第25話 事後
すみません。身内に不幸があり投稿が遅れてしまいました。また、今回はあまり話が進んでいませんのでご了承お願いします。
――――チュンチュン――――
朝、スズメの可愛らしい鳴き声で俺は目を覚ます。
「う〜んッ!……よく寝た」
ベッドから半身を起こし背を伸ばす。
起きた時特有の瞼の違和感を感じるが既に眠気は覚めいつもの通りの朝を迎えた……と言いたい所だが―――――
「改めて見ると、スゲーことしたな俺……」
ベッドを見れば裸体の美少女が3人横たわっている。
「スー……スー……」
左を見れば静かに寝息を立てている留美がまる出しのおっきなおっぱいで俺の左腕を挟んでいる。
「征男様………」
右を見れば俺の名前を寝言で呟きながら俺の右手をギュッと握りしめている理子が幸せそうに寝ている。
「くかー……くかー……」
前を見れば寝息を立てた薫が俺の腹の上でうつ伏せの状態で幸せそうに寝ている………ってか薫重い、あとヨダレ垂らすな。
「一晩で3人の美少女と寝たのか……ハハッ、非モテだった前世では考えられないな」
彼女達3人と付き合うということはいずれそういう関係になることも分かっていたが……まさか一晩で3人を相手にするとは思わなんだ。夢のような現実感の無い事実に渇いた笑いを漏らしてしまうがこれは紛れもない事実であるし笑ってばかりもいられない。
「よっこいしょ……」
俺は愛しの彼女達を起こさないようにそろーりそろーりとベッドから抜け出す。
ブロンッ!ベチンッ!
薫が覆っていたので分からなかったがベッドから抜け出し立ち上がると俺の元気な愚息が俺の下っ腹を叩く……まったく、昨日彼女達相手に大暴れしたと言うのに朝になったらこんなに元気になっているとは……。
己の元気な愚息か視線を逸し再びベッドを見る、そこには産まれたままの美少女達が無防備に眠っているわけで……ゴクリッってヤバイヤバイ、彼女達の姿を見たらまたムラッとしてしまった。確かに体力的には彼女達と第2回戦をする位の元気がある訳だが寝込みを襲う程俺も鬼畜では無いし第2回戦をやる時間も無い。
「とりあえずシャワー浴びよ……」
汗やら何やらで体中ベトベトな俺はイキリ立つ我が息子を鎮める為にも寝室に取り付けられたシャワー室に向かった。
「フゥ……サッパリしたぁ〜」
数十分後、シャワーを浴びて汗を流し愚息を鎮めた俺はタオルで体を拭きながら再び寝室に戻って来た。部屋では相も変わらず理子達が眠っており暫くは起きそうになかった。ふと、時計を見れば時刻は8時を過ぎている。普段5時や6時に起きる俺からしたら今日は起きるのが遅い方だ。まあ、昨夜あんなにハッスルしたから当然かもしれないが、それくらいで寝坊してしまうとはまだまだ精進が足りないようだ。
部屋着に手っ取り早く着替え寝室から執務室へ執務室から廊下に出ようとした時だった。
「メモ?父さんからか……」
廊下に出ようと扉の前に立つと扉と床の隙間に紙切れが挟まっていた。取り出すとそれは父さんと母さんが俺に残した書き置きであった。
『征男へ、本来なら今日は高校に入学するのに必要な物を準備しなければならないところなのだが、父さんも母さんも急な仕事が入ってしまい、入学の準備を手伝ってやることが出来ない。許してくれ。詫びと言ってはなんだが1階の応接室に必要経費が多めに用意してあるので余ったらそれで理子ちゃん達と一緒に美味いもんでも食べてくれ後、携帯の件だが保護者の同意書に署名して必要経費の隣に置いてあるのでそれを使ってくれ、後は頼んだぞ。父より――――――――PS昨晩はお楽しみだったわねユキオちゃん♥by母より』
「orz……」
バレとるやんけ!父の伝言より母の追伸の威力が高過ぎて思わず膝を着いてしまった。馬鹿な!あの部屋と両親の部屋は防音加工が施されていていくら叫んだところで外に居ては聞こえない筈だ!なぜバレた!?って、まぁ理子達3人揃って見かけないし普段早起きの俺が寝坊している段階である程度予想は着くか……。
