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VRMMOでスローライフするつもりがなぜかソロ最強プレイヤー?  作者: うさだデジ子
初めてプレイする、VRMMO。第1エリア〜始まりの街編〜

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EPISODE.35話〘狂気を越える共闘戦線 ―水の加護と共に―〙

2本目の中編です


【光冥乃氷輪】のメンバー3人が、モンギベクドム3体に戦いを挑んだ。


「さてと、3人で分散させるか。俺が中央のモンギベクドム」


「なら、俺は、左側だね。」


「んじゃ余りの右側ね、んじゃ、さっそく分散させるよ。【剣神】!!威圧斬波!!」


ヒエイの剣技によって、中央以外の左右2体のモンギベクドムが吹き飛ばされた。


同時に【光冥乃氷輪】の2人が、それぞれを追撃する。

先ほど剣技を放ったのは、


【光冥乃氷輪】の【聖剣神】ヒエイ――剣術を極めた最上級職種。


もう一人は【聖槍神】ソーム――槍術を極めた最上級職種。


そして最後に、

【光冥乃氷輪】のリーダー【闘神賢者】インザク。


魔導士と格闘家、二つの道を極めた最上級職種である。


このメンバー全員が、最上級ランクのギルド団に所属していた。


「さて、一対一になったから殺るぜ!モンギベクドム!!いくぜ!【闘神】!!超神速!!」


インザクが動いた瞬間、その姿は消えた。


モンギベクドムは周囲を警戒するが、速すぎて捉えられない。


次の瞬間――背後。


「チェックメイトだ!!喰らいな!!煉撃烈破波動撃!!」


直撃。


モンギベクドムは、一撃で崩れ落ちた。


「呆気な!さて2人共は、もうすぐ終わるな。」


「…え?」


俺は思わず驚く。


(終わるって、そんな簡単に……)


――終わっていた。


ヒエイとソームも、それぞれモンギベクドムを滅殺していた。


「終わったか?ヒエイ・ソームよ。俺はさっき終わったよ。」


「こっちだって、早く終わらせて、モンギレイドを殲滅させないとな。ソーム」


「ああ、確かにな、モンギベクドム殲滅は準備運動だしな。インザク。」


――格が違いすぎる。


「さてお喋りはここまでだ。そろそろ狂気状態になるぞ!ウルティ!!・バラム!!・ヒエイ!!・ソーム!!ウルティ、バフをかけてくれ。」


「我が名はウルティ、守護精霊達よ、汝に、守護加護を守りたまえ。シールドプロテガード!!」


「【闘神】!!」「【武神】!!」

「【剣神】!!」「【槍神】!!」


その瞬間――


「グボァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」


モンギレイドが雄叫びを上げたかと思うと、その姿が消えた。


次の瞬間――


俺が受けたのと同じ、狂気の連撃が炸裂する。


「どうした?その程度の連撃か?モンギレイド!!」


インザクは、そのすべてを捌ききった。


モンギレイドはさらに怒り、暴走狂乱状態へと移行する。


その動きは、さらに加速していた。


だが――


バラムが動く。

聖神速でモンギレイドを上回り、その攻撃を防ぎ切ると同時に反撃へ。


「ふん!!隙がガラ空きだ。喰らいな、奥義、「煉撃烈破覇王連拳波」!!」


「グボァァァァ~!!」


奥義が直撃し、モンギレイドに大ダメージを与えた。


残りHPは2割――


……のはずだった。


「……まじかよ、奴オーラが出たと同時に体力HPが3割自動回復したぞ。」


モンギレイドの全身からオーラが溢れ、HPが回復していく。


「でも、やるしかないぞ。ウルティ、回復に、バフを重点的に支援、俺たち4人でモンギレイドを殺るぞ!」


「「「「了解!!」」」」


【光冥乃氷輪】メンバーたちは、戦い続ける。


…………………………………………………………


〜少し前に戻る事、数分前〜


一方その頃――


俺たちは回復を受けた後、【光冥乃氷輪】の戦闘を見ていた。


そこへリョウたちが合流する。


次の瞬間――


ビンタが飛んだ。


「……リョウ」


「…トレン、前にも黒炎翼戦でも、似たような戦闘でも同じ事をしましたよね。


自分やエアネスちゃん、ヴィーシュくん、ナイトディラン、ヴェイルガーを…


信頼してくれよ頼むから!!


そして、俺たちを頼れよ!!トレン!!


俺たちはみんなでトレンと一緒に戦いたいんだよ。


何故!トレン1人で背負うとする!!


