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<自撰>新染因循詩集  作者: 新染 因循
2013年
5/37

心の鏡/その虚像は偽りか真実か (詩集<独白>より)

Tonight,僕は夢を見る


僕の前には鏡があって

そこに写る僕は僕じゃない

It's not me. Who are you?

問いかけてみる

答えは聞けぬまま目が覚める

I don' know the answer.


夢を見るたびに鏡は増えて

気付けば鏡が僕を囲んでた

I'm surrounded by.


囲む鏡に写る僕の虚像は

一つ一つが僕じゃないナニカで

それぞれが僕じゃない別々の顔を張り付けて

薄っぺらい微笑み浮かべてる

The smile is like the thin ice.


並ぶ鏡に別々の顔

それらに向かって問いかけてみた

Who're you? Where's my face?

虚像達はただ僕を見返す

その顔に変わらぬ微笑み張り付けてさ

The false images don' say.

どれだけ声を張り上げて叫んでも

ただ僕を見返すだけなんだ

I can' know the ansewr.


Where' my face? Tell me anyone.

並ぶ鏡を見回してみれど

並ぶ虚像に叫んでみれど

Which's my true face? I hope that.

並ぶ鏡に願ってみても

並ぶ虚像に尋ねてみても

誰も答えやしない

I can' know the answer again.

ただ鏡がナニカを写すだけ

ただ虚像が僕を嘲笑うだけ


虚像に囲まれた僕には

どれが真実の僕か

どれが偽りの僕か

判らなくなった

そして僕は鏡を割った

The false face is too much,

so the mirrors are broken by.


拳ふるって、僕は何処と叫んでも

ただ拳が赤く染まるだけ

虚像と鏡が砕け散る

虚しく僕の声が響いて

虚像と鏡が音たてて割れた

I hear the sound,

but it isn't what I hope.

拳に突き刺さる痛み堪えて

歯を食いしばって

辺り見回しても

何も変わらず鏡が並んで

写ったナニカが僕に微笑み向ける

I bear the pain,

but it doesn't make sense.


鏡の中で座り込んで

虚ろな目で鏡見ても

ただ嘲笑う顔で見返されるだけ

I am tired of seeing that face.

並んだ鏡の中に僕は居る筈なのに

僕には判らない

I can' remember my face.

自分を偽り過ぎて

僕は自分を見失っていたんだ

I have foolish enough to forget me.


痛み堪えて砕いた虚像は

偽った僕のfaceなんだ


砕いて砕いて砕き続けた

叫んで叫んで叫び続けた

心の中走り回り続けたさ


真実のface探しても

ただ偽りのfaceが並ぶだけさ

走り疲れて座り込む僕を

声を上げて嗤い始める

I don' hope hearing the false laughter,

but I can' brake the status.


不協和音が響き

絶望が僕を呑む

『偽り過ぎたお前が悪い』

ただ歪な声が響くだけさ

I don' hope seeing the false images,

but I can' brake the status.




もう僕には

どれが真実のfaceか

どれが偽りのfaceか

判らない

I won' be able to find my face.




並び続ける鏡と

微笑み続けるナニカを

もう砕く力は残っちゃいない

So I stop breaking the mirrors.




でもせめて探し続けよう

例え見つけられなくとも

この偽りに呑まれたら

僕が消えてしまう気がするからさ

I don' hope losing me.




だから叫ぼう走ろう

僕のfaceがこの体から消えるまで

走りつづけよう

So I never stop shouting and ranning.

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