EPISODE.90話〘バザドル街決戦前夜〙
バザドル街編をお送り致します。
最後にお知らせ致します。
最後まで読んで頂けたら幸いです。
俺は製作完成した防具をリョウに渡した。
すると、案の定リョウは驚愕した。
「ちょっと待って下さい! これ絶対修正案件っすよ!! 何すか!?【物理攻撃無効】にドラゴンの加護って!! しかも防御力高っ!! 運営に報告したんすか!?」
俺は運営側からの回答画面をリョウに見せた。
当然、リョウは――。
「…は? ……え? ……えええぇぇ~~~!! “問題ありません”って、ありえないだろがぁぁぁ~~!! トレンも何で冷静にしてるんすか!?」
「…ポン(肩に手を置く音)……慣れたよ。」
「慣れるわけないっすわ!!」
俺達はいつもの様にボケとツッコミをしていた。
装備を完成させた俺達は、【炎國乃黎闘翠】のギルドホームへ向かった。
「来たか、トレン、リョウ。とりあえず入りな。」
俺達は部屋へ案内された。
「バザドル街の件だが、俺達の結論は“トレン達と一緒に行く”事に決めた。」
「2人が真っ先に“助けに行く”って言ったからな。俺達が行くか決める前に言われたから、ちょっと議論になったよ。」
「私達はレガクロスから経緯を聞いて、迷わずトレン達と一緒に行く事を決めてたのよね、シーラレイ。」
「ええ、そうよ。私とセーラアスは、“2人だけでもトレン達と行く”ってレガクロスに言ったもの。」
「俺とオーガロは、レガクロス達の議論を傍観してたからな。(笑)」
「それで俺とガッサも最初から行くつもりだった。議論する必要なかったけどな。(笑)」
「それで、結局みんな行く事になったって訳だ。」
「そうだったんですね。助けた住人2人は?」
「その2人なら、冒険者ギルド長に事情を説明して保護しているよ。」
「良かった。それで出発日は?」
「明日出発する。それまで準備を整えておいてくれ。」
「分かりました。」
俺達は【炎國乃黎闘翠】のギルドホームを後にし、自分達のホームへ戻った。
「さて、俺達も準備するか。」
「例の防具を装備して、アイテムと武器も準備完了っと。リョウの方は?」
「OKっす。自分も例の防具を装備して、武器も革製バッグ(マジックボックス)に入れたっす。」
「了解。俺は一旦ログアウトするな。ちょっと用事を済ませてから再ログインする。」
「了解っす。ログインする時に連絡下さいっす。」
俺達はそう言い、リョウが先にログアウトした。
俺もログアウトしようと思ったが、やはりあの素材を使って武器を製作する事にした。
「エアネス、ヴィーシュ、ペルナギ、レイディア。協力してくれ。」
従魔達は、俺の製作に喜んで協力してくれた。
数時間後――。
武器を完成させた俺もログアウトした。
「ふぅ~、もう夕方か。夕食を済ませて、西石に連絡しないとな。」
俺は夕食を済ませ、西石へ連絡を入れてからログインした。
西石も丁度ログインした所だった。
「リョウ、実はあるスキルを取る予定なんだ。それと、もう少しでLv40になるから、その時に2次転職をするつもりだ。」
「なら、自分もそうするっす。ちなみに、聞いていいっすか?」
「【錬金召喚術師】だ。スキルは【体術】を取る予定だ。」
「自分は【素材採取師】にするっす。調べたらトレンと同じ系統の職種があったので。スキルは【鑑定】【採取】【採掘】、あと【捜査】があったっす。」
「意外だな。てっきり龍戦士とかにすると思ってた。」
「最初はそう考えていたっすよ。でも、ナイトディランをテイムしてから変わったっす。“こういう戦い方も有るんだ”って思ったっすね。」
「じゃあ、お互いに2次転職の方針に向けて頑張ろうな。」
「そうっすね。」
「明日、いよいよだな。【炎國乃黎闘翠】と俺達の共闘討伐――バザドル街の魔物殲滅戦だ。力を貸してくれ。」
「了解っす!!」
「ハイ!」
「ワォン!!」
「クワァ!!」
「クヴァ!!」
「…コク(頷く)」
俺達はバザドル街での戦いに備え、準備を終えた。
そして、決戦の日を迎えるのだった。
夕方にもう一話を投稿を致します。
次回もお楽しみに
これまで読んて頂いてる皆様、評価して頂いてる皆様
本当にありがとうございます。(`・ω・´)ゞ




