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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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スーパーの臨時休店

 始業式の翌日に九條先生に呼ばれた理由を聞きたそうに俺と雪華の元に集まってきた。メッセージにも連絡が来たけど軽くしか返信しなかったからかな?

 鳳来「うちも専門学校なんだけど、推薦してくれるのかな?」

「先生から言われたことだけど、1校に絞っている人が対象みたいだよ?」

「「「「「なるほどね」」」」」

 そんな会話が朝のHR前にあった。


 昌史「内宮わりぃ、放課後に高校近くのスーパーで買い物したいから頼めるか?」

「いいけど、何かあったのか?」

「近所のスーパーが臨時休店になってるみたいだぜ?バックヤードの設備に不具合が出ているらしいぜ?」

「マジかよ!俺も母さんに連絡しとくわ」

 昼休憩前の授業終わりに昌史から衝撃の内容を聞かされたから母さんにメッセージを送っておいた。放課後までにメッセージの返信が無かったら電話すればいいから気楽な気持ちではあるな。


「ところで厳さんには伝えたのか?」

「そうか!厳さんにも知らせとくか。仮に買い物がある場合、高校そばのスーパーはスクーターを停めるスペース無いもんな」

「そうそう」

 そんな会話の後、昌史は厳さんを誘って学食に向かっていった。


 雪華「こんな大人数でスーパーに行くなんて珍しいね」

「だな」

 放課後になり、昌史と義妹ちゃん、厳さん、それと俺と雪華で高校そばのスーパーにやってきた。

 昌史「まずは野菜から頼むよ」

 厳さん「俺も」

「あいよ。由依ちゃんはまず自分で選んでみようか、その後に俺が見てあげるから」

「お願いします」


「この野菜はね、ここで鮮度を判別するんだ。それとこの野菜はこっちのほうが色が濃いけど追熟している場合が多くてね、中身が傷んでいたり味に苦味が出たりするから要注意だよ」

「勉強になります」

 こんな感じで選ぶポイントを教えながら昌史が持つカゴの中に入れていく。

 厳さん「内宮、この野菜を買いたいんだけど」

「はいよ。じゃあコレだな」

「俺には教えてくれないの?」

「教えるとしたら義姉さんのほうだろ。料理は壊滅的でも買うのは出来るんだから」

 こんな調子で青果コーナーを後にする。


「すみません、これを天ぷら用に開いていただけますか?中骨も一緒に下さい」

「承知しました。少々お時間をいただけますか?」

「わかりました。他の食材を購入してまた来ますので」

 鮮魚コーナーで店員さんにアジを天ぷら用に開いてくれるように頼んだ。今のスーパーは販売されている魚であれば無料で捌いてくれるからな。

 由依「先輩。天ぷら用に開いてあるのがパックで販売されているのに何でワザワザ依頼したんですか?」

「このパックは多分だけど、昨日捌いたヤツだからさ。揚げ物だけど鮮度がわかるほうがいいし、美味しいからね。それと、中骨は骨せんべいにすればいいと思うから。もしも、迷惑なら俺が貰うからさ」

 昌史「ついでに揚げればいいだけなら、俺が食べるよ」

「それじゃ、厳さんが買う肉を買いにいくか」

 今度は精肉コーナーへと向かう。


 厳さん「それじゃあ俺は先に精算するよ。この後、姉ちゃんがスクーターで運んでくれるからさ」

「わかった。それじゃまた明日な」

 昌史「厳さん、また明日」

「おう!」

 精肉コーナーで買い物を終えた厳さんが、先に帰宅していった。


「昌史の家は他にも買うのあるのか?」

「いや。休店は今日だけの予定だろ?もしも明日も休みの場合はまた頼むよ。内宮の家と違って冷蔵庫大きく無いからさ」

「ははは。了解だ!」

 由依「先輩の家の冷蔵庫って大きいんですか?」

「俺の家って兄弟多いだろ?だからさ。しかも2台あるからな」

「そうそう。中学時代に一度おじゃました時に見たんだけど、家電量販店で見る一番デカイのが1台あるんだぜ」

「へえ〜」


「先輩。今日はありがとうございました」

「内宮。今日はありがとな」

「おう!それじゃまた明日な」

 鮮魚コーナーで捌いてもらったアジを受け取り、昌史と義妹ちゃんも帰っていった。出口側にある袋入りの氷を貰ってから帰るように言っておいたよ。


「雪華お待たせ。それじゃ、俺達も買い物して帰ろうか」

「うん!晩ご飯のおかずを考えながら見ていたから平気だよ」

「そうか」

 母さんと相談した結果。今日の晩飯は雪華が作ってくれることになった。


「ひろ君?今日のおかずにそのような食材は必要ありませんよ」

「これは食材では無く、飼育用なのでノーカンです」

「んもう」

 鮮魚売場で購入したのは、ツキヒガイとムラサキウニの白っぽい個体。両方深めの発泡スチロール箱で生きた状態で販売されていたから買うしかないっしょ!


「今日はフィンランドのアレンジ料理じゃないんだね」

「フィンランドのアレンジ料理は冬場に美味しい料理が多いからさ」

「確かにな。それに、ウチの家族は夏バテとは無縁でガッツリ系も平気だからな」

「そうそう」

 そんな訳で雪華と俺は一番最後にスーパーを出て帰路についたのだった。


 スーパーで購入したウニとツキヒガイは水合わせ出来無いから、そのまま水槽内に入れた。明日の朝に生きていれば大丈夫だろう。楽しみだ!

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