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やっとの事で改稿です大変お待たせしました。
それではこれからもよろしくお願いします
▼ 某月某日、早朝―
今日は待ちに待った修学旅行。
こんな僕でも凄く楽しみ何だから
皆は本当に楽しみなんだろう。
「おい、邪魔なんだよ。ンでお前がここにいんだよあー最悪、
朝っぱらからゴミ竜に会うんだし。あー、サイッアク。」
あー、面倒だ…
まただよ。
余り気が乗らないが取り敢えず
紹介しておこうかな……
朝早くから、僕の気分を害してくれている
この男は、田仲 六
同じクラスの不良君だ。
典型的な奴で、気に入らないと直ぐに
いちゃもんをつけてきたり、面倒くさい奴だ。
悔しい事に、盛っても中の上辺りの僕に比べて
確実に上の中辺りの顔を持っているから、普通にモテる様だ。
本当に悔しい事にね。
「おいおい、六そんな奴気にしてたら気分悪くなるぜ。
もう、バス乗れるっぽいし行こうぜ。」
と、不本意ながら
田仲の事を色々と考えていると
田仲の後ろから数名のチャラチャラした
男たちが歩いて来ながら田仲に催促した。
田仲は「消えろゴミ竜」と言うと、
強めな肩パンをした後、チャラチャラした奴と
バスの中に入っていった。
「はぁー、最悪なのは僕の方なんだけどなぁ……」
田仲のせいで少々痛む肩を擦りながら
荷物を持ってバスの後方にある荷台の場所に向かう。
そして、バスの運転手の人に「よろしくお願いします」
と一言、言いながら荷物を預けると、僕もバスに乗り込む。
僕の通っている学校は結構ユルい。
学校で僕の服装は修学旅行なのにジーパンにパーカーだ。
着替えにも、大体そんな感じの余り目立たない服が大い。
今、言った様に、ジーパンにパーカー姿なので
座席に座ると、イヤホンを着けてフードを目深に被り、
いかにもな近寄るなと言いたげなオーラを出し出発を待った。
まぁ、さっきの問答でも有った様に田中にイジメ紛いの事をされて居るから
物好き以外寄らないが… 別に泣いてんていない…
ーーー ガヤガヤ、ガヤガヤ
周りが騒がしくなって来た。
音楽を止めてから誕生日に叔父さんから貰った、
多機能ソーラー充電式の腕時計を見ると
大体待ち始めてから、10分ほどたったようだ。
「は~い、出席とるから返事してねぇ~」
個気味の良いソプラノボイスが騒がしいバスの中に響く
僕らの担任の 桃川 明先生だ。
ホワホワした感じの先生で大抵の生徒が
親しみを込めてアキちゃん先生と読んでいる。
その、明先生が、どんどんと生徒の名前を呼んでいく。
残念なことに、一人だけ男子が骨折して
来れ無い様なことを言っていた。
それを聞いた、田仲達は律儀に僕が来なきゃ良かったとか
のたまったけど、スルーで良いや。
あれ、目から汗が...だから泣いてなんてない…
暫くして、明先生がバスガイドさんと運転手のひとを
紹介すると少ししてからバスは出発した。
係りの子がバスでのレクリエーションをしていたが、
自由参加だったので、朝も早くまだ眠い僕は
気にせずパーカーを目深に被ってイヤホン装着の睡眠体勢だ。
出発してから何分経っただろうか
不意にイヤホンの片方が取れた感覚がした。
「九頭竜君、レクやんないの? 楽しいよ?」
近くから幼さの残る綺麗な声が呼び掛けて来た、
左を向くと、クリクリとカワイイ目をした
薄い茶髪の女の子が首を傾げていた。
「いや、朝早かったから眠いんだ……、気にしてくれてありがと。」
そう返しながら苦笑いを返すと、
「そっか、じゃあおやすみだね~」と言って女の子は
良い笑顔を返した後イヤホンを僕に返し、レクを再開し始めた。
この子は、舞園林檎さん
このクラスの男子が勝手やったビューティーランキングで3位の栄光を持っている女の子だ。
その実績(?)から分かる様に、舞園さんは可愛いの部類に入る美人さんだ。
いつも前髪をオデコが見える様に、ピンで止めていて
その下にある、クリクリした目で上目使いをされたら完全に彼女の虜に成るだろう。
舞園さんの事を考えながら
また、目を閉じようとすると頭頂部品に
つつかれる様な感覚がした。
イヤホンを着け様とした手を止めて上を向いてみると、
猫を彷彿とさせる雰囲気をした女の子が
