(笑)。

冬也: 見た目、完全にただのデートだ。

月島: ただし、目は凄いマジです。

菅野: じょ……嬢ちゃん?

月島: いい? 代理。あの人はトロッコから手を出すなとか言ってるけど、一切気にしちゃダメ。見つけたら即奪い取る! それが私たちのやり方!! オッケーね?(一同爆笑)

冬也: なんか、キャラ変わってる……。

伊勢: かっこいいよぉ。

菅野: 嬢ちゃーん、帰ってこーい?

月島: よし、じゃあ行くわよ! 作戦としては私が《導きの華》を使うから、それを使って判定をする!! いいわね? 代理。ガコン! ガクン、ガクン、ガクン……あ、あああ……キャーッ!!《導きの華》ああぁぁっっ!!(一同爆笑)

GM: いや、別に、ジェットコースターではないんだけどね

月島: あ、そうなの?

GM: さて、このアトラクション、複数名が一つのトロッコに乗ることになるので、<運転>する人を決めてください。

月島: 運転者は菅野さんです。

GM: はい。ではまず、アトラクションの一階層目です。真っ暗な中、トロッコでゴトンゴトンと進んでいきます。その時! 菅野は多分、歴戦の戦士なので、気づくと思います。

菅野: きゃー!!

GM: 首筋の裏辺りがチリチリとしますね。ぶっちゃけて言うと、射撃されます!

菅野: うおぉ……はいよっ。

GM: <知覚>10に成功すると、射撃場所が判明します。

菅野: 振れるのは俺だけ?

GM: いえ、あくまで運転者が菅野、というだけなので、<知覚>は二人とも振っても構いません。

月島: あ、一応振ってみてもいい、ってこと?

GM: そう。

菅野: (ダイスを振る)…7しか出ないね。

月島: (ダイスを振る)9っっ!! ……ま、いいよ。当たっとけよ。死にゃあしねえよ(一同笑)。

GM: では、気づくことが出来なかったので。達成値いきますよー。

月島: すごいね、リアルに危険のあるアトラクション……あれ? そういえば《ワーディング》張ってあるって言ったよね? 従業員どんなことになってんだ?

GM: (淡白に)さあ?(ダイスを振る)達成値は20! 回避は<運転>になります!

菅野: 《磁力結界》!!

GM: じゃ、二人にダメージね。(ダイスを振る)24点!!

月島: お、12点抜けてきた! 結構いいダメージだねー……。

菅野: こっちは10点くらった。

GM: えー、では。2階層目です。どんどんと上に登っていくとですね、後方から別のトロッコが迫ってきます。

月島: はい。

GM: 迫ってくるんですが! 菅野君は歴戦の戦士なのでこれに気づくことができます。

伊勢: ダメな前振りだよね、これは(笑)。

GM: 恐らくですね、あのトロッコには爆弾が搭載されております。

月島: うわあー……これ、皆で来たら楽しかったね(笑)。

伊勢: 確かに。

GM: ルールですが、追いつかれると爆発します! 判定は、後ろのトロッコとの《運転》対決です!

菅野: 了解。

GM: 当然ながら、爆発するとダメージ。更に、このアトラクションが故障してしまうので、ミッションの遂行が不可能になります。

冬也: 絶対勝て、ってことか……。

菅野: こちらは7D。

GM: こっちは4D+技能レベル!!(ダイスを振る)ああーっ!? 何この、出目!? 2、2、2、4って!?(一同笑)

菅野: こっちは(ダイスを振る)10…20、の26!!

GM: さすがに無理っす……。達成値こっちは8です。ということで無事、爆弾トロッコを振り切ることが出来ました!

伊勢: 素晴らしい。

GM: では! 3階層目!! もう火口付近です! 前方に、火口にあたる所の明かりが見えてきました。

菅野: うん。

GM: なんですけども、その明かりが、段々小さくなっていくのが判りますね。

月島: うわー……。

GM: シャッターが閉じてきています。閉じきる前に、シャッターを潜り抜けなければいけません。<運転>で3回判定をしてもらって、その合計値が40になると成功です。失敗すると、そのままミッション失敗です。よろしく。

月島: よし。《導きの華》ぁーっ!!

菅野: これでいけるだろ。一回目!(ダイスを振る)……クリティカルして、26!

月島: 残り、14!

菅野: 二回目は(ダイスを振る)……9。

月島: いいところでしょ。

菅野: ラスト!(ダイスを振る)……クリティカルして、クリア!!

GM: では、シャッターが閉じる前に、菅野はトロッコを滑り込ませることに成功しました!

菅野: で? 嬢ちゃん、例のブツはどこだい?

月島: ……さあ? ごめん、ほぼ目が開いてなかった。だってコワイんだもん……(一同笑)。

GM: はい、で。アトラクションの出口だと思ってください。火口の周りに足場があって、下まで吹き抜け状のホールになってる感じですね。

月島: おおー……なんか、下からロボットが飛び出してきそうだよね。

GM: 丁度、君らが降り立ったところの正反対側に、一人の男が立っているのが見えます。

菅野: お?

GM: 君らは前回見てると思うんですが、研究者、桐生孝之ですね。

伊勢: あぁん、何故ボクが居ないのぉ?

月島: えーと、手数の都合(笑)。

菅野: 随分とまた手の込んだ魔界図だったねー、このアトラクション。

GM: 「楽しんでもらえて何よりだよ。だが、我々の仕掛けた最大のアトラクションは、まだ終わってはいないだろう?」

月島: ねえ代理、あれ凄いリアルだねー(一同爆笑)。


 蝋人形じゃねぇよ。


菅野: (桐生に)で、とりあえずこのアトラクションクリアの報酬はどこかな?

GM: 「ここにある。」桐生の近くに、散布の装置と繋がった状態で置いてあるね。「止められるものなら、止めてみるがいい!!」

伊勢: まさか、ここで戦闘……?

GM: 戦闘っちゃー戦闘かな? ここでは、散布機器の破壊を行う必要があります。場に居る全員のメジャーアクション一回分の行動で、破壊してください。装甲値12点で、HP30!!

冬也: いっ!?

伊勢: なんてことだ……っ! えーと、全部で42点叩き出せばいい。菅野さんが本気で打ち込めば、いけないことはない!

菅野: ただねー、HP10しか減ってないんだよねー。で、十字剣は100%超えないと使えない。

GM: (嬉しそうに)ジェネシフト! ジェネシフト!

月島: ありだな。ジェネシフト。

GM: ジェネシフト! ジェネシフトっ♪(←めっさ楽しそう)

月島: 後は、私がジェネシフトして、80%まで持っていって、《狂戦士》を使うって手がある。

伊勢: 一回攻撃して、ダメだったら、「また戻ってくるからなー!!」って言って、一度、トロッコでここ抜けちゃうとか。

冬也: 駄目な敵役か(笑)。

月島: あれ? これ失敗するとどうなるの?

