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飲み友達と、軽トラ女子

沢山里芋を頂いたので、また豚汁を作りました。

サツマイモも一緒に頂いたので、二種類の芋入りで豪華な豚汁になりました。うまびょん。

「お、早速飲んでるな?」


コルティガサーモンのムニエルを完食後にサンちゃんと青肉のメロンを食べていると、トリノス常連客のリバイゾさんが来た。

因みにこの青肉メロン、ゼバニガ邸でお土産に沢山貰った物の1つ。

贅沢に半分こして食べている。

サンちゃんはヴァニラアイスを乗せて、私はブランデーを流し入れて。

うむ、至福の時。


「お久しぶりです、リバイゾさん。フラウティアでリューツァさんには、とてもお世話になりました。お話を通しておいてくれて、ありがとうございます。」


「いやいや。こちらこそ、おかげでたんまり儲けさせて貰ったよ。」


そうだった。

アホンダラと戦った時にリバイゾさんも私に賭けていたんだった。


「すいませーん、ブランデーのボトルもう1本。リバイゾさんの支払いで!」


「は~い!」


「おい!?」


「リューツァさんが言ってましたよ。『個人資産で儲けた様ですから何かお礼を貰うべきです』って。と言うことでゴチになりまーす!」


「アイツめぇ……。」


《くふふふ!ケーコちゃん、容赦ないねぇ》


サンちゃんが堪えきれずに向かいの席で笑った。


「紹介しますね。こちらは我がケーコ・トクラ(軽トラ)運送の新人で、サー……げふん、サンディ。私は、サンちゃんと呼んでます。」


あぶねぇ。

サーデインって言いそうになって、サンちゃんに睨まれた。

下手すりゃ叱られてたかもしれん、爆音声で。


《サンディでぇす!ケーコちゃんからお話はよく聞いてたから、はじめましてって感じはしないんだけど……宜しくね、おじ様》


流石はサンちゃん。

人ウケが良さそうなご挨拶。


「こりゃまた……。」


目をやや細めてリバイゾさんがサンちゃんを見ている。


《サンディさんを鑑定していますね》


やっぱりか。

商人ってのは鑑定の技術(スキル)を持ってるのが多いんかな?

ってことは、サンちゃんが人魚だってバレてんじゃね?


《もろバレですね》


もしかして、私もリバイゾさんに鑑定されてた?


《戸倉様は転移者ですので、上級の鑑定でも殆ど覗かれることはありません》


ナビちゃん。

それ、初耳!


《聞かれたことがありませんでしたので》


お、おぅ。


《もぅ!そんなに見つめないでぇ》


「あぁ、すまんすまん。旨そうに食べてる姿が可愛らしくて、魅力的だったもんでな。」


《きゃん!可愛いだなんてぇ》


……リバイゾさん。

身体的特徴ではなく仕草を褒めるとか、侮れんな。


「スターシアちゃん、ビールと果実水を持ってきてくれ。」


「は~い。今行きます~。」


あ、サンちゃんにも果実水頼んでくれた。

ごく自然過ぎてスマートだな。

……んで、私のブランデーは?






ジス「そうですか。戻ってきましたか、ケーコさん。」

手下1「はい。領主案件については、特に何もなさいませんでしたね。」

ジス「それはまぁ、仕方ありません。南側では望み薄ですから。」

手下2「では、どの様にルーゼンに縛り付けておきますか?」

ジス「縛り付けるなど……。あくまでも、ケーコさんが自主的に協力して下さる様に方向性を調整するだけです。後程、詳しい指示を出します。」

手下1&2「畏まりました。」

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