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旧:転生少女の無双物語  作者: アイアイ
〜記憶喪失編〜
35/56

33.新しいお友達

今日もお願いしますm(。>__<。)m

ふぅ〜…。

にしても、とっても暇ね。二十分間一人でいるなんてつまらないわ。周りの子供たちが羨ましい。

いいなぁ〜…簡単に友達ができて。

ーーふっ、お前、ぼっちなのか…。……なっ‼︎ぼ、ぼっち…。ぼっちじゃない‼︎断じてあたしはぼっちじゃない‼︎

でも、ぼっちだってことは本当だからね…。否定できん。

ーーさっきまで否定してたくせに…。うっ…。

あたしが心の中で自分にツッコンで、自分で傷ついていると、一人のショートヘアの翡翠の髪に、コバルトブルーの瞳で、耳が尖っている女の子が目に入った。

あれって、以前本で読んだことのあるエルフ…?なんか、


「きれぇ〜…」


あたしがそう呟くと、どうやらその子に聞こえたのか分からんが、会釈してくれた。ので、自分もその子に会釈しておいた。

あわわわわ、ど、どうしよう。こういう場合って友達になろう!ってあたしが近ずくべきなのかなぁ?…多分そうね。よし!ならもう行動に移すか!


「ね、ねぇ?」


あたしが、その子に近寄って話しかけると、ちょっとビクっとしたけどこっちに目を向けてくれた。


「あなた、名前は?あたし、フィラル!よろしくね?」


「あ、う、うん。私、ネフライト。えと、こちらこそよろしくね?フィラルちゃん」


「うん!よろしく!ネフィ。一つ頼み事があるの!あたしと友達になって?」


「ね、ネフィ?」


「あ、そこなんだ…。まぁ、いいけど…。うん!ネフライトだからネフィ!…あ、もしかして、いや、だった?」


「ううん。大丈夫!嫌じゃないよ?…ところでさ、フィラルちゃん。私のこと気持ち悪いとか思わないの?」


突然ネフライトがそんなことを言い出した。


「は?いきなりどうしたの?…もしかしてネフィってマゾ⁈Mだったの⁉︎」


「いや、違うってば!断じて違う‼︎……って、そうじゃなくてぇ。私、耳尖ってるでしょ?だからさ…」


「ん?いや、思わないよ?だって、エルフ族って平和ラブでしょ?いいことじゃん。っていうか、なんで気持ち悪いって思わなきゃいけないの?」


「いや、違うならいいの!…フィラルちゃん。ありがとう」


「うふふ、どういたしまして」


こうして、IQ診断までの二十分間の自由時間に、フィーちゃんはめでたくエルフ族の友達をゲットしたのでした。

今日も読んでくださりありがとうございました♡✧。(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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