GM: そりゃ散布されるだろ。

月島: ……ですよね。

冬也: 桐生、この場にいるわけですしね。

月島: うん、よし! 私がジェネシフトして、《狂戦士》使うよ。ただそうすると私がクライマックスで何も出来なくなるから……。

伊勢: それはマズイ……。

月島: まず、ジェネシフト。これ、2Dで8増えなかったら、諦めて?

伊勢: まあ、それはしょうがないよね。

月島: とう!!(ダイスを振る)……っ、すげー上がった!! そして《狂戦士》を使って、現在96%!(一同笑)

冬也: すげー……。

月島: はい、これで、クリティカル値が下がって、更に、ダイスが8D増えまーす。

伊勢: これは大きい。

菅野: ん。では今の支援を頂きまして、《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アタックプログラム》に《雷鳴の申し子》をのせまして、攻撃っ!

GM: はい、達成値どぞー。

菅野: 13D+18!

GM: ほうほう。まあ、いけなくはない数字だね。

菅野: クリティカル値7で判定!!(ダイスを振る)……低いか? 出目が31で、現在達成値49!

月島: てことは、ダメージは5D+19?

菅野: です。で42出さなきゃいけないから……。

GM: 大体期待値ですねー。

月島: いいんじゃね? いけるいける。

菅野: いや。桐生孝之にロイスをとって、即タイタス化、昇華! 達成値を上げる!!

GM: 憎んでいただいて光栄です。

月島: 逆に考えると、二人の労力でここを止められたっていうのは相当でかいと思うよ。

GM: うん。実は僕、ここにあと嬉野君が居る想定で作ってます。

冬也: ですよね。そんな気はしてた。

菅野: これで、達成値が57になったので、ダメージは6D+19!!

GM: よし! これで失敗したら諦めろ(一同笑)。

菅野: おりゃ!!(ダイスを振る)……お、出目は29っ!! なので、48ダメージ!

GM: おお、6点オーバーだね。ということで無事、装置を壊すことが出来ました!

菅野: で、私が黒焦げになって倒れます。で、《リザレクト》。

GM: では、そんな様子を笑みを浮かべながら見ている桐生孝之なんですが、「……止められたか。」と呟くと、カツカツと足音を立てて吹き抜けの方へ向かって歩いてます。

月島: これは何か、ボケなきゃいけないんだな。考えとく(一同笑)。

GM: 別にオチを求めてるわけじゃないよ? えー、桐生は君たちに「何故そうまでして我々の行動を止めようとする? 君らがUGNだからか? それとも、我々がFHだから止めたいのか?」と聞いてくる。

菅野: 他の連中がどう思ってるかは知らないけど、俺はここに居たいからねぇ。

GM: 「ここでディレームが散布されたからといって、君らが死ぬわけではない。当然、ジャーム化してしまうものは出るだろうが、『そこにある』という意味では、変わらないだろう? ……君らの望みは何なのだ?」

菅野: もう既に変わっちまってるモンだからこそ、変えたくないんだよ。

GM: 「人間、変わることを恐れていては、進化の袋小路に入ってしまうよ。」と、狂信的な笑みを浮かべる桐生。

伊勢: ボクも同じコト言いそう。

月島: (笑顔で伊勢に)ごめん、消えてくれるかな?(一同爆笑)

菅野: ただ少なくとも、他人から強制的に変わらされるものじゃないだろう? 今回のことに関しては、自然な進化じゃないよ

GM: 「では言うが、有史以来、火というモノを手に入れたこと、鉄の加工技術を手に入れたこと、それによって戦争という文化を生み出したこと。これらと同等に考えれば、今回のこともまた、自然な進化とは言えないかね?」

月島: ……私は台無しになるからこの会話には参加しない。月島としての答えは持ってるけどね。聞かれたら答えるけど、敢えて参加はしないよ。

伊勢: ボクはあっち(桐生サイド)に行きたくてしょーがない(一同笑)。

GM: 「自然でない進化など、あり得ないと思わないかね? 手に入れるべくして、手に入れた技術だろう?」

菅野: 火やら鉄やらに関しては、人類全体が手に入れた技術だが、ディレーム…レネゲイドは手に入れた一部の人間が、持たざる他者に対して強制的に進化をさせようとしているものだ。それは違うよ。

GM: 「偽善だ。」

菅野: 偽善の何が悪い?

月島: 進化とは外的要因によってもたらされるものだという意味では、筋は通ってるんだよね。だから、違うところから反論しないと、勝てないよ(一同笑)。

菅野: 所詮、君の言ってることは、傲慢に過ぎないよ。

GM: 「気づいたものが動く。これが、能力のある者のあるべき姿じゃないかね?」

月島: うーん……どうしよどうしよ……。もうちょっと様子を見ていよう。

GM: 「UGNがそうした保守的な考えになっているからこそ、今、日本のFHにコードウェル博士が来て、君らは組織としての理念を失ったんじゃないのかね?」

菅野: 最初に創った者の思想と、実際に築き上げてきた者の思想が違ってきたからといって、組織全体が覆るっていうのがおかしいんじゃないかと、俺は思うよ。

GM: 「(にやりと笑って)言っていることの矛盾に気が付かないかね? 創ったときの理念が失われている時点で、その組織に意味はないのだよ。」

菅野: ……。

冬也: (小声で)ヤバイ……中の人が向こう(桐生サイド)に行きたい。あ、キャラ的には違いますよ?

月島: なんか、菅野にパイルダーオンしたくなってきた!(一同爆笑)

伊勢: 月島っぽく言えばいいじゃないですか。

月島: だって、月島だったら組織論に言及するようなこと言わないもの。だから菅野にやってもらったほうが良いんだけど、きっとこの内容だと論破されるなと思って……。

伊勢: というか、知識系の人にパワー系の人が議論で勝つのは、難しい感じしますよね。

月島: あ! じゃあ一喝すればいいんじゃないでしょうか!?

菅野: まあ、こんなところで話をしたって、お互いの意見が短時間で変わるわけもない。結局、やることは変わらないんじゃないのかい?

GM: 「……では、初志貫徹しようか。」と言うと、再び吹き抜けの方へと歩き出すね。

菅野: お手柔らかに頼むよ?

GM: では、そのまま飛び降ります。

一同: っ!?

GM: では、暗闇の中に桐生の白衣が消えていったところで、シーンが閉じられます。ということでミラーランドのディレームも無事、回収されました!!

月島: ふぅ。何ていうか、非常にリソースを消費したなぁ……。


05◆ 観鏡支部閉鎖        シーンプレイヤー:嬉野冬也


 残り二ヶ所のディレームを如何にして止めるか?

支部長室で嬉野が菅野と話しているところへ、招かれざる客がやってきた――――。


GM: さて、では次!シーンプレイヤーは嬉野君で!

冬也: お? あ、はい!

GM: 場所は支部長室です。

冬也: およ? 八重樫支部長まだ帰ってきてないよね?(ダイスを振る)……あ、侵蝕率60%越えたー。

GM: で、大変申し訳ないんですが、立場上菅野君も一緒に出てもらえますか?

菅野: おっけー。

月島: 私、しばらく休憩してていいかな?

伊勢: いいと思います。

冬也: 今、ここに居るのは自分と菅野さんだけですか?