まさか母さんがあの宿屋のセリフを知っているとは思わなかった。っか、真面目腐った文章の後に母さんのとんでもPSをそのまま俺の部屋に差し込む辺り父さんもとんでもないのかもしれない……俺は苦笑いを浮かべながらそんなことを考えるのであった。
応接室にはメモの通り経費と同意書があった。必要経費の額が俺の予想より3割増多くて驚いたのはここだけの話だ。俺の両親が居ないと言うことは両親の部下である待田夫妻も居ないのは馬鹿でも予想出来る。つまり今日は俺と理子達の4人だけということになる。まぁ両親が急用で居なくなるのはいつもの事なのでそこまで慌ててはいない。
「さて、飯でも作るか」
両親が居ないことに慣れきった俺は遅めの朝飯を作るために準備を始めた。
ジュ〜
ハムの焼ける香ばしい香りがキッチンに広がる。寝室にあるキッチンで俺は今ベーコンを焼いている。
「ワンワン!」
「ハハハ!腹が減ったか?ハチ先輩、ちょっちまってくれベーコン焼き上がったらハチ先輩用のドッグフード用意してやるからな」
あの後留美の部屋で留美の帰りを気長に待ちながら寝ていたハチを見つけた俺はハチを引き連れ部屋に戻った。俺の寝室にはキッチンも完備されていた為、寝室のキッチンで遅めの朝飯を作ることにした。別に1階の食堂の調理場を使ってもよかったのだが、だかだか4人分(と一匹)の食事を作るのにあの広い調理場は気が引けたので寝室のキッチンを使うことにした。
朝飯はトーストとベーコンに目玉焼きというシンプルではあるが俺的には手早く作れる物をチョイスした。
「クンクン……これはっ!ベーコンの焼けるニオイ!」
「ふわぁ〜〜あっ、征男君おはよう♥」
「征男様!?すみません!今お手伝いします!」
ベーコンの焼けるニオイに釣られ全裸の3人娘達がベッドから起き出す。
「皆さん、おはようございます。食事の支度は私がやっておりますので皆さんはシャワーでも浴びてきてください」
フライパンを片手に俺は3人を いつもの口調で出迎える。昨日は興奮と本心を伝えたいという思いから素の口調が出てしまったがオリジナルを演じてる手前これ以上素の口調で話すのは不味いのだ。しかし―――――
「あっ〜〜また口調戻ってる!」
「ねぇ、前のデートの時にも思ったんだけど征男君って昨日口調の方が本来の君だよね?」
「征男様……」
どうやら彼女達は俺の口調に違和感があるようだ。無理もないか……昨日あれだけ素の口調で喋ってしまったのだ、彼女達からしたら普段の丁寧口調は逆に違和感しかないのだろう。仕方がない……。
「……ああ、留美の言う通りこっちが俺本来の口調だ。ガッカリしたか?したなら二度とこの口調では出さず、普段の私の口調で接していきますが、いかがですか?」
もうここまで知られたなら仕方がない。俺は今までの口調が演技であることをぶっちゃけた。紳士な口調が演技で荒い口調の方が本来の俺の口調であると知れば彼女達はガッカリするかもしれないが、そうなったら二度と彼女達の前で素の口調を出さないようにすれば良い、それより何故演技で紳士な口調をしているのかを問い詰められる方が俺的にはヤバイのだ。
「え?なんで?別に良いよ。私、征男の口調が変わった程度でガッカリしないよ」
「そうだよ征男君、私達征男君の口調が変わったくらいで嫌いにならないよ」
「征男様がどうして口調を変えているのか私達にはわかりませんが……口調が変わったくらいで征男様への愛が覚めるような薄情な人間ではありません」
だが3人は俺に対して寛容だった。俺が口調を変えていた理由を問うどころか気にしていなかったのだ。彼女達の優しさに込み上げて来るものを感じた。
「あっ、でもその口調私達といる時だけにしてね!私達だけの秘密にしたいからッ!」
ビシッ!と全裸で俺に指差しそう宣言する薫、はて?私達といる時だけとはどういうことだ?
