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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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専門学校の推薦入試翌日

 鳳来「昨日の専門学校の入試どうだった?」

「専門学校ごとに入試内容が違うと思うけど、俺と雪華の場合は面接と実技試験だったんだよ」

 舞原「実技試験?」

 雪華「うん。あたし達が進学したいのは動物関連の学校だからさ、知識を披露したって感じ」

「動物と言っても犬や猫や家畜では無く、俺の場合は鳥類と魚類で雪華は爬虫類を中心に選択するから、それの知識を披露したって感じだな」

 雪華「ひろ君の場合は先生をドン引きさせていたけどね。「そんな高額な種類をもう飼育しているんですか?」って」

「そうそう。証拠はあるか聞かれたから動画を見せたよ」

「「「「「へえ〜」」」」」

 烏野「筆記試験は無いんですか?」

「大学と違って他の科目の勉強は無いから無いよ。一応、高校の推薦だから3年間の学力は専門学校側に知られているけどね」

 烏野「なるほどです」

 専門学校の推薦入試の翌日のHR前、内宮班全員が興味津々といった感じで俺と雪華の周りに集まってきた。どんな内容か聞いてきたから答えていたんだけど、進学に関わることだからか聞き耳を立てている人が多い。ただ、俺達最近忘れられてる組はいつも通り女の子とマッスルおネエさんの話題で盛り上がっていたよ。


 九條先生「内宮君と石嶺さん、昨日の推薦入試はどうでしたか?」

「俺は全力を尽くしました。試験担当の先生の感触は良かったです」

 雪華「あたしも同じです。試験は複数の人と同時でしたが、手際良く出来たと感じています」

「そうですか、そうですか」

「文化祭までには合否判定が出ますから楽しみです」

「ははは。ただし、入試試験と中間テストは別ですからね?テスト勉強もしっかりやるようにして下さいよ」

「「はい!」」

 放課後になり、専門学校の推薦入試の内容を担任の九條先生と副担任の蔵持先生に聞かれた。別の教室に移動するか聞かれたけど聞かれて困る内容じゃ無いからクラスの教室で話しをした。文化祭前までに受かれば進学先が決まるという部分では教室に残っている人達からはザワッとしたけどな。


 蔵持先生「? テスト週間になっていますから職員室は入室禁止ですよ?」

「はい。なので蔵持先生には教頭と多澤先生を呼んで欲しいんです」

 蔵持先生は職員室に向かうと言うので、俺と雪華も下校準備をしてから一緒に職員室へと向かう。


 教頭「相談とは?」

「テスト最終日に調理室の使用許可をもらいたいんです」

「う〜む」

「教頭が好きなきのこの炊き込みご飯ですよ?今回は松茸と乾燥ではありますが香茸ですよ?卒業するから今回で食べられるのは最後になりますけど諦めますか?」

「なっ!こ、香茸もあるんですか?」

「奇跡的に入手出来ましたからね。生より少し価格は下がりますが個人で購入するより、先生達で分担して購入すれば手軽な値段になりますよ」

「むむむ」

「多澤先生。調理室の使用は大丈夫ですよね?」

「そうですね。教頭の許可が出れば平気ですよ」

「わかりました。校長とも相談しますので少しお時間を下さい」

 雪華「先生方失礼します。調理するのはテスト最終日ですが購入する都合があるので、月曜日までに教えて下さい」

「あ、調理がダメな場合は教頭との個人取引でもいいですよ?高額なので問題が無ければになりますが」

「悩ましいことを言わないでもらえますかね!?」

「あはは」

 雪華「これ、松茸と香茸の金額です。親族割引だし親族しか取引を受け付けてないので破格だと思います」

 そう言って教頭に紙を渡す雪華。

 その金額を食べる先生達で割ればいいからな。人数にもよるけど料亭よりも安く食べられるだろう。


「では先生方失礼します」

 雪華「失礼します」

 先生に伝えることは伝えたから帰ることにする。


「どうなるかな?」

「ま、ダメでもウチで食べればいいから雪華の親戚の方には迷惑かけないから安心して」

「そこは心配してないよ。ところでさ、しいたけ以外のきのこを原木で育てる気はない?」

「何の種類?」

「色々あるみたいだよ?原木を買うって言ってた人がドタキャンしたみたいでね?買い手を探しているのよ」

「わかった。買い手が見つからなかった残りは俺が買うから連絡しといて」

「ありがとう」

「ただ、今後ずっとは買わないけど同じような事をされたら俺が買うからな!」

「頼りにしてます」

「値段はもちろんだけど、原木にした種類ときのこの種類は教えてくれよ?」

「もちろん!」

 自宅の最寄りバス停に向かう車内で雪華とはきのこの話題で盛り上がった。

 原木栽培だから収穫は年1回。菌床栽培とは違うから彩夏が興味を示すかは微妙だな。でも、近々まいたけの収穫時期だから楽しみだな!


 彩夏「おのれネズミめ!」

 晩飯後、彩夏はプンスカしていた。詳しく聞くと、メダカ水槽にトドメを刺したお父さんがいる男子が東京方面にある遊園地に行ったのを自慢しているみたいだ。そこで撮った写真を学校配布のタブレットで見せているらしいんだけど彩夏は羨ましがる事は無く、俺が収穫間近のまいたけのネズミ被害を心配しているほうが上回ったらしい。

 郊外だからいるんだよ、害獣のネズミが。

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