GM: です。で、時間的には、ミラーランドで桐生孝之が投身自殺した直後です。

伊勢: あ、あいつ自殺したんだ?

月島: そりゃそうだろう。でもきっと《リザレクト》してるぜ?(笑)

GM: さて、散布場所も今、3ヶ所止めた状態で、順調に進んでいるんですが、現状の確認をしていたところ、いきなり支部長室に武装した集団がなだれ込んできます。

冬也: えぇっ!?

GM: 隊長格の人が、室内をざっと見渡して、八重樫の姿が見えないのを確認すると、目の前にいる君たちに宣言する!

菅野: うん?

GM: 「現時点を以て、日本国政府内閣総理大臣及び厚生労働省の決定により、UGN観鏡支部を閉鎖します!」

冬也: 閉鎖……っ?

GM: 「並びに、支部長・八重樫明仁氏を作戦完了まで拘束します!」と一方的に通達してくる。

冬也: なんで……。

GM: 何故かと言うと、この“ヨルムンガンド”という作戦の全容を日本政府が知ったためです。

冬也: あー……なるほど。

GM: つまり、そのままこの事態を放っておくと、観鏡市だけじゃなくてその周辺の地域に影響があるっていうのは、普通に予測できるじゃん?

月島: うんうん。

GM: なので、UGN支部にだけ任せているわけにはいかないと考えて、強制的に部隊を派遣して事態の収拾に乗り出したと。

菅野: ……。

GM: で、状況としては以下のとおりになります。まず、八重樫は支部内に軟禁状態になります。

菅野: うん。

GM: そして、実行部隊たるエージェント及びオーヴァードは、同じく棟内で待機、になります。で、一般職員は、基本的には自宅待機。

冬也: うあー……。

GM: つまり、この状態になった時点で、今皆さんはUGN支部内に居るわけですが、他のエリアに行くのに判定が必要になります。

菅野: 具体的には?

GM: えー、自分の能力値の中で一番高い数値を宣言してもらって、【能力値】の判定をしてもらいます

月島: 私だったら間違いなく《竹馬の友》使うんだろうなー。

GM: この判定に失敗した場合、そのシーンで使えるメジャーアクションを消費してしまいます。

冬也: うーん……。

月島: 普通に考えたらね、こういう件に対して専門家であるUGNは残しておいたほうが事態の収束は早いから……。

冬也: ですよねぇ。

月島: 多分、何らかの政治的な力がかかっているんじゃないかと。

GM: ま、ぶっちゃけ言うと、あるエフェクトが使われてます。

月島: ほう?

GM: エネミーエフェクト。

月島: どんなエフェクト?

伊勢: 聞き出そうとしてる(一同笑)

GM: ま、いいけどね。ノイマンの《組織崩壊》。

月島: エフェクトの効果、見てもいい?

GM: いいですよ。

菅野: (ルールブックを読んで)あぁー……。

GM: つまり今、観鏡支部は誤った情報によって、信頼を失った状態にあります。

月島: おお、購入判定が行えないって書いてある……。

GM: そうなんです。つまり、今、支部が閉鎖されている状況で、<調達>を行うことは出来ません。

月島: つまり、このエフェクトを使っているヤツを探し出して、エフェクトを解かせなきゃいけないんだね。

GM: ですね。これを使っている人物を殺害すれば、支部の閉鎖は解除されます。

菅野: まあ、今やれることと言ったら、残り二ヶ所を……。

月島: うん。力押しでいいと思う。

冬也: よし! がんばるっ!!

菅野: とりあえず、『各人、UGN支部から脱出後、ポイントAに集合』みたいなメールを皆に打ちます。

伊勢: じゃあ返信で、『えー?顔文字』って返す。

GM: なお、情報項目として一個、追加されます『観鏡市の現状について』です。<情報:警察>で調べられます。

月島: ほうほう。

菅野: 西森さんと、現状を確認したいなー。

GM: えー、まだシーンは終わってませんよ。隊長格の人に、その通達を一方的にされて、「では、皆さんは自室で待機してください。」と言われるね。

冬也: うーん……はぁい。

月島: はっ!? これはストパーをかけにいくチャンスなのでは!?

伊勢: 外に出られないから!!

月島: だって私エージェントじゃない……あっ! エージェントだ!! 駄目だ!!

伊勢: ボクは研究員だから自宅待機だよねぇ? あ、自宅ここだった……(しょんぼり)

GM: 二人とも何やってんだ(笑)。

菅野: さて、と。現状を調べるのも、一回支部を出なきゃ駄目?

GM: いえ、それは出なくてもいいでしょう。

菅野: OK。

冬也: よし、じゃあ自分が<情報:警察>で調べますんで、菅野さんは西森さんに会いに行くとよいかと。

菅野: そうしてくれると嬉しい。

冬也: いきますっ!!(ダイスを振る)……8!!

GM: ではですね、強引に警察無線に割り込んだりして調べた結果が判ります。政府発表によると、観鏡市において、バイオテロによる毒ガス発生装置が設置された恐れがあるとのことです。市民に対して発表されてる、ってことね。

菅野: うん。

GM: これにより、日本政府は非常事態宣言を発令しています。ぶっちゃけ言うと、観鏡市民に対して、いついつどこどこに市外退避、を命令しています。

伊勢: ボクたちが退避しろ、っていうまでもないねぇ。

月島: そうだねぇ。

GM: 因みに……(月島と伊勢に)いいことだと思ってんだろ?

月島: うん?

GM: これにより、このシーンではありませんが、退避判定が強制的に発生します。

冬也: え、それって……。

GM: つまり、目標値32の判定をしなきゃいけないということですね。で、いつ発生するかは、今は分かりません。

冬也: うん。

GM: ただ、近いうちにと言っておきます。

月島: それはエリア毎に?

GM: エリア毎です。

月島: それって失敗するとどうなるの?

GM: 混乱が起きて、退避が上手くいきません。その結果、ディレームの散布なり何なりがされると、一番悪い結果になります。

冬也: でも、それが発生する可能性があるエリアって、今残り一箇所だから。

月島: 先に残りの二個を止めちゃえば、それはそれでいいんだね。

GM: で、もう一つ。混乱が生じる理由が分かっています。

冬也: ん?

GM: 何かと言うと、観鏡市全域に対して、エアウォールが設置されています。

冬也: えあうぉーる?

GM: デモンズシティ(DX2参照)に設置されてるんですけども、空気を使って細菌とかが外に出ないようにするモノです。

冬也: おおおっ!? そんなものが……。

GM: なので、この封鎖が完了すると、観鏡市は外界から遮断されます。

一同: ……。

GM: という処理も同時に行われているね。はっきり言って、ある意味手際がいい。

月島: 誰かの意図によってそれが行われているんだろうという気がしてならないけど……まあそれはいいんじゃないかしら。

伊勢: (慌てて)ボ、ボク達にとって大事なのは、首謀者が誰かっていうのを突き止めることじゃなくて、現状をなんとかすることだよねぇ!?

月島: とりあえずは、ね(一同笑)……今まででノイマンの人って出てきたかな? 都築さん?

