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【ヒナタ】就寝

 

■■■■■■■■■■■■■■■■■■



■「家編」について


バーチャルドールと「家で一緒に生活するレッスン」を行います。



【主な目的】

○バーチャルドールに、人間らしい生活を教えるため。


○人間であるマスターとバーチャルドールが、お互いの事を知って交流するため。



■■■■■■■■■■■■■■■■■■





◆――◆ ミコトからの依頼書 ◆――◆


【対象者】

マスター・ヒナタ


【レッスン内容】

ヒナタと一緒に就寝する。

(通常は睡眠を取る必要はないが、人間の習慣を学ぶために睡眠が必要な設定になっている)


◆――――――――――――――――◆





□□□□□□□□□□□□□□□□□□



【 レッスンメニュー 】



① マスターが寝る事を促す

② ドールが寝る事を促す


③ マスターが寝れない

④ ドールが先に寝た



□□□□□□□□□□□□□□□□□□





――――――――――――――――

――――――――――――――――



① マスターが寝る事を促す



気が付けば、もう寝た方が良い時間になっていた。


私はヒナタに、そろそろ寝ようかと声をかける。




ヒナタ「は~い♪」




ちゃんとヒナタが布団に入った事を確認すると、私は明かりを消して布団に入る。




ヒナタ「マスター、おやすみなさ~い♪」





――――――――――――――――



② ドールが寝る事を促す



ヒナタ「マスター……。ヒナタ、もう眠くなっちゃったよぅ~……」




私のあぐらの上に体を預けるようにしていたヒナタは、むにゃむにゃと甘えた声を出す。




気が付けば、もう寝た方が良い時間になっていた。


私はヒナタに、そろそろ寝ようと声をかける。




ちゃんとヒナタが布団に入った事を確認すると、私は明かりを消して布団に入る。




ヒナタ「マスター、おやすみなさ~い……」





――――――――――――――――



③ マスターが寝れない



なかなか眠る事ができなくて、私は寝返りを繰り返す。




ヒナタ「マスター、眠れないの?」




疲れていると思うのに、なぜか寝付けなくてと答える。




もぞもぞと布団の中を潜って私の布団に入ってきたヒナタは、私のすぐ横から顔を出す。




ヒナタ「くっついて寝ると、温かくて眠りやすいよ~♪」




ヒナタの優しさに、ありがとうと伝えて目を瞑る。





――――――――――――――――



④ ドールが先に寝た



先に寝付いたらしいヒナタは、規則正しい寝息を立てている。




寝ている時のヒナタは、布団をもふもふしたり、布団の中をもぞもぞと動いたりする癖がある。


朝起きたら上下逆さまになっていたり、私の布団に入っている事もよくあったりする。





――――――――――――――――

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