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VRMMOでスローライフするつもりがなぜかソロ最強プレイヤー?  作者: うさだデジ子
西エリア・特殊イベント編

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EPISODE.228話〘光の大精霊が託す想い――予想外の契約〙

いつも読んでいただきありがとうございます。


今回は、物語が少しずつ新たな一歩を踏み出します。


どのような出来事が待っているのか、楽しみながら読んでいただけたら嬉しいです。


それでは、第228話をお楽しみください。

黙祷を終えた俺は、リョウ、シーラレイさん、ローリエナさんと共に、光の大精霊エンジェルクライズ様へこう伝えた。


[大精霊エンジェルクライズ様、救出する約束をしていたのに、光魔竜翼冷翠黎轟ジンライベルエアーバーンとの戦いは予想以上に苦戦し、救出出来ず、本当に申し訳ありません。]


トレンは大精霊エンジェルクライズ様に頭を下げ、リョウ、シーラレイ、ローリエナも頭を下げていた。


[頭を上げなさい。みなさん、君たちに責任を負わせないでほしいのだよ。]


[しかし、自分が……]


俺がそう言う前に、大精霊エンジェルクライズ様が遮り、こう言った。


[それは、君たちが背負う事はしないで欲しいのだよ。何故なら亡くなった精霊たちは望んでいないんだよ。魂はこちらに帰還するけど、遺体は君たちがちゃんと里へ連れて来ている。亡くなった精霊たちは本当に感謝して成仏し、安らかに眠っているのだよ。]


大精霊エンジェルクライズ様がそう言うと、俺とリョウはいつの間にか涙が流れていた。


[トレン、リョウよ。その涙が君たちの本心なんだよ。亡くなった精霊たちの言葉に嘘は無い。だから背負う事はしないで、心に感謝の想いを背負いなさい。それが私からの本心だよ。]


[[あ……ありがとうございます。]]


トレンとリョウはその言葉を胸に刻み、前に進む事に誓った。


[それじゃ、明日に私が精霊たちを連れて宿屋へ向かうので安心しなさい。ナナとマイ、そしてナギサとバレグには私から説明するから安心しなさい。]


[わかりました。それでは明日、よろしくお願い致します。]


俺たちはそう言って、大精霊の館を出た。


[まさか、シーラレイさん、ローリエナさんが大精霊エンジェルクライズ様と先に会っているとは思っていなかったっすよ。]


[実は私たちも偶然だったのよ。私とシーラレイで街を巡っていたら、お会いしたの。]


[そうなのよ。大精霊エンジェルクライズ様が私たちに亡くなった光の精霊たちの事を聞いてきたから、私たちが話したの。それでトレンたちの部屋へ向かったって事なの。]


[そうだったんですね。それなら一緒に来た理由が納得しましたよ。お二人には本当に感謝しています。ありがとうございます。]


[いいのよ。トレン、私たちも一緒に手伝っていたら、一緒に祈りたかったのよ。]


[そうよ。これは私とシーラレイの本心よ。]


[それでも感謝っすよ。ね、トレン。]


[ああ、そうだよ。シーラレイさん達だけじゃない。【炎國乃黎闘翠】や【翠烈陣氷帝】のみんなにも、ナナたちにも感謝してる。]


[それじゃ宿屋に戻りましょう。]


俺とリョウは宿屋へ戻り、シーラレイさんとローリエナさんは【炎國乃黎闘翠】と【翠烈陣氷帝】のメンバーへ、この出来事を伝えるため部屋へ戻って行った。


こうしてそれぞれの一日が終わった。


翌日――。


俺たちは宿屋を出ると、大精霊エンジェルクライズ様が光の精霊たちと待っていた。


[すみません。待たせてしまって。]


[構わないよ。光結晶鉱石と雷光結晶鉱石なんだけど、連れて行けるのはトレンとリョウだけだよ。]


[そんな……どういう事ですか?]


[何故でしょうか? 大精霊エンジェルクライズ様、理由を教えて下さい。]


[わかった。理由を説明しよう。ナギサとバレグには、この採掘に必要な条件が揃っていない。]


[スキルは採掘があります。]


[採掘スキルはあっても、それだけでは足りない。【錬金】や【鍛冶】をはじめ、他にも必要なスキルがある。そして従魔との連携も必要なんだ。だから里へ入る事は出来ても、採取・採掘は出来ないよ。]


更に大精霊エンジェルクライズ様は、ナナとマイにも伝えた。


[君達も同じだよ。従魔たちはいても、必要なスキルが揃っていない。だから採取・採掘は任せられないんだ。]


ナナとマイは大精霊エンジェルクライズ様の言葉に納得していた。


[やっぱりそうよね。ナナ、これで理解したよね。]


[ええ。大精霊エンジェルクライズ様、ご指摘をありがとうございます。]


ナナとマイは感謝して頭を下げた。


大精霊エンジェルクライズ様は、ナナとマイが理解した事を嬉しく思っていた。


すると指をパチンと鳴らし、別の二体の光の精霊が現れ、ナナとマイの前へ姿を現した。


[二体の精霊たちがナナとマイに共鳴し、契約したそうだ。]


[[え?……ええええぇぇぇぇ〜契約!!]]


[[なんでそうなるのよ〜!! なんでやねん!!]]


まさか契約になったナナとマイは驚いて叫び、初めてツッコミをした姿を見たトレンとリョウは、笑いを堪えていたのであった。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。


今回は少し長めのお話となりましたが、トレン達が前へ進むための大切な一話となりました。


そして、最後はまさかの展開でしたね(笑)。

今後もどのような物語になっていくのか、楽しみにしていただけたら嬉しいです。


次回もお楽しみに。


これまで読んで頂いている皆様、評価して頂いている皆様、本当にありがとうございます。(`・ω・´)ゞ


これも、ひとえに読んで頂いている皆様のお陰です。心より感謝申し上げます。


最後に、お願い致します。ブックマーク登録して頂けたら幸いです。

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