冬也: というか、オプショナルシンドロームがある以上、誰かがノイマン隠してましたーってのは充分にあり得るんで……。

月島: おおぉぉ……そっか。

菅野: 因みに、八重樫のシンドロームも分かってないんだよ。

GM: ボクは公開した覚えはないね。

冬也: サラマンダーが入ってるのは間違いないけど。

GM: ですね。で、じゃあ、菅野はどうする?

菅野: やっぱり一度西森さんのほうを確認しておきたい。

GM: いいですよー。

菅野: では、冒頭で言ってた専用回線を使って……。

GM: そうすると、西森からの応答があります。「今忙しいトコなんだけど!?」

冬也: めっちゃ怒ってる!?

菅野: とりあえず元気そうならいいやー……と、言いつつ、簡単に外の状況と、残り二ヶ所だよってことを話しておく。

GM: では、しょぼくれてる君に対してですね「ちょっと今、かなりいいトコまで行ってるの。」

菅野: ほう?

GM: 一応一つ分かるのは、キミや西森みたいな上層部の人間でさえ、入れない区域っていうのがあると。で、そこがあるという情報さえキミらは知らなかった、と。

冬也: !!

GM: 正確な場所を言うと、先程の嬉野君のシーンで出てきた、UGNの地下棟です。

菅野: ほう?

GM: ここには通常の方法では行けなくて、あるエレベーターに乗って、更にキーロックを解除した上で進むことが出来る区域です。で、そんな場所があることすら知らされていなかったと。

菅野: ……。

GM: で、プラス! サーモグラフィで調べたところ、最深部に大きな熱源反応があるのが判っている。どうも、UGN観鏡支部の地下に、何らかの大きな施設があることは間違いないようだね。で、そのことを知ってる人間が何人いるかってのも、不明。

月島: さあ、代理!! 掘ってっ!!

冬也: バカなーっ!?(笑)

GM: まあ、副支部長クラスの菅野が知らされてないくらいですから、知ってる人間はごく限られてくるっていうのは、想像ついていいです。

菅野: 八重樫と、その側近ってことか……。

GM: 「引き続き調べるんで、何か判ったらすぐ報告する!」

菅野: うん、お願いするよ。

GM: 「にしても……調査すればするほど、いろんなコトがわかってくるんだけど……正直、そら恐ろしいものを感じてるわ。うちらが知らないところに、こんなものがあったなんて……。他にどんな秘密が隠されてるか分からない。」

冬也: ……。

菅野: 何にしろ、八重樫の目的がだいぶ前からあって、数年に渡って、俺らの知らないところで、それが進展してたってことだな。

GM: 「正直、信じたくないわね。」と言うと西森は通信を切るね。

菅野: ……。

GM: というところで、シーンを閉じましょうか!

月島: お? ここでは菅野は情報収集できないの?

GM: うーん……ま、西森に連絡取るのがメジャーアクションかどうかってのはきちんと決めてなかったから、情報収集したいなら、どうぞ。

菅野: じゃあありがたく。

月島: 調べるとしたら、船舶行ったときに何が起こるかを<知覚>だね。

菅野: それをするには、一回支部出なきゃだっけ?

GM: いえ、<知覚>なら必要ないです。

菅野: じゃあ、それをしよう。(ダイスを振る)達成値……9。

GM: んー、まあ分かります。戦闘です。もう予想大正解(笑)。

月島: はぁい。

GM: どうも、貨物船の中に、戦闘要員と、ディレームの散布機器が載っているみたいだね。だから、今は停泊中だけれども、一度出航してしまえば誰も手が出せなくなるので。

月島: あー……。

GM: ちなみに、時間制限があると言っていたように、コイツが出航してしまうと、アウトです。今は、停泊中だね。

菅野: さて、残る二箇所。【精神】と戦闘。……【精神】のほう、一人で済ませたいなー。

月島: とりあえず……とても利己的な話なんですけど、私、シーンに登場したくないんですよ。

GM: まあね(笑)。今侵蝕率が?

月島: 96% なので、出るときっと、パーティ的にも、クライマックスやばいことに……。

冬也: ですよね。……三人でいけるんじゃないっスかねー?

菅野: 伊勢さぁん。コンピューター一人で何とかする自信ある?

伊勢: 勿論だよぉ。でもいいの? ボクが戦闘に行かなくて。ボク一人でも、時間かかっていいんなら制圧出来るよぉ?

冬也: 時間かかっちゃ駄目なの!! 時間制限あるって言ってたでしょ!?(一同笑)

伊勢: 負ける気がしないのになぁ……。

月島: まず、菅野と嬉野は戦闘に行くで決まり!! 後は伊勢さんがどうするかだね。私がスパコンの方に行くって選択肢もあるけど……。

伊勢: いや、ボクが一人でスパコン行くよぉ。月島さんには休んでもらおう。

菅野: じゃ、そういうことで!


06◆ 師


GM: では、観鏡市が閉鎖都市になったところで、先程決めたように、菅野・嬉野が船舶に。伊勢が大学のスパコンに行く、ということでいいですかね?

一同: はーい。

GM: じゃあ、三人は登場してください。

冬也: (ダイスを振る)お、やった! 低い目が出たー。

菅野: (ダイスを振る)9上がっちゃったよ……。

GM: ではまず、外に出る判定なんですけども、目標値は6です。

伊勢: (棒読みで)なぁんだ、楽勝じゃないか。はっはっはぁ。

月島: 何故、軽く死亡フラグに聞こえるんだろう?(一同笑)

GM: じゃあ、伊勢君から順番にいきましょうか。

伊勢: はぁい。じゃあ……えーと、なになに? 個人的に頑張ってスパコン止めろって? もう、無茶言ってくれるなぁ……とか言いながら。きっとこの情報規制、京香さんか誰かが何かしてるんだろうな。誰かな…? 支部長かな~? とか思いつつ(ダイスを振る)……14!!

月島: 【感覚】で成功してるってことは、「多分こっちに行ったら人居ないだろうな。」を何回も繰り返してるってことだよね?

伊勢: あ、フツーに出てこれたぁ~(笑)。

GM: すげー(笑)。では、大学まで行って、コンピューターの管理棟まで来ました!!

伊勢: 鴇村さー……あれ? 管理棟まで来ちゃった(笑)。

GM: ところがですね、<知識:機械工学><知識:ネットワーク><知識:コンピューター>で達成値30が必要です。

伊勢: ……(←遠い目)。

GM: スパコン内に優秀な防御障壁が張られている為ですね。

伊勢: はいはいはい。これ無理だわ~。

GM: ただし! ……実はですね、こういったコンピューター関係、鴇村さんが得意です。

伊勢: (ぽんと手を打つ)

GM: 話をすることでこれに対する構成障壁を作ることができます。

伊勢: おお!!

