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カエルがケロっと、の話

こいつ、おかしな変換してるなぁと思われる部分が多々あると思う。

加えて、こいつ、やたら読点打ってやがると思われる部分も相当あると思う。

読書好きな人なら、すごく違和感があるだろうと思うんだよな。

とくに、紙媒体で読書してきた人なら、なおさらだ。

だが、これは「癖」ではなかったりする。

意図的なものが、ほとんどだ。残りは、単なる誤字。


まず、変換なのだが、これは、数字に顕著に表れているはず。

たぶん「アホか。誰も、そんなこと気にしてねぇわ」って感じのことだ。


十とか百とかね。これ、ゼロで表すと読みにくくない?と。

なので「十時間」や「2百人」って変換してる。

でも、ここが「アホ……以下同文」なところなのだが「十日」は使わない。

視点が誰なのかにもよるが「異世界人」が視点のターンでは使わない。

なぜなら、異世界に「とおか」はないから。


そこで日本から転移・転生した人の独白でない限り「10日」としている。

この2つが複合的に混じっている「二十歳」も使わない。「20歳」とする。

だって、異世界に日本の「とおか」や「はたち」はなかろうよ、と。

しかし、日本人として「十日」と見れば、これは絶対に「とおか」なんだよ。

ルビ振るのもおかしいしさ。だから、使わない。

設定が異世界で、洋風な雰囲気醸しといて「とおか」って、なんだ?という。


日本から転移・転生したなら使ってもおかしくはないだろうが。

でも、相手に通じる? 日本独特の言い回しって、通じる?

モノローグ(心の声)なら、アリだと思えるが、会話文では違和感がある。


これ、割と書いてて悩むところ。

和表現だと思わず、なにげなく使ってる言葉もあるからなぁ。

異世界人いたら、訊いてみたいよ。

五月雨式ってわかります? ヨイショするってわかります?


これも、転移や転生だと、まだしも理由はつけられる。

「自分ではそう話しているつもりだが、相手には翻訳されて伝わっている」説だ。

もしくは、そもそもの設定で、和的言葉が存在している世界(国)であること。


異世界の話であっても、自分なんかは転移や転生じゃない話も書いている。

翻訳もなにも、その言葉自体、本人が知らないだろ、と思ってしまうのだよ。

気づかずに、やってしまっていることはあるだろうが、気づくと、もう駄目。

ほかの言い回しにしないと、落ち着かない。


それから漢字には漢字そのものが持つ印象が強過ぎるので、ひらがなが多くなる。

だって、蛙はどうなくんですか? 鳴く? 啼く? いやぁ、しっくり来ない。

もうなかせるのを諦めているんだけどね、実は。

自分が書くと「カエルが、ケロケロしている」となる。はまる漢字がないから!

強いて書くなら、平仮名だな。「蛙が、ないている」うーん、微妙。


ていうか、わかってても「触れる」って、虫の字が入ってるから使いたくない。

それに、こいつ「ふれる」とも「さわれる」とも読めるじゃん!っていう。


もう、そんなのがゴロゴロしてる。平仮名にできない時はルビ振ってるけど。

「さける」「よける」(避)や「たえる」「こらえる」「こたえる」(堪)とか。

どちらで読むかで、語感の印象や文章全体の雰囲気まで変わる気がする。

と、まぁ、おかしな変換の理由には、こういう書き手の我儘が詰まっている。


次に、読点が多いことなんだが、これは単純に「横書き」だから。

それだけなんだよ、本当に。

縦書きだったら、こんなところに読点なんか打ってないってところで打ってる。


縦書き読みに慣れている人には、わかってもらえるかもしれない。

実は、目というのは、横読みのほうが速い。

スピードが、まったく違う。

なので、縦書き読みに慣れている人ほど、目が滑り易い。

縦書きを読む感覚で横書きを読むと、あれ?となることも少なからず起こる。

つまり、体に重りをつけて歩いてた人が、急に重り外した感じ。

同じように歩こうとすると、体が軽過ぎて「わわっ」てなる。


それではまったくしんどいばかりではないか。


これを読む時、2ヶ所「ん?」となりかねない場所がある。

それで()()()()くしんどいばかりではないか。

それではまった()()んどいばかりではないか。


というわけで、あえて切る。そこで、スピードを落としてもらえるよう調整。


それでは、まったく、しんどいばかりではないか。


平仮名は、ひっつき易いので、とくに読点が増える。

かといって、カタカナや漢字にするのも難しいこともある。

そもそも平仮名が多いのがいかんのだろうが、多くなる理由は上述した。


ちなみに、文章をなるべく短くするようにもしている。

縦書きなら、当然、1行とするところを2行に切り分けたりとか。

これも横書きの特徴なのだが、文字の折り返しに読みにくさがある。

横書きで文章が長いと、疲れるのだよ。とくに地の文は。


結果、おかしな変換と読点の多さは、書き手の我儘な理屈。

けして、癖というわけではないという話。


※なら、今まで書いてきた話を縦書きにするとどうなるの?っていうと……修正が大変なことになります。


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