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呪われた鬼人と邪眼の恋物語  作者: 月野まりも


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戦闘でプロポーズ

雅 18歳 鬼人族の姫で呪われた子

赤い髪に赤い瞳 


エスター 20歳 ファンタシア王国の王様

三つ目の邪眼の力を持つ

長髪で黒髪 緑色の瞳 

鬼人族とお隣のファンタシア王国は毎回、引き分けの戦闘を繰り返している

空飛ぶ騎獣に乗り攻めてくるのはいつも鬼人族

ファンタシア王国の国王も負けず劣らず三つ目の邪眼の力で防衛に徹している

何故、防衛なのかと言うと鬼人族の王族の姫に恋をしているからだ

その姫は鬼人族の中では呪われた子として産まれた。300年から500年の周期で出る異形な鬼

一族の力を全て自分が持って産まれ、鬼人族の里に有る実のなる大樹に力を流す事で一族は力を得るがかなり力が弱まってしまっている

呪われた鬼人が産まれると一族は衰退すると言われており、呪われた子は殺されないように王宮の有る施設で隔離されている。外に出れる時は戦闘の時だけで常に力を大樹に力を搾取されると言う苦しみに堪えて暮らしている。それを知るのは王族のみ

小さい頃か鬼人族に忌み嫌われ…それでも生きたいと願う雅と言う姫だった

「兄様、私が行きますから控えで下さいませ」

「そうだな。お前はそれしか役に立たないからな!」

「…はい。お任せ下さい…。今日こそファンタシア王国を落としてみせます」

「いつもそればかりだな」

「国王自ら戦場に出るので中々、厳しいのは兄様だって知ってるはずです」

「それでもわざわざお前を連れてきてるんだ。役立たずの鬼人族などいらない」

「はい…」

騎獣を操り、ファンタシア王国の国王の元に向うと邪眼の力で鬼人族を圧倒していた

「やぁ、雅。今日も美しいな」

「エスター、今日こそお前を倒す!」

「君を傷付けるなんて私には出来ないな…それより私の妻になれ。大事にする」

「いつも、いつもそのような戯言などを」

「戯言なんかではない。君の事が好きなんだよ?いい加減に我が国を諦めて私の妻として国交を深めようじゃないか」

「わたしは…里から出れない…一生…」

「そんなの関係ない。雅…私の元に来い。君のその赤い髪もその赤い瞳も美しいよ」

「わたしは呪われた異形な鬼人…せめて死ぬなら戦場で死にたいだけよ」

「死にたいなら私の側に居ればいいよ」

エスターは雅の攻撃をかわしながらプロポーズしている。これが恒例だった…

雅がいつも戦場に来るのは本当はエスターに会う為…せめて誰かに殺されるなら力を搾取され苦しむならエスターになら殺されれても構わないと思っていた…叶わないエスターの妻になる事は…。里の者が許さない。雅が死なない限り鬼人族は衰退し里全体が深い眠りにつく事になるのだ。誰もが雅の死を願っている…例えそれが母親だとしても…。雅を産んだ母親は雅の本来の姿を知る数少ない鬼人族の王妃だ

「わたしは…死なないといけない存在なの…」

「私が死なせないよ。雅…私のところに来い」

「だから!貴方なんて大嫌いよ!」

騎獣に乗り、エスターに剣を向けて振りかざす一方。、エスターは風魔法で空を飛んでいる

バリアを張っているので雅の攻撃は当たらない

鬼人の力を使わないのは力が強すぎるせいで制御が出来ないからだ

しかも使うと鬼人族全体が力を一時的に失ってしまう

自分、1人に鬼人族の源で有る大樹の力を受け継いでしまった呪われた鬼人、異形の子

そんな雅を好きだと言ってくれるエスターの言葉はとても魅力的だった…

「雅!!!今日はこれで撤退だ!帰るぞ!!」

兄様の声がして雅は我に帰る

「次は絶対に殺してやるわ、エスター」

「行ってしまうのか?何故、つれないんだい。私は本気だよ、雅」

「うるさい!聞きたくないわ!」

二人とも両想いなのに…雅は自由に生きれない

呪われた子だから…

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