「ふふふ、確かに自分達だけの秘密って恋人ぽくって良いかもね」
薫の意見に共感したのか留美も微笑む。
「チッチッチッ……留美君それは違うなぁ〜恋人ぽいっじゃないんだな〜恋人なんだよ私達は」
人差し指を立てながら久しぶりにホームズ口調になり留美の発言を訂正する薫。
「ふふっ、それもそうだね」
その訂正に微笑みながら留美も肯定する。
「征男様と秘密を共有……ふふっ、いいですねそれ」
二人の会話を聞き乗り気な理子、恋人だけしか知らない共通の秘密か……確かに恋人ぽくってドキドキするな(あっ、もう恋人だったか)。当事者である俺も悪くない気がしてきていたのだった。
こうして彼女達3人の意見により俺の素の口調で喋るのは一人の時と彼女達といる時だけ許されることになった。ってガールトークしてるとこ悪いんだけどいい加減シャワー浴びに行って来んない?全裸でガールトークされると目のやり場に困るんだけど……。
結局、昨日あれだけハッスルしたのに彼女達の柔肌を見ただけでまた臨戦態勢になってしまった我が愚息を諌める為に理性をフル回転させたのは言うまでもない。
サクッ
「う〜ん♪おいしい♥」
目玉焼きと焼きベーコンを上に乗っけたトーストにかぶり付きながら薫は満面の笑みを浮かべる。
「薫さん口元にパン屑が着いてますよ」
理子はそんな薫の口周りに着いたパン屑をハンカチで拭う。
「フフッ……ところで征男君今日はどうするの?」
二人を眺めながら留美が今日の予定を問う。
あの後シャワーを浴び着替えた理子達が戻って来る頃には朝食の準備は既に済んでおり俺達は寝室のソファーに腰を下ろして食事をすることになった。
「そうだな……取り敢えず父さん達から金は貰ったから新しい学校の制服とかを注文しないとな」
コーヒーを一口飲みそう切り出す俺、京極学園に入学が決まったがその入学式までまだ数日の猶予がある。つまりその猶予の内に必要な物を買い揃えなければならない。引っ越したばかりだが、そういう面倒くさいことは早く終わらせるに限る。だから今日はに入学に必要な物で特に嵩張る制服を買いに行くつもりだ。
「制服かぁ〜……たしか京極のってブレザーなんだよね?中学がセーラーだったから楽しみだなぁ〜」
薫がまだ見ぬ制服に思いを馳せる。一方、俺は前世の中高がブレザーだったから今更ブレザーに思い入れは無いのだが……しかし!エロゲの世界の学生服が着れると思うとワクワクするし原作では理子以外……つまり留美と薫が着ることのなかった京極学園の制服姿が見れると思うと胸が熱くなる!っとまぁそんな邪な心を当人達には見せる事なく俺は話を変える。
「ゴホン!まぁ制服もそうだが……折角の高校デビューなんだし携帯変えようぜ」
「そうそう♪私、秋穂に居た頃は結局携帯持たせて貰えなかったから携帯……今流行りのはスマホだっけ?それに興味があるんだよね」
銀行家というお固い職の父親のせいなのか今まで携帯を持ったことのない留美はスマホに興味を示す。
「スマホかぁ〜私も興味あったけど中学の時は子供携帯だったからすっごく!興味あるんだよね!」
同じく珍しい物に目がない薫もスマホに興味を示した。
「スマホですか……通話とメールが出来るのでしたら今までの携帯でも良いと思うのですが……」
逆にガラケーで十分だと考える理子はスマホに難色を示す。
この様に三者三様の意見だが今日俺達は携帯をスマホに変えるつもりでいる所謂機種変というやつだ。この世界、俺の前世と似たような世界なのだが……この世界、時代が数十年程過去なのだ。だから前世では十数年前にアメリカに殺された貿易センターに飛行機を突っ込ませたヤベーテロリストも最近殺されたことになってるし、スマホも俺の前世の晩年と違いあまり普及していないのだ。
