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青い眼の魔道師  作者: 大亀
第二章、人間の大陸
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第2話

急がないと宿屋とかの時間に間に合わない。そう思い俺は急ぐ。後ろの二人はぎりぎりついて来ている。

「まて…待ってくれリン~」

「急がないと宿屋に入れないぞ?」

「そうだリン、あんただけ先に行って宿屋の用事済ませたら?あとで意識共有(テレパシー)して、場所教えてくれたらいいじゃん」

「それもそうだな。じゃああとで会おう」


そう言って俺は本気で飛んでいく。この調子なら間に合うな。つーかついた。んー、あいつらは見えんな。まあ、さっさと済ますか。「「クロユモンヤ町」」か。破れたページへのナビ(ナビゲート)はここを示してるし、さっさと宿屋探すか。良い宿屋良い宿屋~。ここで良いか。「「クロモン宿」」か、良い名前だな。そう思いながら俺は宿に入る。


「いらっしゃいませ、何泊で何人様でしょうか?」

「2泊で三人だ。残り二人は後で来る」

「かしこまりました。銀貨20枚です」

相場がわからないから、どうとも言えない値段だな。特級魔道師の給料は金貨25枚。銀貨100枚で金貨1枚だからな。良いか。


「じゃあこの銀貨20枚で、」

「すいませんお客様、『1人』銀貨20枚です」

ぼったくりだったわ。しっかし外も暗いしここでいいか。このぼったくりは俺のせいだし。しゃーねーなー。まあまあ痛いけど払うか。


「すいませんね、銀貨60枚で」

「ありがとうございます。ではこちらの部屋が部屋の鍵です」

そう言って506号室の鍵が渡される。あれ?そとで見た感じ5階もなかったような。ますます怪しいが仕方ない。さて、そろそろついている頃だろう。意識共有(テレパシー)発動。

「ちょっとリン!さっさと教えてよ!」

「うるさいな、リイル。森抜けたとこにいろ。俺が迎えに行くから」

「わかった、休憩して待っとく」

俺は意識共有(テレパシー)を解除し、来た道を戻った。するとぜーぜー言っている二人組が木に座っていた。


「く…来るのが…早すぎるよ…リン……もうちょっと…遅くても」

「そーだそーだ!もうちょっときゅーけーさせろー!」

「リイルなぁ、まあそらそうか。宿屋にいくと普通に休めるのに」

「それでも…きついよ」

「しゃーないなぁ、魔法で送ってやるよ」

「いいのか?」

「黙っとけよ?転移魔法 空間転移(テレポート)

俺は魔法を使って、アルベルとリイルを宿の前まで飛ばした。

「ここが宿だ。さて、お前ら立てるだろ?」

「ああ…なんとか」

「私は元気満タン!」

「そっか、じゃあ入るぞ?」

そう言って俺は扉を開く。

「おかえりなさいませお客様、そちらがもう二人のお客様ですか?」

「ああそうだ。上に上がる方法はなんだ?」

「お客様から見て右側に階段があり、左に固定転移所(テレポーター)があります」

「ああ、ありがとう。おい、行くぞ?」

固定転移所(テレポーター)で上がろうぜ」

「そだね、部屋何階?」

「5階だ。取り敢えず固定転移所(テレポーター)のところまで行くぞ」

「ラジャー」


「あそうだ受付さんご飯ってこの宿出るの?」

「ご飯は部屋にある魔道連絡機器(テレフォン)で注文していただければ料理をお届けいたします。他は7時~9時まで食事室でバイキングをしておりますのでそこで頂くというのもあります」

「へぇ、それってお金かかるの?」

「いえ、それを合わせて一泊銀貨10枚です」

前言撤回、安い!良い宿だ。ぼったくりなんて思ってすいませんでした。そう心の中で謝る。

「取り敢えず5階に行くぞ?」


そう言って固定転移所(テレポーター)の前に立つ。今だれか使ってるので乗ることは出来ない。おっ、そろそろ来るぞ。降りてきた固定転移所(テレポーター)に乗っていたのは、5~6匹の悪魔だった。それを見たリイルは証明書と魔道書を手に持ち、戦闘準備を万全にさせた。それを見た悪魔のやつらは怯えてしまっていた。


「お客様?他のお客様の迷惑になることはやめてもらえますでしょうか?」

と怒っているのがわかるような声で受付の人がしゃべる。

「そうだぞリイル、今すぐ戦闘体勢を解け」

「はーい、」

「すみませんねあなたがた。お見苦しい姿を見せてしまい申し訳ありません。実はここに来るまでに魔族の魔法にかけられた生物と対峙してきたところでピリピリしているんです。本当に申し訳ございません」

