ARMORBURST(アーマーバースト) バトル&ハント”設定裏話+後日談
前話に出ていたゲーム関しての設定と裏話的な物に加えて、記録に残っていない公式大会の記録。
それに加えての最後の方に短いですが、後日談を加えた形になっております
“ARMORBURST バトル&ハント”
プレイヤーは地球人にとって、未知の惑星“ヘルバトス”が第二の地球として機能するかどうかの調査の為に派遣された調査船団の一員としてヘルバトスにやってきたとこから始まる。
ヘルバトスには現地住民と魔獣そして機獣が生息しており、プレイヤー達は魔獣や機獣に対抗するために現地住民が使っていた“アルバス”を元に使いやすいように改造した“ARMOR”に乗り込み魔獣や機獣、そして時には現地住民と敵となり味方となりて調査しヘルバストを第二の母星になるか調査していくゲーム。
敵となる魔獣や機獣を倒しアルバスのパーツを手に入れ、それをアーマーに使えるように拠点となるベースキャンプで改造し自分だけのアーマーを作り上げよう。
そしてエンディングは複数あり、自分のお気に入りのエンディングを探してみよう!
以上がアーバスに関する商品紹介の説明になります。
~ARMORBURST開発秘話~
このゲームは元大手ゲーム会社に勤めていた男が上司へ新しい企画としてアーバスの雛型の企画書を書いて持って行ったが、その場で読まずに破り捨てられたことから始まる。
以前からこの上司は部下の手柄を自分のものにし、自分の失敗は部下へ擦り付けるのを繰り返しておりその最も被害に遭っていたのがアーバスの生みの親であるこの男だった。
今までは何とか我慢していたが、今回の事で堪忍袋の緒が切れるどころか袋が破裂し破られた企画書を何かの拍子で利用されないように拾い集め、守衛室の外で念入りに燃やし(守衛さんに訳を話し外で燃やさせてもらっていた)てから自分の席に戻りその場で退職届を書きすぐさま提出した。
その後は昔一緒に同人ゲームを作っていた仲間にまた一緒にゲームを作らないかと連絡して“クリエイターズ”と言う会社を設立。
そして、3年の歳月を経てARMORBURSTを開発、そして販売した。
もともとそんなに売れると思っておらず、使用言語を日本語のみにしていた為に国内限定の家庭用ゲーム機へのDL形式で販売で販売した。
販売当初の初動は元上司による嫌がらせなどによって126本と全然売れてなかったが、記録に残っていない公式の第一回オンライン大会後は爆発的人気になり、一気に5万本を売り上げたほどだった。
なお、エンディングは開発過程で同人ゲームを作っていた時の悪乗りが出てしまい、プレイヤーが無事に調査を終えて地球に帰還するエンディングだけでも仲間が死んでしまうパターンや調査失敗として帰還するパターン。
また、プレイヤー以外が調査過程で死んでしまうパターンやプレイヤーだけが帰還直前に死んでしまうパターン。
はたまた、仲間に裏切られるパターンや仲間を裏切るパターンなど考えられるものを片っ端から入れており、ほんとの意味でのトゥルーエンディングにたどり着くのがすごく難しいゲームとして謎解きが好きな人たちに人気になっていたりもする。
その後、クリエイターズは作りたいゲームを作りたい時に作ると言うスタイルで作り販売していき少数精鋭のゲーム開発会社として有名になって行った。
なお、初作品のARMORBURSTについてDL版しか世間に販売されていないが、第一回オンライン大会の参加賞として100本だけパッケージ版として作り配られているが参加者は誰一人として売るつもりがなく世間に出回ることは無い。
記録に残っていない公式のオンライン大会入賞者
対人ソロ部門
優勝:堆肥(高機動近接ビルド) 準優勝:おねにき(鉄拳ビルド)
対エネミー部門