「……たしかに理子の言いたい気持ちも分かるが……俺のもそうだが、理子の携帯だって何年も使ってるだろ?そろそろ買い換えの時じゃねぇかって思ってさ……」
「た、たしかに……」
そう言いながら自身のガラケーを取り出し眺める理子、彼女のパープルカラーのガラケーはキズが付きかなり使っていることが一目で分かるような状態だった。無論俺のガラケーも似たような物である。
「同じ買い換えるんでも最新のが良いだろと思ってさ……それに皆でお揃のスマホも悪くないだろ?」
「お揃かぁ〜それイイネ!」
「色違いで揃えるのも悪くないかも」
「ゆ、征男様達とお揃い……いいかも」
理子を含め彼女達はお揃のスマホにすることに乗り気のようだ。
「なら、決まりだな皆親御さんからこっちに来る前に同意書貰って来たろ?今日、ショップ行く時に忘れんなよ」
本来なら未成年者は保護者が同伴でないと携帯の契約が出来ないのだが前もって保護者に同意書にサインして貰えれば保護者不在でも携帯契約が出来るのだ。
「フッフッフッ……そんなこと当然ではないか征男君〜」
「父さんも流石に高校生で携帯を持ってないのは不味いって思ったのかな?アッサリサインしてくれたよ」
「はい私も父さんがサインしてくれました」
彼女達は各々親が書いた同意書を俺に見せる……よし!問題無いな。俺がスマホの機種変に拘るのも理由がある。正直ガラケーの性能に耐え切れなくなったということもあるが、催眠ガラケーを使わないという俺なりの意思表示でもある。
原作通りなら京極学園に入学して暫くすれば俺の元に催眠ガラケーが届く筈だ。まぁ、もっとも前の実家が焼けて家の場所が変わった今、原作通りに催眠ガラケーか俺の元に届く可能性は低いのかもしれないが、もし届けられたとしても俺はあんな物を使うつもりは一切無い。確かにあれは使い用によっては黒幕である初老の男に対する切り札になり得るかもしれないが、人の体の自由を奪うこんな恐ろしい代物は使ってはいけないと俺の良心が告げるのだ。
こんな物を例え黒幕を倒す為、限定で使ったとしてもいずれその力に溺れ碌でもないことに使うかもしれない……だからスマホに機種変するのは俺の決意表明だ、何があっても催眠ガラケーを使わないという……誓いなのだ。
「そうか……なら朝飯食ったら早速行くか!」
朝食を済ませた俺達は早速、外に出て入学に必要な物を買い揃えに向かった。
「さっきから思ったのですが……体調は大丈夫ですか?歩き方が少しぎこちないですよ」
人通りの多い街中を歩いているのでオリジナルの口調に戻った俺は理子達を気遣う。それと言うのもさっきから彼女達は少しガニ股気味に歩いているのだ。まさか、昨日のアレで彼女達に無理させ過ぎてしまったのか?そんな不安が俺の中に巣食う。
「い、いえ、大丈夫です征男様……」
「まさか、昨日の?すみません……自制したつもりだったのですが……痛みますか?」
人前なのでどこが痛いのか、までは問わなかったが俺のせいで辛い思いをしているのであれば彼女達に申し訳ない。
「うぅん、痛くは無いよ……無いんだけど……」
「その、違和感が……」
痛みは無いと言う留美と理子、しかし違和感があるという。
「うぅ〜まだ征男のが入ってる気がする」
そして薫が、ぶっちゃけた。痛い訳じゃないので一安心だが普段と違う歩き方(ガニ股)をしているのだ、疲れているに違いない。
「あそこにカフェがあるので一休みしませんか?」
制服の注文(後で自宅に届く)はした。他の必要な物もある程度揃ったので一休みくらいしても良いだろう。
「さんせーい!」
「ありがとうございます。征男様」
「ごめんね。征男君……」
「いえいえ、元はと言えば私のせいですのでお気になさらず」