「大丈夫ですよ」

「ありがとうございます。ところでそんなことをする悪魔をご存知ありませんか?」

「俺たちは知らないが、町にいる鍛冶屋の悪魔に聞いてみろ。あいつは物知りだから知っているかもしれない」

「ご協力ありがとうございます。それではよいご生活を」


そう言うと、悪魔達は固定転移所(テレポーター)から降り、俺達は乗り、五階まで上がる。


「よくリンは戦闘体勢をとらなかったね」

「ああ、戦闘体勢をとったお前を見て戦闘体勢をとらなかったからな。とっていたら俺も構えたが」

「へぇ、君は相手をよく見るんだね」

「お前ほどじゃないけどな」

そんな会話をしていると5階についた。


「えーっと、506、506…あった。ここか」

俺は506と書かれた看板のついている扉の前に立った。鍵を開け、中に入るとそこは結構豪華だった。これで一人2泊銀貨20枚か、安いな。ベッドも3つあるし、シャワー室もある。普通に良いな。

「ねぇねぇリン、ここ2泊いくら?」

「一人2泊銀貨20枚だ。安くないか?」

「やっす!」

ここの値段の話をリイルとしていると、アルベルがベッドに飛び込んだ。


「すっごいふかふか!こんなベッド初めてだ!」

「あんまはしゃぐなよ?」

「私も私もー」

そう言ってリイルも飛び込む。俺は飛び込まんぞ。

「リイル、アルベル、取り敢えずシャワー浴びろ」

「はーい、アルベル、どっちが先に入る?」

「レディーファーストでリイルからどうぞ」

「やったー、じゃあ入ってくる!」


リイルはスキップをしながらシャワー室に向かう。さて、俺は本を読むか。俺はベッドに座って、本を読み始める。この本は3代目賢者についてだ。やはりこの人は凄い。とある町で起こった不可解な事件を容疑者の情報と被害者の状態を確認するだけで、解いてしまうということをしている。そんな凄い話細かくが書かれている本は4000ページある、長い。


「何?その分厚い本」

「ああアルベルこれは3代目賢者のことが書かれている本だ」

「へぇ、僕は読む気も起きないや。あとさリン、魔道連絡機器(テレフォン)使って何か料理を注文していい?」

「そうだな、俺も頼むからメニュー一緒に見せてくれ」


俺はアルベルと一緒にメニューを見る。高そうな名前の料理ばっかりだ。この宿ほんとに凄いな。

「僕、この鳥肉のソテー~果物の果汁を添えて~でいいや」

何かよくわからん名前だな。

「俺はこの牛肉のマリン焼き『レア』でいい」

「んじゃ、頼むねぇー」


そう言ってアルベルは魔道連絡機器(テレフォン)を取り、注文する。すると4分ぐらいで料理が届いた。こんなにサービスがよくてなんでこんな安いんだ?俺とアルベルは届いた料理を食べ始めた。「うまい!」とアルベルは言う。確かに美味い。そう感じているとリイルがシャワー室から出てきた。


「なんでそんな良いもの食べてんのぉー?」

「リイル、お前も頼めばいいじゃないか」

「そっかーじゃあメニュー渡して」

はいとアルベルがメニューを渡す。そうしてパラパラとメニューを見てパン!とメニューを閉じ、すぐさま魔道連絡機器(テレフォン)を使う。そうして数分後、料理が届いた。ちょうど俺たちが食べ終わったころだ。リイルが頼んだのはどうやらデザートのようだ。甘そうな香りを醸し出し、とても美味しそう。


「んじゃ、リン、先にシャワー浴びてくるね」

「ああ、わかった」

アルベルはシャワー室に向かう。そしてシャワーを浴びている音が聞こえると、リイルは食べながら

「ねぇねぇ、明日の朝さ、特訓に付き合ってくれない?この宿屋さん訓練所があるっぽいんだ」

と言う。全く、どんな構造なんだよこの宿屋。

「良いぞ」と返事をする。リイルは食べながら喜んでいた。そしてアルベルがシャワー室から出てきた。


「それじゃシャワー浴びてくる」

そう言って俺はシャワー室に向かう。そして俺はシャワー室に入った。しかし俺はシャワーを使わず水魔法を使い、体を洗った。常時発動しておかないといけないので、何か物事を考えている余裕はない。これも鍛練だ。そうして体を洗い終わり、シャワー室から出ていた。出るとリイルがデザートを食べ終わっていた。そして俺らはベッドに入り、そのまま眠りについたのだった。明日の予定も決めないまま。

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