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逃げきれ、軽トラ女子

夕日が沈んで暗くなる時間、カラスがわっさり大群で飛び回ってるのです。


ぶ、不気味!!!


明日はモクモク木曜日。

更新お休みです。

軽トラボードに乗りながら民家を抜けた。

そろそろ南東門に近いのか、いろいろな商店の隙間を通り抜ける。


「ブランドっぽいお店が多いね?」


《はい。高級店が軒を連ねています》


元の世界でもこの世界でも、私には関係ない場所だね。ブランドとか興味ない。


《まもなく本通りに出ます。冒険者数は8名》


「ジステリアさんは居ないね?」


《はい。あの方には既にマーカーを付けてあります》


「んなこと出来たの?」


《はい。今現在、戸倉様にとっての天敵と先程認定しました》


「お、おぅ。」


そろそろ歩いて人混みに紛れながら門に入ろう。


「軽トラちゃん、ストップ。」


ミニカーサイズに戻った軽トラちゃんをポケットに入れ、リバイゾさんから貰った地図を取り出す。


「ナビちゃん、無限収納からこの前買ったフード付きのマントを出して。」


《畏まりました》


ピンポーン


《フード付きマントが排出されます。ご注意下さい》


きゅるるるるるぅ

ふぁさぁ


《無限収納からの排出が完了しました》

《またのご利用をお待ちしております》


「おぉ、自動装着!分かってるね、ナビちゃん。」


《戸倉様のご期待の上を行くのが私の努めです》


なんだろ。

『変身!』

とか言いながら着てるもののチェンジが出来そう。

ポーズも考えなきゃ!

ナビちゃんのおかげで、テンションあがったところで

そそくさと人の流れに入っていく。

馬車で通過する場合は大きな門から。

徒歩の人はその脇の通路を通り、門番に通行証や身分証を見せている様だ。


「クトレー商会発行の地図ですね?はい。確認しました。行ってらっしゃい。」


……


………


…………


「呆気ないほどスムーズに出られたね、外。」


《そうですね》


警戒し過ぎだったのだろうか?

いや、あーゆー輩は油断させといて何か仕掛けてくる。と、思う。


「軽トラちゃん、またボードになってくれる?」


パカパカパカパカ


「しばらくこのまま走って、大丈夫そうならいつもの軽トラちゃんに乗らせてもらうからね。」


パカパカパカパカ


お貴族様やお金持ちがよく通るからか、道には石畳が敷かれている。

砂利道より断然走りやすい。

途中で何人もの旅人を追い抜く。

中には驚かせてしまう人も居る。ごめんなさい。


「天気良いし、風も気持ち良いなぁ。」


そういえば、この世界に来てから雨降りの日が無い。

こんなに雨が降らなければ、水不足にならないのかな?

まぁ、魔法のある世界ならなんとでもなるか。


こうして私たちはルーゼンを離れ、新たな土地へと向かった。

手下1「先程、南東門を通過したと報告が有りました。」

ジス「そうですか、ご苦労様です。概ね予想通りですね。」

手下2「フラウティアの冒険者ギルドに連絡致しますか?」

ジス「いえ、向こうの長に興味を持たれたら面倒です。領主案件で調査派遣している冒険者にのみ、通信して下さい。」

手下2「はい。」

ジス「間もなく契約の刻は来ます。それまでに可能性が有る者は全て集めなければなりません。」


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