優勝:配信者A(超遠距離狙撃ビルド) 準優勝:配信者Cリスナー(高機動近接散弾ビルド)
対人PT(2人)部門
優勝:配信者A+Aリスナー(超遠距離狙撃ビルド+索敵タンクビルド) 準優勝:スいカ+堆肥(タンク斉射ビルド+高機動近接ビルド)
対エネミーPT(2人)部門
優勝:配信者B+Bリスナー(近接ビルド+遠距離ビルド) 準優勝:配信者C+Cリスナー(遠距離ビルド×2)
対人PT(4人)部門
優勝:配信者Cチーム(遠距離×2近接1索敵タンク1) 準優勝:配信者Aチーム(超遠距離1近接2索敵1)
対エネミーPT(四人)部門
優勝:スいカチーム(タンク斉射1近接2狙撃索敵1) 準優勝:配信者Bチーム(近接3狙撃索敵1)
~後日談~
「どぅーも、どぅーも、みんなぁ~こんばんわぁ~・・・はぁ~」
そう元気よく挨拶しているのは個人勢のVtuber“スいカ”その人である。
ただ、その様子はいつもの元気と少し違っていた。
「元気だけど元気なくない?」「から元気のいい見本だね」「いつも見たくゲーム楽しもう?」「いきなりため息はやめて?」「元気ないやん、話きこか?」
そうリスナー達が開始早々元気付ける様にコメントしていると言う何とも言えないシュールな光景が広がっていた。
「いやね、今日の企画ってクリア耐久じゃん?それでさっき堆肥ちゃんが配信中に食べるもの持ってきてくれたんだけど・・・全部野菜だったんだよぉ~。ひどくない?」
そうリスナーに同情してもらおうとするも普段から野菜をあまり食べない宣言していたのがここでは仇となった。
「野菜食べないのが悪い」「堆肥様に感謝して野菜を食べよ?」「健康のために諦めよ」などのコメントで溢れた。
「うぅ、みんな冷たいよ・・・いいもんいいもん、野菜食べる前にゲームおわらせて肉食べに行くだーい」
そう言ってスいカはゲーム開始前の雑談を切り上げた。
「さて、今日やっていくゲームはこちら!と言っても私もさっき教えてもらったんだけど“逃げ惑う蝶 孤島の謎を解き明かせ”ってやつだね~。
堆肥ちゃん情報だけど、普通にやって行けば4時間でクリアできるって言ってたから頑張って4時間クリア目指すよぉ~」
そう意気込んでスいカはゲームの準備をしていくが、コメント欄ではリスナー達が
「これは堆肥ちゃんの策かな?」「あかん、そのタイトルのゲームは」「これは4時間で終わる気配ないなったな」「さて、クリア耐久だったね頑張らなきゃ」
そう話し合って何かを察していた。
~数分後~
「え?なんで?なんで蝶に変身できないの!いやぁ~、ゾンビが来てる~!変身!変身!なんで変身できないのぉ~!あ゛~死んだぁ~!」
そうスいカは叫んでいた。
実は逃げ惑う蝶はパッケージはとても明るく孤島の謎を楽しく解いていく感じだが、実際には主人公の蝶に変身する能力を駆使して孤島に潜んでいるゾンビやら化け物から逃げながら謎を解いて島からの脱出を目指すホラーゲームだった。
販売当初はこの明るいパッケージのせいで子供が買って、プレイをして絶叫するまでがワンセットになっていてひどいパッケージ詐欺のゲームとして有名だった。
堆肥は販売当初の話を知っており、さらにクリアまでの時間を知るためにプレイしていたのでスいカの反応をある程度予想していたが、ここまで思惑通りに動くとは思っておらず慌てふためくスいカの姿を後ろから眺めて笑いをこらえるのに必死だった。
「なんでぇ!あなたさっきそこに居なかったでしょ!あなたがそこに居たら蝶に変身できないのぉ~、蝶にならないと逃げられあ゛~~~また死んだぁ~!!」
そう言ってスいカの悲鳴がスいカの部屋にこだましたのだった。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
少しでも笑ってもらえたら、書いたものとしてうれしく思います。