GM: が! その場合、別シーンでの判定になります。

伊勢: はいはい。じゃあ鴇村さんのトコ行こ~っと。

GM: 因みに鴇村さんに頼んで、構成障壁を作る場合は、[1D+10]点目標値が減ります。

伊勢: 充分ですね。じゃあ、とっきーのトコに遊びに行きます。

GM: とっきーは大学の研究室内で研究してますよ。

伊勢: やっほぉ~。遊びに来たよぉ。

GM: 「今、外では大変なことになってるみたいだけど、こんな所に遊びに来れるんですねえ。」

伊勢: ああ、うん。来れるこれるぅ。テキトーに歩いてたら来ちゃったぁ。で、実はね? って言いながら、これこれこういう危険があって、こういうコンピューターを何とかしなきゃいけないんだけど、ボクじゃ全然分からなくって……やっぱり研究分野の差というかねぇ……。

GM: 「みなまで言わなくとも分かります。……腕が鳴りますねえ。」

伊勢: おお! さすがとっきー♪

GM: ということで、彼が作ってくれます。で、実際のアクションは、次のシーンになります。

伊勢: はぁい、わかりましたぁ~。

GM: では、残りのメンバー。

冬也: はい!

GM: D-1に向かってください!!

冬也: (ダイスを振る)6以上~……でた!!

菅野: (ダイスを振る)ま、余裕ですな。

GM: では、うまいことその船舶に忍び込むことが出来ました!

月島: なんか、初めてちゃんとUGNエージェントっぽいよね(一同笑)。

GM: 貨物船内を探索していると、どうも甲板にモノがあるようで。つまり、外で散布するんだろうね。

菅野: 因みに敵さんは何体?

GM: 完全武装の方々が40体ほど……。

菅野: 四トループか……。じゃ、突入しましょうか?

冬也: ……はい。

GM: では、待ち構えていたように、そのトループの中央に一人の人間が居ることか分かりますね。

冬也: もう嫌な予感しかしない……。

菅野: お名前は?

GM: “コマンダー”一ノ瀬ですね。

冬也: あああ! やっぱり!!

月島: えーと、(冬也に)シンドロームは?

冬也: は。存じ上げておりません(笑)。

GM: 「数少ない人員で、よく持ちこたえてきたものだ。」と一ノ瀬が言う。

菅野: まぁた懐かしい顔が出てきちゃったねー。

GM: 「こちらの方が楽しいようなのでね?」

菅野: で? 君がやりたいことはやれてるのかい?

GM: 「うむ。なかなか充実した毎日を送らせてもらっているよ。」

月島: お前はここで襲い掛かってくるか? と聞け(一同笑)。

GM: 「今、電波が届いたから答えてやるが、そりゃ勿論襲い掛かるさ。」(一同爆笑)対伊勢用に作ったんだけどな、本当は。

伊勢: あっはっはっはっは。

月島: 具体的には、《フラッシュゲイズ》使っても動けるくらいのダイス数が……。

GM: (にやりと笑って)違うな。

伊勢: 超遠距離型の敵だと思います。

GM: 「確かにここに、ディレームが一つある。さあ、これを止められるか、君らがここで海の藻屑になるか……具体的には5ラウンド後には分かるはずだ。」(一同爆笑)

菅野: また随分具体的な数字が出てきたねー?

GM: 「さて、もう君らとは話しことも無い筈だ。かつての教え子も居るみたいだし。」

冬也: ―――――夏樹は、何処に居る?

GM: 「(驚いたように)夏樹がこちらにいることを何処で――――? ……まぁ、あの子のことだからひょっとして……。夏樹は別行動をとっている。最後の締めはあの子だよ。」

冬也: ……。

GM: 「夏樹に会いたければ、我らの作戦を全てきちんと止めてみるがいい。」

冬也: ――わかった!

GM: では! 戦闘に入りましょう!! で、すいませんが戦闘に参加してない人は、野次を飛ばしてくださーい。

伊勢: はぁい。

月島: では、その頃。UGN支部にて――――(軍人になって)「ん!? 貴様の仲間はどうした!?」ここで月島は《竹馬の友》を使います(月島になって)「そんなことどうでもいいじゃないですかー。」(軍人になって)「うむ! どうでもいいな!!」バタンっ!!(一同爆笑)

GM: えー、トループが4体と一ノ瀬が、敵です。嬉野と菅野は1エンゲージで登場してください!

菅野: 因みに銃火器かな? 向こうは。

GM: 銃火器を持ってるヤツはいませんね。

伊勢: あれ?違ったぁ。

冬也: ま、戦ってみりゃわかるでしょ。

月島: よーし! 嬉野爆弾、突入~!!(一同笑)

冬也: ええ、そうしたいところなんですが。自分の方がイニシアチブ遅いんですよ。

月島: “コマンダー”普通に考えて強そうだよね? これ、全員来ることを想定してるんじゃないかな?

冬也: 対伊勢って言ってましたしねー。


 ●第一ラウンド

GM: では、いきますよ? セットアップ! こちらは《王者の威勢》。トループ二体に対してです。これで、攻撃力が上がりました!

冬也: おお……。

GM: では、イニシアチブ! “コマンダー”一ノ瀬は行動値13!!

冬也: 早っ!

GM: トループは遅いです。6です。

月島: 6は遅くなーいっっ!!

冬也: 6っ!? 早っっ!!

伊勢: やはり……やはりボクが一人で行っとけばよかった……。

GM: では、先にこちらですね。“コマンダー”が《アドヴァイス》!!

冬也: やはり、支援か!

GM: ということで、クリティカル値がマイナスされて、ダイス数が増えました。次、行動値6でーす。

菅野: はい、俺の番でーす。アームブレードを展開して、マイナーで1番と3番のいるエンゲージに入る! そして、3番のトループに攻撃!!《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アタックプログラム》で!!

GM: はーい。こちらはオートアクションで《インタラプト》。クリティカル値を+1して下さい。

伊勢: !! それは確かに対ボクだ……何も出来なくなる!!(←《コンセントレイト》を持ってない)

菅野: (ダイスを振る)うーん、14といって攻撃。

GM: こちらの<回避>はー(ダイスを振る)10。当たった。

伊勢: よし! じゃあ俺、これから代わりにダイス振りますよ!

GM: あ、してくれると助かります!!

月島: (トループになって)ケーッケッケッケ!! お前の攻撃などあた……ぐはぁっ!?(一同笑)

菅野: (ダイスを振る)ダメージは25点!

GM: うわー、すげえ痛ぇ!! で、次は、トループの行動ですね。

冬也: そうですね。

GM: まず、えーと、それぞれエンジェルハィロゥ系とキュマイラ系が同じエンゲージだと思ってください。

冬也: はーい。

GM: まずキュマイラ系。菅野にエンゲージされてるんで、そのまま菅野に攻撃~。《獣の力》で!!

伊勢: (トループになって)ケモるぜ!! 5D?

GM: 7D。

伊勢: 振るよ?(ダイスを振る)……あれ、8は?

GM: クリティカルじゃない!!

月島: 《コンセントレイト》は?

GM: そんなもの持たせてない。

伊勢: 出目は11!

GM: ということは、14!!

伊勢: (トループになって)エンジェルハィロゥ系をよくもやりやがったな!? 食らえー!!

菅野: ガードします! 《磁力結界》を使用!!

GM: ダメージは、(ダイスを振る)13+8で、21!!

