表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/17

魔眼の魔女による乙女ゲームの攻略結果。

 主人公マリアがアーサー様と恋人状態になったおかげで、乙女ゲームのバッドエンドを回避できた。


 私は、魔王ダークエンドを討伐したあと、その場の全員に真実を話して謝罪した。


 そのとき私は、罵倒や糾弾の言葉を覚悟をしていた。

 どんな批判も真摯に受け止めるつもりだった。


 だが、私の魔眼の被害者たちは――。


「何も覚えていないがすべて予定どおりだった」

「新しい婚約者ができた」

「今は幸せです」

「今度ダンジョンアタックに行こう」


 などと、誰も被害を訴える者がいなかった。


 仕方が無いので、この件は公爵様にお任せすることになった。

 ケイの話では、厳重注意処分になりそう。と、いうことだった。


--

 その後、私はランスロット様に呼び出された。

 ついに私は『魔眼の魔女』だったことが、ばれてしまった。


 おそらく、これから私はランスロット様に断罪される。


 せっかく仲良くなれたランスロット様と別れるのは辛いけど仕方が無い。

 これが、私の乙女ゲームの結末エンディングだったのだ。


「済まない。待たせたね」

 そう言って、ランスロット様が生徒会室にやってきた。


「いえ、ちょうど今、来たところです」


 ランスロット様は、金髪碧眼のクール系美男子である。

 もう会えない。と、思うと少し悲しい。


「あの日、私が言った言葉を覚えているだろうか?」

「えっ、なんのことですか?」


 本当になんのことだかわからない。

 大好きな人の言葉すら覚えていないなんて、私はなんてダメな女の子なんだろう。


「えっ?どうして泣いているんだい?私は、君の望みをなんでも叶えてあげるって、そう言うつもりだったんだ。あの日約束したよね?」


 そう言って、私の手を握ってくれた。


 あっ!

 思い出した!

 確かに私が落ち込んでいたときに、手を握って約束してくれた。


「でも、ランスロット様は、私を断罪追放するつもりですよね?」

「えっ、なんで?」

 ランスロット様が本当に不思議そうな顔をしていた。


 えっ?

 違うの?


「魔眼の魔女だった私はお嫌いですよね?婚約破棄するんですよね?」

「どうして、そうなるんだ?」


 あれ?おかしいな?


「君が魔女だと知って驚いた。でも、魔女を理由に君を嫌いになんてならないよ?」


 私が困惑していると、ランスロット様も困った顔をしていた。


「どうやらはっきりと言った方が良いようだ」

 ランスロット様は、私の目を見つめた。


 えっ?

 なんですか?


 やっぱり、婚約破棄するんですか?

 断罪追放するつもりですよね?


「グインネヴィア嬢。君が魔女でも構わない。来年、学園を卒業したら私と結婚してください」


 えっ?

 えぇぇっ!?


 そんな、ことを、急に、言われてましても。


 もちろん、答えなんて決まっている。

「はい。喜んで、お願いしましゅ」


 あっ、噛んだ。

 ランスロット様が吹いた。


「ランスロット様、もう一回。もう一回やり直してください!」


 私の望みをなんでも叶えてくれるって言いましたよね!?


「グインネヴィア嬢。私は、そんな君が大好きだよ」


 私も、ランスロット様のことが大好きです!


--

 魔眼の魔女による乙女ゲーム攻略。

(グインネヴィアルート:ハッピーエンド)

 拙い文章を読んでいただきありがとうございました。

 こんなの乙女ゲームじゃない!って、思った方は『星1』でも入れてあげてください。


--

 俺は悪役令嬢の幼馴染。の解決編として書きました。

 お時間がありましたら、ぜひご感想などお聞かせください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