設定 術の種類
魔術
トゥルーキィ。
大陸で魔術を教えている場所は数少ない。
ゴール・ドーンの魔導学院と、ファナキアの魔術師ギルド本部と一部の支部のみ。
魔術師個人に教わる事も出来るが、まず教えられる魔術師自体が少ない。
その魔術師個人が知っている事しか教えられない為に、
素質にあった系統をきちんと教わる事が出来ないという問題もある。
以下の魔術系統は古代ミルディアス帝国時代から伝わるもの。
現在では失われた系統や術式もある。
即興魔術はこれらの分野を分け隔てなくその場の環境に合わせ用いる。
冷熱系統
氷や火の魔術系統。みんな大好きファイアーボール。
ドッカーンと派手な分野。温度操作の系統ともいえる。
前衛がばりばり戦ってるとこに放り込めばみんなまとめて丸焦げに出来る。
その後、仲間が襲い掛かってくるが。
一般的に人気の魔術。攻撃魔術は魔術師の華。
水雷系統
水や雷の魔術系統。
古代帝国では天候操作の魔術でもあったのだが、その術は失われている。
こちらも人気の魔術だが難易度も高く、事故が多い。
前衛がばりばり戦っている所に放り込めばみんなまとめてビリビリに(ry
風土系統
風や土の魔術系統。
比較的地味で不人気の魔術。特に土が。
攻撃手段としては工夫が必要で、派手にやろうとすると規模が大きくなりがち。
防御用としてはかなり便利。
光闇系統
光や闇の魔術系統。
大半の攻撃魔術は失われており、光量調整の魔術がほとんど。
厨二魔術師が飛びついて、そして失望して去っていく分野。
密かに催眠術の用途で一部の魔術師に愛用されている。
魔力系統
魔力そのものを操る系統。
魔力の矢とか魔力の弾とかを飛ばしたり、魔力で剣を作ったり。
魔力で障壁を作って防いだりも出来る。
念動力もこの分野。
ある意味、基本中の基本。
魔化系統
付与の魔術系統。
これを使えるものはマジックアイテム作ってぼろ儲け、と思いきや。
原料費が高かったり非常に時間がかかったり手間暇がかかったり。
難易度もかなり高く失敗も日常茶飯事。
普通の冒険者にとっては一時的なエンチャントを施す系統。
生体系統
生物の体に干渉する魔術系統。
治療魔術とも呼ばれる分野。かゆみをおこすとか微妙な事も出来る。
神に祈らず魔術で治療はできます、等と申した者がいたとかいないとか。
これを生業とする職業は、教会の圧力があって肩身が狭い。
精神系統
抵抗力の高い人間が主体の古代帝国時代には発展しなかった系統。
精神に干渉する魔術。今でもあまり使い手はいない。
死霊系統
死霊術。この術を得意とする者は死霊術師と呼ばれる。
禁じられてはいないが、一般受けはよろしくない。
街中でゾンビだの骨だのを連れて歩いたら顰蹙ものである。
教会からは敵視され、問答無用で攻撃されるかもしれない。
独立した系統の為、普通の魔術とは違う別分野として見られている。
召喚系統
この術を得意とする者は召喚士と呼ばれる。
古代では喚起魔術と言われ、強力な幻獣でも従える事が出来たという。
現在では召喚した生物に願うという意味で、召喚という言葉に変わった。
独立した系統の為、普通の魔術とは違う別分野として見られている。
創生系統
大半が失われた魔術系統。
ホムンクルス生成や人形魔術もこの系統。これらは喚起魔術と似ている。
独立した系統の為、普通の魔術とは違う別分野として見られている。
導聖術
シクス・グラマト。
祈りをもって神の御業を降ろすとされる。
信仰する宗派によって得意とする系統も異なる。
一般的な認識としては傷を癒してくれる術。
精霊術
アグリ・ケルズ。
精霊の力を借りて行使する術。
精霊との相性によって扱える術が決まる。
魔導歌
レムア・ハーヴェ。始文歌。
創世の時代に生まれた魔力の歌。
伝説の歌い手レムアがホビックに伝えたという。
鍵言術
ノグエト・ゼム。顕現術とも。
神々が残した世界に干渉する為の鍵。
古代の神王が用いた術もここに含まれる。
世界の鍵としてアイテムの物と混ぜて呼ばれる事も多いが、
術として扱われる力がこちら。




