↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

538/549

晩飯のおかずはおでんに変更

 彩夏「おにいちゃん、これは?」

「メダカの産卵床。水槽の環境にも馴染み始めて産卵を開始するだろうからね、卵の観察とかをするなら水草よりコレに産みつけたほうがいいから先生に渡して」

「わかった!」

「水槽の管理は大丈夫?」

「うん!」

 晩飯の時にたまに彩夏が話すんだけど、水槽を管理するモチべーションは今も高いみたいだ。他のクラスも同じような水槽にして欲しいと先生に言ってるみたいだけど無理と言われ続けているらしく、一度ダメにしたのをバカにしていた生徒も悔しがっているらしい。

 でも、来年5年生に進級するとクラス替えもあるし教室も変わる。引き続き進級した4年生が管理するなら教えるし、彩夏の教室にまた水槽を設置するならやってあげてもいいな、と思っている。


 ◇◇◇


 雪華「何の電話だったの?」

「警察から。この前のチョウゲンボウの飼い主が見つかったって連絡」

「良かったね」

「だな」

 学校の昼休憩中、スマホに着信があり出てみると警察からだった。烏野さんと鳳来さんと一緒にハゼ釣りに行った時に保護したチョウゲンボウの飼い主が見つかったって連絡だった。お礼がしたいみたいだから連絡先を伝えてもいいか?と聞かれたから言わないように伝えておいた。若い異性だったり謝礼金目的の場合は会うんだろうけど、俺には不要だからな!

 でも参ったな。明槻さんと笹嶋さんとハゼ釣りは別の場所にしないとなー。万が一、保護した人を探しに飼い主が釣り場に来る可能性もあるからな。面倒事はごめんだぜ!


「何か悩みごと?」

「明槻さんと笹嶋さんとの釣りの件。ハゼもメッキも釣れる場所は他にもあるんだけど、そこにはイイダコがいるんだよなー」

 イイダコ美味しいからいいじゃんと思うだろうけどイイダコは当然だけど密漁対象。もちろん許可を得た釣り船での釣果なら問題は無いんだけど俺達は密漁になるから面倒なんだけど、仕方無いか。

「何で別の釣り場にするの?」

「保護した人を探しに飼い主が釣り場に来る可能性があるだろ?面倒事はごめんだからな!」

「あー、なるほどねー。で、どうするの?」

「乗り継ぐけど同じバス路線でもっと先に行くだけだけど交通費が変わるからな。相談してみるよ」

「密漁対象はダメっていうのは知っているんだから、仮にイイダコが釣れてもすぐにリリースするわよ」

「そうだな」

 って事で明槻さんと笹嶋さんに聞いてみると2人共「オッケー」って事だったから集合時間を早めた時間を伝えておいた。


 雪華をバイト先に送ってから近場のスーパーに行くと昼休憩に雪華と少しだけ話題になったイイダコが売られていた。今日は梨狩りの時に買った夕顔の煮物の予定だったけど、おでんにしよう。

 大根の代わりに夕顔を使うから大根は買わずに、それ以外の食材を買い物カゴに入れていく。


「あら、内宮君じゃない」

「あ、厳さんのお母さんと昌史のお母さん。お久しぶりです」

 今日は雪華がいないから店内カートにカゴを乗せて買い物をしていると惣菜コーナーで話しをしている厳さんと昌史のお母さんがいたから挨拶をしておく。

「内宮君は進学はどうするの?」

「専門学校です。近々、入学試験がありますね」

「あら意外。内宮君の学力なら大学に進学すると思っていたのに」

「欲しい資格が何種類かあるんですよ。それには実務経験が必要なのもあるので大学で4年過ごすのは無駄と考えていますから」

「「なるほどね〜」」

「進学後も仲良くしてね」

「もちろんです」

 俺の中では厳さんと昌史は生涯の親友と思っているからな!

 その後も軽く世間話をしてから別れてセルフレジに向かうけど、二人はまだ話している。何やら口に手を当てて「やーだー」なんて言いながら笑っているけど何の話題なんだろうか?厳さんと昌史の話題じゃないことを願うぜ!


 母さん「あら?今日は夕顔の煮物じゃなかったの?」

「今日、学校の昼休憩でイイダコの話題があってさ、スーパーで売ってたから買ったんだよ。大根の代わりに夕顔を使ったおでんにしようと思ってさ」

「いいわね!大根と違って味を染み込ませる必要が無いから今からでも平気ね」

 母さんと一緒に下処理をして、大鍋に入れて煮込めば完成を待つだけ。


 雪華「夕顔のおでんもいいね!ツルンとした食感だから、まだ暑さが残るのに食べやすいね」

「だよな。白ご飯がすすむとは思うんだけど父さんの分を残さないといけないから、後は生麺タイプのラーメンで頼むよ」

「そうなの?」

「白ご飯がすすんだのは俺達だけじゃなかったってことだよ」

「なるほどね」

 おでんはとっても好評でした!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。