反応は様々だったが、休憩には皆乗り気のようだ。俺は彼女達に謝罪しながらカフェに向かうのであった。
「ねぇ!理子、こっちには征男や理子の友達が居るって聞いたんだけど、どんな人なの!?」
カフェに入り休憩をしていると好奇心旺盛な薫が注文したホットケーキを頬張りながらそう切り出した。
「そう言えばそんなこと前理子ちゃん言ってたね。私も気になるな」
留美も気になるようで理子に問う。
「そうですね……友達と呼べる方は沢山居ましたが、親友と呼べる幼馴染は征男様を含め4人だけでした」
紅茶を一口飲み理子が語りだした。
「少し勝ち気な所はありますが、薫さんと同じく運動が得意で世話好きな東堂 恋さん、クラス……いえ、学年のマドンナで誰に対しても分け隔てなく接する西寺 愛さん、文武両道で男女共に人気のある善野 服男さん……このお三方が私と征男様の親友と呼べる人達です」
そう長々と説明した理子は懐かしそうな表情を浮かべていた。俺も似たようなもので、平然とホットコーヒーを飲んでいるが理子の説明を聞いたせいで内心では三年前に別れた彼女達のことが頭を過っている。
小学校の卒業式から三年、彼女達とは会っていない。唯一、原作ヒロインの一人である、愛とは連絡先を交換したので今でもメールでやり取りしているが勝ち気な恋やなんやかんや馴れ合えなかった服男とは終ぞ連絡先を交換出来なかったので彼、彼女が今どうしているのか分からない。愛、経由で2人が元気だと言うことは解っているのだが……やはり直接会いたいという衝動に駆られる。
「へぇー、私と同じスポーツ女子かぁ、その恋て娘に会ってみたいな♪」
「理子ちゃんがそこまで言う友達かぁ、私も興味あるなぁ」
「お三方共、私達と同じ京極学園ですので入学したら留美さんも薫さんも会ってみてください。きっとお友達になれますよ」
会話に花を咲かせる理子達をコーヒーを飲みながら眺める。入学式前に恋達に会うこともやろうと思えば出来るがサプライズ好きな俺はあえて会うのを入学式まで我慢することにした。恋達の驚く顔が楽しみだ。
「あっ!ねぇ!見て見て征男!向かいのお店ゲーセンだよ!」
ふと俺が考え事をしていると薫が呼び掛けて来た。確かによく見ればカフェの向かい側はゲームセンターだ、俺達が住んでいた時にはなかった筈だが……どうやら引っ越して離れている間に出来たようだ。
「おや、あんな所にゲームセンターが作られていたとは……粗方、必要な物は買い揃えたことですし、どうです?今から寄って遊びませんか?」
必要な物は午前中に買い揃えてしまい、午後は暇なのだ。だったらそのまま家に帰るよりゲーセンで遊んでしまえ!と考えたのだ。
「え!!良いの!?だったら征男!格ゲーで勝負だ!!負けたら敗者は勝者の命令を聞くってのはどう!?」
ゲーセンで遊べると聞いてテンションが上がる薫、ホント素直だなぁ〜(勝者の命令を聞く!!グフフ、この勝負負ける訳にはいかんなぁ〜)。
「私は久しぶりにUFOキャッチャーでもしようかな?刈穂のゲーセンで獲れなかったあのぬいぐるみ、こっちのゲーセンでもあれば良いんだけど……」
留美はUFOキャッチャーで獲りたい人形があるのかゲーセンの方を眺めている(欲しい人形の一つや二つおじさんが獲っちゃうよぉ〜)。
「あ、あの征男!えっと…その……ぷ、プリクラを一緒に撮りたいのですがよろしいですか?」
恥ずかしいのか、顔を真っ赤にしながら俺をプリクラに誘う理子(か、かわええ~おじさんいくらでも撮っちゃうよ!)。
「では、行きましょうか」
その後、ゲーセンで薫と格ゲーして勝利したり、留美の為にUFOキャッチャーでぬいぐるみを獲ったり、理子と一緒にプリクラを撮ったのは言うまでもない。
次回は高校の入学式をお送りします。




