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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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入学式だけど3年はLHR中

 今頃講堂では入学式をやってんだろなー。と思いながら我々はLHRの最中で学校の年間行事予定や3年だから大学のオープンキャンパスについての説明や、就職する人達は学校側に少しの斡旋があるが県外希望の場合は自力になることなど、本格的な受験や就活に向けての話しとなっている。俺は専門学校組だけど、高校の学校見学みたいなのがあるみたいだから雪華と一緒に参加してみる予定だ。

 そんな感じで濃い内容のLHRの為、去年の2年の時のような入学式が終わりになる前に講堂にひっそりと入場して新入生を拍手で迎える事はせずに教室で過ごしている。


 LHRも終了して帰宅の合図を待つ段階となり、先生達はいるけどお喋りタイムとなっている。

 鳳来「内宮は保育体験得意そうだよね」

「おう!現役の保育園児がいるからな」

「年齢的に何で幼稚園じゃないの?」

「幼稚園って預かるのは昼過ぎまででさ、日中は仕事している母さんには負担だから保育園にしてるんだよ」

「へー」

「それに聞いた話しになるんだけど、幼稚園はボスママがいて常にご機嫌を取る必要があるらしいぜ?」

「うわー、面倒くせぇ」

「ウチの場合は仮に幼稚園にしたら、土日はもちろん平日も係や当番があるらしいから小学生の妹もいるし負担ばかり増えてキャパオーバーだよ」

「なるほどねー。でも、勉強の面では幼稚園のほうがいいんでしょ?」

「取り組みとしてはね。ウチは教育ママじゃないからさ、俺みたいな個性的な子供が育つわけよ。それに一番下の双子はもちろん、小学生の妹も現役高校生が勉強を教える事が出来るんだから不要だよ」

「あはは。環境としてはバツグンだわ」

「だろー?」


 烏野「ところで、内宮君でも関わりたくない年齢ってあるんですか?」

「あるよ。2歳のイヤイヤ期だな。機嫌がいいときとイヤイヤの時の落差が激しくてさ、アタった場合はお手上げになると思うぜ?」

 舞原「そんなに?」

「泣きわめいてどう接すればいいか、こっちが泣きたくなると思うよ?幸い、ウチの双子はブラコンで「にぃちゃー」って俺に抱きついてきたから相手してあげれば泣きやむけど、それだけ。あとはイヤイヤ全開でぐったりだった」

 雪華「今も、お兄ちゃんにべったりだもんね」

「おうよ!」

「「「「へー」」」」

 さて、俺達の話題は4月後半に実施予定の保育体験について。この学校の3年には保育体験があり、乳幼児の子供の面倒を見てみましょうってやつだ。体験だから実習の様に何日間もフルで面倒を見るわけじゃ無く1日だけ。高校3年ともなれば男女の関係になっているカップルも多いと思うから、赤ちゃんのお世話は大変なのを体感させる狙いもあるのでは?と推測している。


 明槻「じゃあ、オムツ替えとかも出来るの?」

「出来るよ。ただ、ミルク作りやミルクを与えるのは習う必要があるんだよ。ゲップを促すことは出来るんだけどね」

 舞原「あら、意外ね」

「この流れだからハラスメントと思わないで欲しいんだけど、ウチって全員が完全母乳で育ったんだよ。母さんが母乳の出が良い人でさミルクを買う必要が無かったんだって」

 実は雪華も俺の母さんの母乳で育っていたりする。お腹いっぱい満足するまで飲めたから食欲も旺盛になったんだと思う。だって、俺の母さんが雪華に母乳をあげられない時はミルク作りが大変だったと雪華の母親から聞いた記憶があるし、雪華の兄さんでさえ雪華ほどの量は食べない。


 烏野「母乳は血液と言いますよね?その、大丈夫だったんですか?貧血みたいな症状になるみたいなことがあったりとか」

「俺が知る限りは平気だった。俺の母親の家系ってさ食欲旺盛なんだよ。だから、栄養のあるものを大量に摂取出来てたんだと思うよ」

 雪華「ひろ君はもちろんだけど、小学生の妹ちゃんにも引き継がれてるよね」

「だな」

「「「「へえ〜」」」」


 鳳来「さ、内宮。このメンバーが揃ったという事は釣りの話題のお時間よ」

 明槻「あはは」

 その後、舞原さんは下津木さんと桃瀬さんとの会話に移り、代わりに笹嶋さんが来たので話題は釣り関連になってしまった。厳さんと昌史は新山君とお喋り中だ。


「わかってるよ。まずは4月後半と5月の連休に予定しているから。でも、LHRでも話題になったように進学や就活に向けて動く人もいるだろ?だから、無理に参加する必要は無いからね?」

 烏野「5月の連休までは大丈夫ですね。以降は夏休み含めて未定ですけど」

 笹嶋「あたしはダイジョブ」

 明槻「わたし実は……」

 鳳来「千奈っちゃんが平気なのは把握済よ!駅前の料理教室で魚関係の受講をお互いの母親がしている影響でママ友なんだからね!」

 明槻「そうだったー!」


「とりあえず、サビキ釣りでサッパとコノシロでも釣りに行こうと思う。コノシロは寿司で言うと光物のコハダになるし、サッパも美味しい魚だからさ」

 先日の海釣り公園で釣ったサッパの酢漬けが美味かったから、また食べたいってのもある。

 烏野「いいですね」

「それに、小魚を求めて肉食魚が来る可能性もあるからな」

 笹嶋「引き上げるのは大変だけど、魚種は魅力的」

 ここで帰宅の時間となり、教室を出ようとしたら蔵持先生から小声で「よろしく」と言われたので「了解です」とサムズアップしといた。

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