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想いを定義する (詩集<独白>より)
そして僕は、
想いを定義する
残さないように
壊さないように
そっと、カタチに
それはきっと
空に漂うシャボン玉を
割れてしまわぬうちに
レンズやキャンパスの
なかに捉えるようで
笑っていられたり
泣いてしまえるのも
この一瞬だけかもしれない
今を大切にしよう、なんて
ありふれた言葉だけれど
僕が叫ばねば、誰が叫ぶか
だから僕は、
想いを定義する
忘れないように
落さないように
そっと、抱きしめて
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