二人、ジーっと此方を見ていた。
たしか猫美美紀さんと、
猫美咲紀さんだ。
この二人は、双子の女の子で同列4位の栄光持っている。
二人とも活発そうな目をしていて、
なんとも見ていて清々しくも愛くるしい二人な訳だ。
殆ど瓜二つだが目元に泣き黒子が、
左にあるのが美紀さんで右にあるのが咲紀さんだった筈。
そんな、二人がどうして見ているのか不安になって
質問しようとした時に
「ねぇねぇ、何聴いてるの?」「聴いてるの?」
と、質問されてしまった。
この頃は、洋楽にはまっていて
少し前の物だが代表的な物を聴いていた。
変な曲聞いて無くて良かった最近の俺グッジョブ。
「ちょっとした洋楽とか、ポップとかかな」
と返すと「洋楽だってぇー」と美紀が咲紀に、
「ポップだってぇー」と咲紀が咲紀に、お互いにニヨニヨしながら言い合う。
なんとも不思議な光景だが見ていて、
なんとなく気分を害さないのはこの二人だからだろう。
そんなことを考えていると、後ろから、頭をつかまれた
「えっ?、えっ!?」
狼狽しながら後ろを向うとするといきなり目の前が真っ暗になる、
多分目隠しをされたのだろう。
そして、凛とした声で「さぁ、誰だろうかねぇ」と、
楽しそうな声で逆に問題を出されてしまった声から葛城さんだろうと思い、
「葛城さん?」と言うと「ハズレですよぉ~」という、
ほんわかした声が不正解を告げる。
目の前の手が退けられると、僕は後ろを向く。
そこには、凛とした顔立ちの黒髪ロングの女の子と
ほんわかした雰囲気のカールをしたクリーム系の髪色の
女の子が此方を見ながら微笑んでいた。
確か、凛とし顔立ちの女の子の方が葛城 沙織さんで、
ほんわかした雰囲気の女の子が東藤 柊さんだったと思う。
二人は、クラスの男子がダブルス巨乳とか陰で言っていたりする。
休み時間教室で昼食を摂っていたらお調子者の所から聞こえてきたのを思い出す。
因みにビューティーランキングもこの男子が発端だってりするがまぁいい。
事実胸が大きいのだ。そして、その胸が目の前にあった。
僕も男だ、目がいかない訳がない。
いかない、やつはちょっと考え直した方がいいと思う。
と、言うことで胸に視線が行かないように苦戦していると、
右から頬を引っ張られた。
引っ張られた方に視線を向けるとボーイッシュな黒髪ショートの女の子がムッとした顔で
九重 信さんだったか、がこちらを見ていた。
「咢、鼻の下伸びてる……」
別に強くつねられた分けでもない
だが、目が物語っている胸ばっかり見てんじゃねぇと…
別に九重さんが彼女だ、とかどうのではない。
九重さんは胸にコンプレックスを持っている、何時もは気にしていないが
胸の話しになると、途端に機嫌がすこぶる悪くなる。
コンプレックス故に胸に関する事が嫌いなだけだ。
と、そんなことを考えていると
いつの間に、クラスの美少女グループに
囲まれる様に、座っていた事がわかった
前に二人、左に二人、後ろに二人、
幸いか右は窓なので誰も居ないが嬉しい反面どうも居心地が悪い。
そんな心境を知ってか知らずか
美少女達は音楽の話やファッションの話で盛り上がって行く。
話がそれた事で解放された僕は気まずさ等々から
逃げる様にまた眠りについた。
今があれからどのくらい経っただろうかはわからないが、
高速に乗って何度か休憩を取った所の様だ。
そして、何故か俺は、美少女達はことごとくかち合う
間食とて、某有名たこ焼き屋があったので嬉々として買おうと寄ると、
他にも出店の様な物があるにも関わらず、近くに件の美少女達がいて、話し掛けられたり。
まぁ、胸の時も言ったが僕も男だ凄くうれしいのでよしとした。
きっと偶然だろうし。
暫くして出発の時間になってまたバスに乗って目的地を目指す。
この時、少しでも誰々が遅れた~
何て事が有れば
あんなことには成らなかったのかもしれない。
いや、そんなのは関係がないのかもしれない。
大なり小なりはあれど何事も変化と言うのは突然で
誰もまかり知らない事だ。
僕等が乗っていたバスは、その日の夜に事故に遭った。
そして、バスに乗っていた
全ての者は事故の衝撃、圧迫、恐怖による臓器への負担
理由は様々だが、結果として帰らぬ人となった……………
読んで下さってありがとうございます。




