表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青い眼の魔道師  作者: 大亀
第一章、旅立ち
3/8

第2話

一番新しい賢者は3代目賢者だった。3代目賢者は優れた人であった。人の魔道書にある魔法式を理解ができる(本来は持ち主しか理解できない)などの逸話がある。しかし一番凄いのは、少しの魔力をもらい電気魔力を作り出す魔力回路を作ったのだ。姉も魔力回路は便利だと言っていた。今や人の家に欠かせないものを作っていた人の魔道書に何があったのか僕や姉、リイルは知ることはできない。ただ、文字の出ているページの魔法は、全ての魔法の無効化、魔力によるものを一定時間無力化するものと破れたページの場所を示す光の発動とそのナビとわかった。


「3代目はこれでページを探せと言いたかったのかな?」

「でも、3代目ほどの賢い人がそれだけを伝えるためにこんな大がかりなことをするとは思えないわ」


現状、今考えつくことには限界があるので、メリー姉の作った夕飯を食べ、風呂に入り、布団に入る。


「うーーん」

「まだ考えてるの?とりあえず今はいいじゃん。」

「考えてるのは魔道書のことじゃないんだが…まあそれもそうだな。」

「それより聞いてよ。私お目当ての魔道書手にいれちゃった」

「ほおー、なんだったんだ?」

「金魔道書」

「どういう魔法が使えるんだ?」

「光魔法」

「さすがだな。光魔法は中々良いじゃないか。新しい魔法使えるようになったら見せてくれよな」

「やーだー、見せたら真似するもーん」

「確かに。まあ明日に備えて早く寝ろよな。そんじゃおやすみ」

「おやすみ」

――――――――――――――――――

次の日


「おはよー」

「おはよーリン…って言ってる場合じゃない!外が凄いことになってるからさっさと外いって!」

「ええ…」


しぶしぶ外に出ると、全然しらない人が大量に、2、30人ぐらい玄関に押し寄せていた。


「君が白魔道書に選ばれた人かい?」

「ぜひ一言お願い」

「白魔道書を手にした気分をどうぞ!」


……………はぁ

「あのーうるさいんで帰ってください」

ガチャン、と玄関扉を閉めた。鍵も閉めた。それでもわーきゃー聞こえる。うるさいなぁ、子供達が起きちまうだろーが。


「何?あのうるさい人達」

「リイルか、おはよう。昨日の夜考えてた事が起こった」

「え?」

「めんどくさいことに俺が白魔道書に選ばれたことによって色々なとこの人が取材に来たんだ」

そう言っているとメリー姉が子供達を連れてきた

「おー、よしよし。外がうるさくて起きちゃったか」

「大丈夫だよー。おねーちゃん達がいるからね」

「あの人達追い払ってくれない?このままだとみんな起きちゃう」

「しゃーね、魔法使うか」


全人類共通法で自身の領地での魔法の行使は許可されているので、怪我をしない程度にやるしかないか。ガチャ、と扉を開け

「風魔法 強突風!」

うわぁぁぁと押し寄せていた人を敷地外に飛ばした。

「結界魔法 悪者弾き」

と結界を張った。なんか外でわーきゃー言ってるが、

「うるさいんだよ!とっとと帰れ!」

と言い家に戻った。


「どうだった?」

「案外簡単に結界張れたわ。あの結界は心のどこかに俺が思う悪があれば結界内に入れないから、安心して。入ってきたらメリー姉さんがやっちゃって。俺とリイルは試験に行ってくる」

「魔道師試験だっけ?リイルちゃん、リン、頑張ってね!」

「はい!頑張ってきます!」


俺とリイルは支度を済ませ、家を出た。どうやって?それは魔力操作の応用の「飛行」を使って上から出ていった。

試験は面接と実技試験だった。白魔道書持ちだと言うことで点をもらうのが嫌なので持っていったがバックの中に入れていたが、もうすでにバレていた。校長が自慢していたらしい。あのお喋り校長!実技では魔道書を使わずにいけたが、面接ではどうしても見せろと言われたので仕方なく見せる。中までは見せないようにした。結果は次の日に出るらしい。


魔道師というのは町に一つはある警察署に所属している警察より上の役職で警察が持つ魔法道具などで止めることができないと判断した場合に魔法を使用を許可されている仕事で、比較的警察より自由がきく仕事で毎年志願者が多い。じゃあ警察が少なくなるんじゃないか?と考えるかもしれない。そういうことを防ぐために魔道師試験に落ちた人はとんでもなく成績が悪くないかぎり警察に所属することになっている。その条件を呑める人のみ受けている。

魔道師には階級があり、4級、3級、2級、1級、上級、特級とある。特級が一番自由がきき、尚且つ給料がいい階級だ。

――――――――――――――――――

次の日になり、合格発表者の会場に行った。うるさいやつらがまだ5、6人残っていたので今日もリイルと「飛行」を使って行く。合格発表はもうされていた。人でごった返している中、立って見るのも困難なので「飛行」のまま確認すると特級に番号があった。

横でリイルが

「私、特級のところに番号あったよー」

と喜んでいる。


「俺も、特級にあったわ」

「まー、そーだろーね。白魔道書に選ばれるぐらいなんだから」

「やっぱり、やるかぁ」

「何を?」

「破れたページを探す旅に行くんだよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