EPISODE.69話〘黒虹翼龍覚醒、最終決戦へ〙
投稿が遅れしまい、本当に済みません。夕方になりました。
黎極黒虹翼龍オードラレックVS【炎國乃黎闘翠】編です。
最後にお知らせがあります。
最後まで読んで頂けたら幸いです。
【ワープ】によって洞窟入り口から転移した【炎國乃黎闘翠】のメンバーたちは【光冥乃氷輪】と同じく、黎極黒虹翼龍オードラレックから約200m離れた位置へ到着していた。
慎重に進んでいくと、オードラレックが周囲を警戒するように動き回っている。
どうやら敵の姿を探しているようだった。
「おぉ~……結構ダメージを与えてるな。両翼までやられてるぞ」
「これなら飛行は封じたも同然だな」
「でも油断しないで。もし突然、両翼が再生したら危険すぎるわ」
シーラレイが真剣な表情で警戒を促す。
「確かにそうだな。シーラレイの言う通りだ」
「私たちも、そろそろ作戦通りに動きましょう」
全員が武器を構え、戦闘態勢へ移行する。
「それじゃ、第3ラウンドといきますか!!」
「「「「了解!!」」」」
「「「「【闘神】!!【剣霊】!!【魔導覚醒】!!【剣武神覚醒】!!【聖神覚醒】!!」」」」
直後、シーラレイが神聖な魔力を展開した。
「我が名はシーラレイ――女神の加護を授かりし聖なる守護神ウリエルよ。我らに聖なる防護を与えたまえ!」
「聖防御魔法――【クロスプロテクバリアガード】!!」
光の結界が【炎國乃黎闘翠】全員を包み込む。
一度だけ、ダメージを完全無効化する強力な防御魔法だ。
「じゃあ、俺から行かせてもらうぜ!【闘神速】!!」
ガッサが一気に加速し、先制攻撃を叩き込む。
「先手必勝!! 奥義――【轟昇烈破波動撃】!!」
「ギジャァォォォォォォォォォォォォォ!!」
強烈な一撃が炸裂した――その瞬間。
オードラレックが咆哮を上げる。
すると、巨体全体から漆黒のオーラが噴き上がった。
「……来たか!」
狂乱状態――。
さらに、破壊されていた両翼が再生していく。
完全回復。
「ちっ……シーラレイの予想通りになっちまったな」
再生した翼を広げ、オードラレックは再び上空へ舞い上がった。
そして嘴に黒炎砲を収束し始める。
だが――。
その時には既に、セーラアスが詠唱を終えていた。
「我が名はセーラアス――四元素よ、我が身と共鳴し、新たなる波動となれ!!」
「奥義――【エクセルクロスショットガン】!!」
火、水、風、土。
四属性の上級魔法が同時に放たれる。
「ギジャァァァァァォォォォォォォォォォォ!!」
黒炎砲を発射する寸前、セーラアスの魔法が嘴へ直撃した。
暴走した黒炎が内部で爆発し、オードラレックは上空から墜落する。
「後は頼んだよ。オーガロ、レガクロス!」
「「任せな!!」」
まずレガクロスが飛び出した。
「俺から行かせてもらう! 喰らえ!! 奥義――【烈風火弧月斬双剣】!!」
続けてオーガロが追撃する。
「こいつで最後だ!! 喰らいな!! 奥義――【轟煉氷烈風無双剣】!!」
「ギジャァァァァォォォォォォォォ!!」
二人の連続奥義が炸裂し、オードラレックへ大ダメージを与えた。
しかし――。
「ギジャァォォォォ!!」
オードラレックが再び咆哮を上げる。
すると、漆黒のオーラがさらに濃く変質した。
次の瞬間。
その巨体が、突然消えた。
「消えた!? どこだ!?」
「気配が感じられないわ……!」
だが、その時。
シーラレイだけが異変に気付いていた。
「……っ!! みんな、集まって!! 早く!!」
その叫びと同時に、空間が開く。
「早く入って!!」
シーラレイの指示で、【炎國乃黎闘翠】のメンバーたちは即座に空間へ飛び込んだ。
転移先――洞窟入り口。
そこでは既に、【月乃轟璃雷】と【光冥乃氷輪】が戦闘を開始していた。
「【炎國乃黎闘翠】の皆さん、すみません。急に戻ってきてもらって」
「実は今、【月乃轟璃雷】と【光冥乃氷輪】が、黎極黒虹翼龍オードラレックと交戦中です」
「やっぱりか……!」
レガクロスが悔しそうに舌打ちする。
「漆黒のオーラになった瞬間、突然気配が消えたんだ。ここへ移動してたってわけか」
「なるほどね。なら話は早いわ」
シーラレイが静かに武器を構える。
「ここからは全員で、黎極黒虹翼龍オードラレックを殲滅しましょう」
「ああ、逃がしはしねぇ。ここで終わらせるぞ!!」
レガクロスが叫ぶ。
「行くぞ、みんな!!」
「「了解!!」」
こうして――。
俺たちは、黎極黒虹翼龍オードラレックとの最終決戦へ突入するのだった。
明日の投稿は夜になりますのでご了承下さい。
次回、黎極黒虹翼龍オードラレック最終決戦をお送り致します。
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