只今、世界史試験終了五分前
只今、世界史試験終了五分前
●アタシ●
なんの為のテスト。
なんの為の世界史。
喜望峰がどうしたんだ
何の改革だよ!
どうして昨日、勉強しなかったんだろう
よりにもよってこんな問題が……
もう知らない!
どうにでもなれっっ!!
●問題用紙●
おいおいおい!
ちゃんと問題読めよなぁ〜?
オイラのこの右上の方っ!
ほらっ! ここにもヒントがあるだろ?
……って、気付けよっ!
おーい!
寝るな〜!
……ったく最近の若いヤツはどうも「粘り強さ」が足りないねぇ
こんだけオイラに落書きしやがって
これでテスト終わって即「さよなら〜」なんて事になったらオイラは恨むからなっ!
と言っても聞こえてやしねぇか。
フン。
勝手にすれば良いさ。
どうせオイラは問題用紙だもんな。
―――あ、資源は大切にしろよっ!
●解答用紙●
あーあ。
また違う解答書いちゃって。
ま、良いけど。
ウチには関係ないことや。
にしてもこいつも随分デタラメやな〜。
このままやと赤点決定ちゃうか?
―――ま、ウチには関係あらへんけどな。
あーあ。
眠。
☆★☆
キーンコーンカーンコーン
やっと試験が終わった。
出来は上々。
昨日勉強しておいてよかったってもんね
問題用紙、解答用紙、アリガトウ。
イイ夢見させてもらったよ。
テスト終了五分前
これがアタシの過ごし方。




