目次 次へ PR 1/2 序章 序章 ー予知夢。 未来に起きる出来事を知ることができる夢ー。 きっと、これも予知夢なのだろう…。 夕焼けに染まる校舎の階段を、ひたすらに駆け上がっていく夢だった。 その夢のわたしの胸は高鳴っていた。 どこまで駆け上がっていくのだろう。 誰に会いに行くのだろう。 それも知らないまま、ただ階段を駆け上がっていった。 息が苦しくなってくる。 けど、息が苦しくなっても、湧き上がってくる気持ちに、愛しさを感じた。 そして、駆け上がった先で見たのは―。