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半年前
初めて顔合わせをした時、ヨアン様に私は一目惚れというものをしてしまった。
優しいお顔立ち。そして、笑うとまだ少年の面影を宿し、大人と少年の両方を兼ね備えていた。後何年もしない内に大人の魅力が勝り、今以上に女性を虜にしそうな容貌。
でも、私が一番惹かれたのは青い海のような瞳。
思わず、綺麗と呟いてしまった。
そんな私に、ちょっと面喰らった顔をして
『ありがとうございます。』
と、笑顔で答えてくれた。
こんな些細な出来事で、自分が恋に落ちるとは思わなかった。
初顔合わせ以降は寝ても覚めてもヨアン様のことを考えるようになっていた。
どうしたら、もっと彼の役に立てるか?どんなことをしたら喜ぶか?彼に相応しい妻になるにはどうしたら良いか?
こんな事を考えて、与えられた幸せに浸っていた。
でも、考えるだけ無駄だったのかもしれない。
ヨンア様は私にそんなものは求めてなかった。
私はただ、そこに居ればいいだけの存在。それ以上でもそれ以下でもない。貴方には、太陽の様に輝いて笑う可愛らしいあの子がいれば幸せだったんですもの。




