EPISODE.230話〘純粋な想いが結ぶ絆――授けられた新たな四属召喚〙
いつも読んでいただきありがとうございます。
今回は、仲間との絆や純粋な想いが紡ぐ一話となっています。
最後まで楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。
それでは、第230話をお楽しみください。
まさかの超希少幻鉱石【光霊轟極黎結晶雫鉱石】まで採掘してしまった。相変わらず理解不能だよ。
運営は、俺たちを持ち上げすぎてないか?
今度こそ、運営案件回収確定、間違いない。
トレンは自信を持って、運営側に問い合わせをした。
五分後、運営側の回答が来た。
――――――――――――――――――――――
【お問い合わせありがとうございます】
【トレン様の問い合わせ頂いた素材ですが、確認した所、正規ルートで採取されていますので問題ありません】
【他にもありましたら遠慮なくお問い合わせ下さい。全てお答え致します】
【引き続きプレイをお楽しみ下さい】
【運営より】
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なんでやねん! これも正規ルートっすか?
おかしいってホンマに、んな訳あるかいアホンダラ!
約2%で出るかい!! 18個も出るわけないだろうが! ボケナス!
なんでそうなるの〜運営ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!
俺たちを持ち上げ過ぎてないかーーい!!
心の中でトレンは五連射ツッコミを叫ぶのだった。
[トレン、運営側の回答来たっすか?]
[…見てみな、運営側に問い合わせた回答だ。]
俺はリョウに見せた。
すると案の定リョウも驚いていた。
[ちょっと待てっす。おかしいよ。超希少幻鉱石なのに問題無い?]
[なんでやねん! おかしいっすよ――――]
[運営側は俺たちをトッププレイヤーにしないで欲しいっすよ――――なんでそうなるの――]
リョウも同じツッコミをしてくれた事に、トレンはどこか安心するのであった。
[とりあえずかなり採掘したな。予想外があるけど]
[確かにそうっすよ。超希少幻鉱石は重すぎるっすよ。]
[とにかく戻って、大精霊エンジェルクライズ様に返還しよう。]
こうして俺たちは洞窟を出て里の街へ戻って行った。
ちなみに採掘した結果がこれだ。
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【光結晶鉱石】×70
【雷光結晶鉱石】×55
【光麗雫結晶鉱石】×60
【聖光結晶鉱石】×45
【光翠結晶霊鉱石】×50
【光麗聖轟雷光結晶鉱石】×35
【雷光霊翠黎結晶鉱石】×27
【光霊轟極黎結晶雫鉱石】×18
※トレンとリョウの二人合わせた数です。
――――――――――――――――――――――
かなり採掘したな俺たち。
[リョウ、大精霊の館に向かうぞ]
[了解っす。コレを返還っすね。]
俺たちは大精霊の館に向かう。
すると館から大精霊エンジェルクライズ様が出迎えて来た。
[トレン、リョウ、どうだったかな採掘した成果は?]
[はい、お蔭様で目的以外も採掘出来て本当に感謝しております。]
[それで、問題もあるっすけど。]
[ここではなんだから中へ入りなさい。]
俺たちは館に入って行った。
もちろん、案内された光の精霊三体もついて行く。
大広間に着いた俺たちは、大精霊エンジェルクライズ様に説明をした。
[それで、問題とは?]
[実は俺たちは、この鉱石を返還する為に、大精霊エンジェルクライズ様へお返し致します。]
トレンはマジックボックスから【光霊轟極黎結晶雫鉱石】×18個を取り出した。
[これは【光霊轟極黎結晶雫鉱石】だね。でも二人共、採掘したんだろ。何故返還するのかな?]
[俺たちは目的以外も採掘出来て本当に感謝しています。しかし、これは精霊たちの貴重な鉱石、受け取れません。俺たちは見返りを求めていません。]
[そうっすよ。もしそうなら、目的以外の鉱石も返還するつもりっす。]
大精霊エンジェルクライズはトレン、リョウの本心の純粋さに嬉しそうに微笑んだ。
他の大精霊たちから話は聞いていたが、二人を支援したくなる理由に納得するのであった。
そして、トレン、リョウにあるものを授けた。
[トレン、リョウよ。君たちに授けよう。]
トレンとリョウの肩へ手を添えた。
すると、二人の身体が光り始める。
次の瞬間――。
館の肖像から天使の戦士が現れ、トレンとリョウの体内へ入り込んだ。
やがて光は静かに収まっていく。
[大精霊エンジェルクライズ様…一体何を?]
[君たちに協力四属召喚『エンジェルヴァルキリー』を授けた。水の大精霊からも授かっただろ。私も二人に対しても協力を惜しまないよ。]
すると全プレイヤー向けのアナウンスが流れる。
【あるプレイヤーが、特殊イベント『魔獣四天王の逆襲』をクリア致しました。】
【あるプレイヤーが、初めて四大大精霊の一柱『大精霊エンジェルクライズ』との友好関係を結びました】
【これにより、西エリアの一部洞窟が解放されました】
【なお、一部エリアは条件達成プレイヤーのみ入場可能となります】
全体アナウンスが終わると、今度は俺とリョウだけに新たなアナウンスが流れる。
【おめでとうございます。初めての四属召喚『エンジェルヴァルキリー』を獲得しました】
ちょっと待てよ! なんでやねん!
なんで五連射みたいなアナウンスを流すんだよ。
絶対、俺にツッコミさせる気でいたんだろ運営さんよ。
いっぺんに流すんじゃねーよ!
なんでそうなるんだよぉぉぉ!
[運営ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ! のアホンダラ!]
トレンは心の中でツッコミしつつ、最後は、つい本音を叫んでしまうトレンであった。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
今回は、仲間との絆や純粋な想いが、新たな力へと繋がる一話となりました。
これからもトレンたちの物語は続いていきますので、今後の展開も楽しみにしていただけたら嬉しいです。
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今後とも『VRMMOでスローライフするつもりがなぜかソロ最強プレイヤー?』をよろしくお願いいたします。