な!!みんなと一緒に背負わせろよ!!」


リョウが珍しく怒り、俺を説得していた。


(……そうか)


俺は、守ることばかり考えていた。


だが――


俺一人じゃない。


「リョウ・エアネス・ナイトディラン・ヴィーシュ・ヴェイルガー俺の判断でみんなを勝手に守て俺自身で犠牲にしてしました事を本当に申し訳ない。でも今は違う、頼む、みんなの力を貸してくれ!!」


俺は頭を下げた


「やっと素直になってくれたっすね。当然っすよねエアネスちゃん、ヴィーシュくん、ナイトディラン、ヴェイルガーな。」


「ハイ」「ワォン!」

「クヴァ!」「クワァ!」


「済まない。本当に協力してくれ。モンギレイドを殲滅するぞ!」


俺たちの意志が一つになった、その時――

世界が停止した。


「な!!何なんっすか?これ?全て停止している。」


「この前と同じた。エアネスの時と同じだ」


「…?どう言う事っすか?トレンさん」


「………それは私が説明しましょう。初めまして、トレン、リョウ、私の名は水の大精霊ウンディーメード。君たちの信頼を共感し、私は君たちに託したいと思う、それでお願いがあります。モンギレイドを倒して欲しい。モンギレイドがこの湖に現れて、周囲の魔物達は皆湖から遠くに逃げて行き、モンギレイドの縄張りになってしまったのです。お願いします。」


俺たちは迷わなかった。


「もちろん、モンギレイドを殲滅させます。この湖から元に戻るなら俺たちは協力を惜しまないです。」


「そうです。自分もトレンさんもアイツを殲滅させます。」


「それは有難い、では私からこれを授けよう。」


大精霊ウンディーメードが指を鳴らすと、2体の精霊が現れた。


「この者たちは、君たちに協力してくれる水の精霊たちだ、この者たちは、2人に、湖の為にモンギレイドとモンギニアに挑み、最初から見ていて、私にこの者たちが力になりたいと志願してお願いしに来たんたのよ。」


俺たちは説明を受け、こう答えた。


「本当に戦った後は本当に一緒じゃなくてこの湖にいて良いんだよ。俺たちは旅しているんだから」


「そうっすよ。君たちの精霊たちと一緒に湖にいて良いっすよ。」


しかし精霊たちは首を横に振る。


「本当に君たちは優しいのですね。この者たちは、君たちの優しさに共感して一緒に行きたいのです。契約して頂けませんか?トレンさん、リョウさん、お願いします。」


「分かりました、契約します。な!リョウ。」


「そうっすね。頭を下げられたら断れないよ。良いっすよ、契約するっす。」


「「【テイム】!!」」


契約が成立し、ステータスが表示される。


…………………………………………………………


名前:【ペルナギ】 

種族:【ウンディーネ】

基礎Lv10 契約者:トレン


HP52 MP84

腕力23 体力25

俊敏37 器用52

知力29 精神33


スキル:

【水魔術】【浮遊】

【支援魔法】【アイテム錬成EX】

【水斬撃】【流水刃】

【栽培育成EX】【防圧壁】


…………………………………………………………


名前:【サクメ】 

種族:【ウンディーネ】

基礎Lv10 契約者:リョウ


HP52 MP84

腕力23 体力25

俊敏37 器用52

知力29 精神33


スキル:

【水魔術】【浮遊】

【支援魔法】【アイテム錬成EX】

【水斬撃】【流水刃】

【栽培育成EX】【防圧壁】


…………………………………………………………


「これからヨロシクな、ペルナギ、サクメ。」


精霊たちは微笑み、頷いた。


「最後にお二人に【水の精霊加護】と【水属性・上級】を授けます。そして、いつか里に来て下さいね。では私はこれで、モンギレイドを倒して下さいね。お願いします。」


ウンディーメードは消え、時間が再び動き出す。


…………………………………………………………


〜現在〜


「さて、大精霊ウンディーメードから依頼を受けたからには、モンギレイドを殲滅するぞ!リョウ。協力頼むな。」


「了解っす。その前に従魔達に紹介しとかないと」


「確かにな。エアネス・ヴィーシュ・ナイトディラン・ヴェイルガー、新たな仲間を紹介する。ペルナギとサクメだ。」


ペルナギとサクメは一礼し、従魔たちもそれを受け入れた。


「さてと、挨拶はこれまでにして、さっきモンギレイドが雄叫を上げて、前に黒炎翼と同じ全体にオーラを纏ったな。残り2割だったが、5割に回復したな。


俺たちも加勢するぞ!いくぞ!モンギレイドを完全殲滅するぞ!」


「「了解!!」」


俺たちは再び――


轟怪猿モンギレイドへと挑みに向かっていった。

前編の続きの轟怪猿モンギレイド編、

中編をお送りしました。

次回がクライマックスの

轟怪猿モンギレイド編の後編です。

ここまで読んで読んで頂いてる皆様、ブックマーク登録している皆様、評価をして頂いてる皆様、本当にありがとうございます。(`・ω・´)ゞ

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