菅野: 17点止めて……4点通って、【HP】5点残った。

GM: では、もう一体のキュマイラ系がマイナーで移動して攻撃!

月島: まあ、こういう展開になるよね。

伊勢: (ダイスを振って)出目が7だね。

GM: 達成値は10です!

伊勢: 今度は回避します!

GM: えー、めんどくさくなってきました(笑)(伊勢のプレイヤーに)キュマイラ系振ってもらっていいですか?

伊勢: ええ、わかりました。

GM: 7D+3の<白兵>で、《コンセントレイト》は、なしです。クリティカルいっぱい出してくれると嬉しいな♪

伊勢: 分かりました!! エンジェルハィロゥは?

GM: え? あ、エンジェルハィロゥも振ってくれる?

伊勢: 勿論!(←暇人)

GM: 7D+3の<RC>でクリティカルは10、かつ《オリジン:レジェンド》を使ってください。

冬也: げっ!?

GM: なので、7D+7ね。《主の右腕》と《光の弓》を使って、ダメージが+8。

菅野: (ダイスを振る)22で避けた!

伊勢: おっけーです、これでキュマイラ系の出番が終わりました。

GM: いや、これ楽でいいよ(笑)。次、エンジェルハィロゥどうする? 攻撃したい? どんどん攻撃していいよ。

月島: (トループになって)ケーッケッケッケ!! じゃあボス、どこに攻撃したらいいか、指示をくだせえ!!

GM: どこがいいかなぁ?

伊勢: 俺は暇だから、あのチビに攻撃するぜ!(月島に)お前は目の前のソイツ攻撃しろよ!

月島: わかったぜぇ!!

伊勢&月島: 食らえぇ!!(笑)


 息ぴったりだな


伊勢: (ダイスを振る)クリティカル!! ……16!

月島: (ダイスを振る)クリティカル! ……またクリティカルっ!! ……24!!

菅野: お前らぁっ!!(一同笑)

GM: (大笑いしている)

冬也: うー、受けますー。

月島: 駄目だ、これ避けらんないだろ。でもこれ正しい姿だよね?

GM: いいよ。これ面白いよ(笑)。

月島: やるからには、全力!!

菅野: か、<回避>するよ!

伊勢: (嬉野に)ダメージは16だっっ!!

冬也: はーい。

菅野: (ダイスを振る)あー、くそ! <回避>は18で失敗!!

月島: ではダメージ!(ダイスを振る)……おおっ!? めっちゃ走った!?

GM: 面白い。

月島: ダメージは33!!(一同爆笑)

GM: あ、支援の分が入って、ダメージ更に+8だ!!

伊勢: (嬉野に)だって。

月島: (菅野に)じゃあ41。

菅野: 《リザレクト》。

冬也: ま、何とか残った。

伊勢: 俺達のコンビネーションを見たかぁ!!

冬也: 何だろう……ただの敵のはずなのに、すっげえムカつく(笑)。

GM: さて、トループの行動は全て終了です。最後、嬉野君の番!

冬也: はーい。……さて、どうするか。

伊勢: 一ノ瀬ぶっ殺せば?

GM: あ! 更に忘れてた!! 次から反映してください。クリティカル値-1でした。《アドヴァイス》あった。

伊勢: わかりました! じゃ、もっとクリティカルします。

冬也: えー、バックラーを出しつつ……一ノ瀬? いやでも、先に敵の手数を減らすほうがいい気がするんだよなー。

伊勢: 多分、一ノ瀬は菅野が一発全力で攻撃すれば落とせるくらいだと思うから、それもありかもね。

月島: そうだねー。露払いが先かなー。

伊勢: 次、キュマイラ系が動く前に菅野が動けるから、嬉野がそこのエンゲージに行っといて、次、菅野に離脱してもらって一ノ瀬のところに行ってもらうと、《蒼き悪魔》でキュマイラ系を倒せると思うから……。

冬也: だよねー。よし! 行きます!! 菅野さんのいるエンゲージへ!!

伊勢: 今、3番を殴ると、アイツ既に25点くらってるから落とせるはず。

冬也: うん。《炎の刃》《コンセントレイト:サラマンダー》で攻撃っ!(ダイスを振る)達成値は27!!

月島: (トループになって)けけけっ! ボス、<回避>はいくつですかっ!?

GM: エンジェルハィロゥだよね?【肉体】は2、<回避>は1です。避けてくれ!!

月島: 任しときな、親方! こんなところで散る俺達じゃねーぜ!!(ダイスを振る)……えーと、達成値10。

伊勢: (嬉野に)ダメージは?

冬也: (ダイスを振る)15点!!

伊勢: じゃあ、さっきのと合わせて40点のダメージですね(トループになって)「あれ? 俺、もう死んじゃうんじゃ……。」

GM: さよならです。流石に耐えられません。

冬也: よしっ! 菅野さん、今です!!


 ●第二ラウンド

GM: では、次のラウンドです。セットアップ!《戦術》これで+5D!!

伊勢: やっほい♪

GM: そして、行動値13で一ノ瀬が動きます!《アドヴァイス》!!

伊勢: どっちのエンゲージに?

GM: キュマイラ系二人の方がいいか……?

伊勢: いや、ダメージ的には、エンジェルハィロゥたる俺の方がいいぜ?

GM: じゃそっちに。で、次は、菅野ですね。

月島: ここは離脱だね。

冬也: で、一ノ瀬に接敵してもらっちゃったほうがいいですね。

菅野: マイナーは放棄、メジャーで離脱して、一ノ瀬に接敵!!

GM: で、おしまいだよね? じゃあ……(伊勢と月島に)トループ達よ、適宜攻撃せよ!!(笑)

月島&伊勢: はっ!!

GM: やべぇ、楽だー(笑)。

伊勢: (キュマイラ系になって)くらえ、嬉野っ!!

GM: そっちは《戦術》いってないよね? じゃあ一体に対して、《支援射撃》で+4D。

伊勢: お、支援が来た!

月島: じゃあ、今日目が走ってる私がいただこう。

伊勢: どうぞ。

月島: (ダイスを振る)おお! 結構クリティカルした!! (ダイスを振る)……あ。14(笑)。

GM: えええええ~!?

伊勢: (GMに)いやいや、我々はプレイヤーの味方ですから(一同笑)。

冬也: 《蒼き悪魔》で受けるよ。ダメージは?

月島: 6+8で、14点。

冬也: 《蒼き悪魔》で21点ダメージがいきます!

GM: ぶっ!? ですが、まだ死にません。

冬也: で、《リザレクト》。

伊勢: (甲高い声で)ィヤーハー!! 今のは囮だぁ!! 俺の攻撃をくらえぇ!!(ダイスを振る)やった! 20といって攻撃!!

冬也: 20っ!? それは避けられん。ガードだよ、おいでよ。

伊勢: ダメージは13+8だから21点!! これ強いっすねー(←嬉しそう)

GM: でしょ?(笑)

冬也: 《リザレクト》。

伊勢: そして本命がいきますよー。

GM: 支援がたっぷり入ってるからねー。

伊勢: (エンジェルハィロゥになって)「俺に射抜けないモンはねーぜ!」

GM: なんて偉そうなトループなんだ(一同笑)

伊勢: というタイミングで!(トループになって)リーダーがあぶねぇ!! しかし、あの《蒼き悪魔》使いは放っておくと危ねぇ……うーん、どうする、リーダー!?

