久しぶりの車中泊、軽トラ女子
今夜は小松菜と鰯の缶詰めで炒め煮にするか。
ホントはサバ缶があればそっちを使うんだけど、
生憎買い忘れちまった。
[自動機能一覧]
自動洗浄機能 100
自動反射機能 ーーー
自動修理機能 500
自動戦闘機能 700
[軽トラック変化一覧]
夏用タイヤ変化 ーー
冬用タイヤ変化 50
夏用ワイパー変化 ーー
冬用ワイパー変化 50
荷台コンテナ変化 200
荷台幌変化 200
荷台クレーン変化 ーーー
荷台寝室変化 700
荷台キッチン変化 ーーー
荷台浴室変化 700
荷台冷凍庫変化 1000
荷台無限収納変化 ーーーー
軽トラサイズ変化 ーーー [NEW]
軽トラ属性変化(各種魔石使用) 500 [NEW]
軽トラ寒冷地変化 4000
軽トラ熱帯用変化 4000
軽トラ海上用変化 5000
軽トラ地中用変化 7000
軽トラ海中用変化 7000
軽トラ空中用変化 7000
軽トラロボ変化 10000
軽トラちゃんの運転席に座ってフロントガラスに映し出された技術の一覧表を見てるんだけど、新しいのが増えてる。
《軽トラ属性変化(各種魔石使用)の技術を取得しても宜しいですか?》
「うん、走りながらお願い。ついでに荷台浴室変化もお願い。」
《畏まりました》
……
………
…………
《取得が完了しました》
「ナビちゃん、ご苦労様。」
トリノスのボスさんに貰ったお弁当のおにぎりを食べながら軽トラ走行を楽しむ。
道の両脇はキチンと草が刈られ、整備されている。
もしかしたらリゾート気分のお貴族様の為かもしれない。
リバイゾさんの話では、この街道の巡回警備に割り当てている兵士の人数は少なくない。
私が前に取っ捕まえた盗賊3人組も本当はこの街道で活動しようとしていたそうだが、兵士の数と装備にビビってあの人通りが少ない街道に変えたらしい。
へなちょこめが。
夕方近く、開けた場所で今夜は休もうと軽トラちゃんを降りて荷台をキッチンにしてもらう。
「んぁー!何日か振りに長時間運転すると、やっぱり疲れたぁ。」
辺りを見ると何台か馬車が停まっていて火を起こしている。
軽トラちゃんは、魔法で動く馬車ってことで説明する。
実際、ジリアさんにもそれで納得してもらったし。
「さぁて、今夜は何作ろう?なんとかポークで豚カツにしようかな。多めに揚げとけば、無限収納の時間停止エリアで熱々のまんま取っておけるし。」
何にしても、まずはご飯。
ボウルで研いで30分くらい水に浸しておく。
お米が水を吸ったら、土鍋さんのご登場です。
今日も宜しくお願い致します。
そして豚カツ。
ロースより肩ロース。
筋切りして軽く叩いて整形し直す。
塩少し、胡椒多めに振って薄力粉を薄くはたいて溶き卵に潜らせる。
パン粉は細か目のカリカリしたヤツ。
どーも生パン粉は好かん。
油は市場で買ったグレープシードオイルとオリーブオイル。そして胡麻油を少し。
豚カツを油に入れてから火を点ける。
後は良い感じに揚がるまで待つ。
そんでもってその待ってる時間にキャベツと玉ねぎを刻んで塩を少し掛けてレンジでピピピ。
今はチンって鳴るレンジはほとんど無いそうだ。
んなことより野菜少な過ぎんじゃね?とお思いでしょうが、野菜は添え物だから。
豚カツが揚がったら、油切りと肉汁を落ち着かせる為に少し放置。
2度揚げなんて面倒なことはしない。
この揚げたての香りをこれ以上我慢出来るなんてドMだけでしょ!?
添え物を申し訳程度に乗せたお皿に、ざっくざくと切った豚カツを乗せて完成!
土鍋さんも良い仕事をしてくれました。
ご飯は艶々、蟹の穴までしっかり。
外に折り畳みのテーブルと椅子を出し、ジョッキグラスと冷え冷えのビールもスタンバイ。
「では、いただきます。」
軽トラちゃん「なぁに、ご主人?」
軽トラ女子「いいかい、他の生き物も大切にしなきゃいけないんだよ。」
ナビちゃん《コクコクウンウン》
軽トラちゃん「他の生き物?」
軽トラ女子「そう。軽トラちゃん、ナビちゃん、私。それ他にも動物なんかもね。」
軽トラちゃん「魔物さんは?」
軽トラ女子「勿論、魔物も。だからお残しはしちゃいけない。」
ナビちゃん《ん?》
軽トラ女子「食べるなら、食べられる所全部。使うなら使える所全部。無駄にしちゃダメ!」
軽トラちゃん「分かった。トナカイさんの魔力も魔石も無駄無く全部ボクが食べきる!」
軽トラ女子「偉い!」
ナビちゃん《………これが子供より先に、親を躾した方が良いというやつですね》