GM: やってしまえ。

伊勢: わかりました! 嬉野、くらええぇ!!(ダイスを振る)28+3だから、31!!

冬也: 無理だろ。

伊勢: ま、死んどけよ。

冬也: はいはい。ダメージは?

伊勢: (ダイスを振る)33点!!

冬也: 《リザレクト》。……さっきから出目ちっちゃすぎ!こんだけ《リザレクト》して、まだ侵蝕率81%。

菅野: (嬉野に)で。どうぞ。

冬也: あ、そっか。じゃあ、さっき《蒼き悪魔》食らわしたヤツに攻撃!

伊勢: んー……40点ダメージあれば死ぬことを考えると、19点ダメージ出る?

冬也: 達成値次第。

月島: 二重スパイが現われた(笑)。

伊勢: さっきのヤツには、もう一回《蒼き悪魔》食らわせれば倒せると思うから、もう一体に攻撃しといたほうが……。

冬也: 次のラウンド、また連続攻撃食らうのか、って話だよ。

月島: ここは手数を減らすほうがいいだろう。

GM: おもしれー。実はこの戦闘、俺、最初以外ダイス振ってないんですよ(一同笑)

冬也: (ダイスを振る)あー……達成値16。

月島: キュマイラは、5D?

GM: そう。

月島:回避ー。(ダイスを振る)お、クリティカル!!

冬也: うえっ!? マジで!?

月島: 出目は、13。<回避>のレベルは?

GM: 3!!

冬也: 避けられたぁっ!?(一同爆笑)

月島: (月島になって)出てきてもいいよ?

冬也: いや、まだ大丈夫。


 ●第3ラウンド

GM: では、セットアップ! キュマイラ系二人のエンゲージに対して《支配者の瞳》これで、達成値+8です。ではいきましょう! “コマンダー”は、それしかねーのかってくらいにエンジェルハィロゥに《アドヴァイス》です。あ! 菅野がエンゲージしてるんだ!?……エンジェルハィロゥくん、こっち来て?《献身の盾》持ってるから、カバーリングできるから。

伊勢: おっけーおっけー、完璧だ。

月島: 俺ら三人だと、結構いい戦術立てられそうだよな?(一同笑)

GM: ではー、菅野どうぞ。

菅野: 一ノ瀬に対して……。

伊勢: 今、《アドヴァイス》じゃなくて、俺のトコに来るべきだったんじゃないか?リーダー。

GM: うん、俺もそう思う。

菅野: 《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アタックプログラム》!

GM: こちらは一応回避を試みるんですけどー……。

月島: じゃあ親方、自分で振ってくだせえ!!(一同笑)

GM: でもスキルないから多分無理だよ。

菅野: (ダイスを振る)こっちは43+8で、51!!

GM: (ダイスを振る)7。

菅野: 6D+9っ!!(ダイスを振る)……ダメージが46点!

GM: 《ショックアブソーブ》! 20点減らします。

伊勢: お、26点くらった。

GM: では、トループ達です。

伊勢: キュマイラ1!! お前は達成値+8で攻撃だー!!

月島: じゃあ、7D+11といって攻撃! 死ねぇぇぇ!!!

GM: あ、そこで《支援射撃》! +4Dして下さい。

冬也: ……“コマンダー”……アンタって人は(一同笑)。

月島: ということは(ダイスを振る)30っっ!!

GM: どうだ!? この対伊勢陣営!!

伊勢: 俺はその射程範囲内にいきません。

GM: だからにらみ合いっぱなしでターン数だけ増えてく。

冬也: 30ぅっ!? 無理だって。《蒼き悪魔》で受けます。

月島: (ダイスを振る)ダメージは31!

冬也: 《蒼き悪魔》のダメージは21点!

伊勢: 合計42点くらいました。

GM: さすがに無理です!!

伊勢: キュマ1ぃぃぃぃっ!!

月島: (腕組みをして野太い声で)「我がマスターに敵うと思ったか。」

一同: 蒼き大悪魔ぁっ!?(笑)

伊勢: (月島に)じゃあ、今度からキュマ4をお願いします。俺、エンハィ2をやりますんで。

月島: プラス、イフリートもやりますんで(一同爆笑)。

冬也: よろしくお願いします。

伊勢: 次は、キュマ4の攻撃です。

月島: ああ! はい。

GM: キュマ4も達成値+8が来ます。

月島: (ダイスを振る)20!!

冬也: こい! ガード!!

月島: ダメージが25!!

冬也: ん……と、《氷雪の守護》。

一同: おおっ!?

冬也: (ダイスを振る)21点止めて……ガード値が2点……。

月島: 2点通ってるね。

冬也: あ、丁度0になった(一同笑)。

伊勢: 意味ねぇー!!

冬也: 大人しく《リザレクト》しとけばよかった。

GM: では、エンハィの番ですね。

伊勢: 俺は、この支援の力を使って……マイナーアクションでリーダーのところに移動するぜ。リーダーに何してくれてんだ、あぁん? と、菅野に攻撃!!

菅野: ほいほい。

伊勢: (ダイスを振る)……はっはっは。すまねえリーダー。15(笑)。

GM: ええええええええ!?

伊勢: (素になって)《アドヴァイス》貰ったやつが15って、ゴメンなさいホント。

GM: しょぼーん。

菅野: (ダイスを振る)だああっ、回避は無理っ!!

伊勢: (ダイスを振る)ダメージは17点!

冬也: 《閃熱の防壁》します?

月島: いや、ここで《リザレクト》して100%超えられれば、次の攻撃が強くなるから、そっちのほうがいいかも。

伊勢: ですねー。まだトループも居ることですし。

GM: すごいねー(笑)。

月島: ちゃんと、中立の立場から見てるから。

伊勢: トループやるときは全力で攻撃するけど。

菅野: 《リザレクト》しときますー。これで103%。

GM: 今まで、ここまで生き生きとしたトループが、果たして居ただろうか?(一同笑)


 ●第4ラウンド

GM: では次のラウンド。セットアップ!!

伊勢: 次は何しますか、リーダー?

GM: これさ、達成値上昇の方が、効果高くね?

伊勢: そう! 絶対そっちの方がいいんですよ!!

GM: 問題は、これ範囲(選択)だから、どっちかにしかかからないんだよね。

伊勢: リーダーリーダー。いい方法がありますよ。俺ら二人にそれかけて、リーダー直接殴ればいいんですよ。

GM: でも、何もスキル持ってないんだよ。

伊勢: 大丈夫! 今アイツ【HP】低いから……。

GM: あ、なるほど。当たりさえすれば……。

月島: 結構厳しくなってきたから、月島登場させて、ダメージ底上げって手もなくはないけど、どうする?

菅野: どうせなら温存しときたいね。ここまで来ちゃったし、このままでいこうか。

月島: わかった。

GM: では改めてセットアップ!! えー……じゃエンハィと自分に《支配者の瞳》。で、《アドヴァイス》を……。

伊勢: いやいやいやいやいや!!

冬也: 殴れ、と?

伊勢: 考えてもみて下さいよ? だって攻撃力-5でしょ?

GM: うん。

伊勢: 例えば、達成値が10いくつとか出て、2Dで殴ればダメージいきますよ?

GM: そっかー……。

月島: ただ、相手は【肉体】の能力値高いから、回避されるリスクは勿論ありますがね。

伊勢: さっきは15で当たったんですよ。

月島: 《アドヴァイス》してもしなくても当たる状態を考えたら、手数を増やしたほうが、効率がいいんだよね。

GM: なるほどね。じゃ殴っとくか。

冬也: “コマンダー”が自分で殴ったあっ!?(一同爆笑)

GM: (ダイスを振る)あ、回ったー(笑)。14+8で…22?

伊勢: ほぉら!

菅野: 《磁力結界》。

GM: ……(伊勢のプレイヤーを見る)。

伊勢: 駄目だったぁ!! 侵蝕率は上げさせたけど、倒せねぇ~!!(笑)

GM: いちお、ダメージ振っとくか。(ダイスを振る)お?

月島: お、ラッキーセブンおめでとう。

GM: いえーい(笑)。21-5で、16点!

菅野: こっちは13点防いだから、ガード値も含めて16!

GM: じゃあ、行動値6で。

菅野: いくよー。一ノ瀬に対して、《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アタックプログラム》《バリアクラッカー》で行きます!

GM: じゃあ《インタラプト》です。

菅野: (ダイスを振る)出目が…36だから、46!!

GM: カバーリングよろしくー!!

伊勢: あああああっ! ししょーっ!!

月島: (トループになって)「俺達、レネゲイドの未来のために……頼みますぜ親方っ! ぎゃーっ!!」(一同笑)

伊勢: 何故に親方?

菅野: (ダイスを振る)35点ダメージ!

GM: ああ、無理だねー。さよならです。

菅野: よし!

GM: では、キュマトループの攻撃です!!

月島: おのれええぇ! よくもエンハィ2をおおっ!!

GM: 《支援射撃》っ!!

月島: (冬也に)お前だけは許さんっっ!!

冬也: やったのオレじゃねーっ!!(一同笑)

月島: (ダイスを振る)達成値は16! この攻撃、見えるかーっ!!

冬也: 《蒼き悪魔》でガードします。

月島: ダメージが、16点!

冬也: こちらのダメージは21点です。

月島: (腕組みをして野太い声で)「お前はご主人の逆鱗に触れた…〝滅″!!(とデコピンをする仕草)」

冬也: イフリート、かっこいい。

GM: じゃあ、戦場がキレイになったところで、嬉野の番ですね。

冬也: では、マイナーで一ノ瀬のところへ!

月島: (イフリートになって)「さあマスター。その炎をあの男に叩き込むのです」(一同笑)

冬也: なんか、戦い方を指南してもらってる感じだ。

菅野: 幼少の頃から共に育ったんだな。

冬也: いきますっ!!

GM: 目の前に、キミのかつての師の一人である、“コマンダー”がいるわけですね。

冬也: ――――あんたを、止めるっっ!!

GM: 彼の周りには、彼が作り出した兵隊たちの屍が累々と。それを見て彼は、笑みを浮かべていますね

冬也: ――――っっ!!《炎の刃》と《コンセントレイト:サラマンダー》!!クリティカル値は7っ!!(ダイスを振る)……達成値は、30!!

GM: (ダイスを振る)まあ回避は無理ですね。

冬也: ダメージが、24点!

GM: それは死にます。

冬也: 炎を纏った拳が、“コマンダー”に当たる!

GM: 大きく吹っ飛ばされる“コマンダー”……。というところで、戦闘終了です!

冬也: ………ふぅ。

菅野: 散布機器は止められるのかな?

GM: ええ。それは特に判定無く止められます。では、片膝をついている“コマンダー”がいます。

冬也: ……。

GM: 「俺が精魂込めて作った兵隊が、こんなに簡単にやられてしまうとはな……。」

冬也: ……。

GM: 「ただ、今回の戦闘で、我々の考えが間違っていないということが分かったよ。」

冬也: ―――――?

GM: どうやら、オーヴァードに可能性を見出しているようだね。元々、“オリジナルシン”というセルはシフトアップをして、人類の進化を促進させましょうということを掲げているので、自分らが用意した兵隊を退けるほど、オーヴァードという存在はでかいものなんだ、というのを認識したってことだね。なので、彼は負けたんだけども、非常に満足そうな顔をしている。

月島: でも、レネゲイドビーイングってオーヴァードの進化系じゃないの?

GM: さあ?

冬也: “コマンダー”は、このまま死亡、という扱いになるのかな?

GM: 彼にはもう反抗する意志は無いようなので、捕獲するなり何なりするのは自由です。

冬也: ……。

GM: 「八重樫に言われなかったのか? FHには手加減するな、と。」

冬也: っ!!

菅野: 少年少年、まだ一箇所残ってるから、先にそっち行っといてくれ。

冬也: いえ――――……菅野さん、ここは自分を信じてくれないっスかね? ………自分が、引導を渡します。

菅野: ……じゃ、頼むわー。先に行ってるよ。すぐおいでよー? と、ゴミ捨てを頼むような軽さで言います。

GM: “コマンダー”は甲板に座って、胡坐をかいていますね。「お前という進化系を見られたことが、唯一俺にとってよかったことかもしれないな。」

冬也: ――――ひとつ、聞きたい。

月島: シナリオに抵触しない範囲なら答えよう(一同笑)。

冬也: 多分、大丈夫。……オレ達は、何の実験の素体だったんだ?

GM: うわ! 抵触しそう!!(一同笑)「それについて知りたければ、本人の口から聞くがいい。」

冬也: 八重樫支部長? ……それとも夏樹?

GM: 夏樹に向かって言っている言葉ではないね「あの計画を発案した本人、八重樫に聞いたほうがいいだろう。」

冬也: ……。

GM: 「お前達にも知らされていない事実があるのだよ。夏樹はそれを知った上で、こちらに来てくれた。」

月島: 「コールドモノクル支部長が!? そんな―――馬鹿な!」っていうシーンだよね。

冬也: いや、その筈なんだけどもですね、冬也は八重樫支部長から、夏樹がジャーム化したんだよって聞かされているので、「やっぱり」感が……。

GM: そうだね。「夏樹がジャーム化したので、その処理をしたんだよ。」って言ってたのは八重樫だね。

冬也: じゃあ……演出的には、前髪で目が隠れて、口元だけが見える絵になりつつ、――――やっぱり、と呟く。

伊勢: きたー!! PC1っ(←嬉しそう)!

冬也: そして、拳に炎を宿して……。

GM: では、蒼い炎を纏った拳で、“コマンダー”を焼き尽くした、というところで、シーンを閉じましょう。

冬也: …………ふぅ。

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