11/14
2026年 卯月上中旬の短歌集
驢馬にのる聖者のうわさ厩戸に
聞こえしかども煎べい喰む鹿
ももしきの土に隠れしはは思ほゆて
咲いて散りぬることしの桜
ふるぶるた羽根板の海でやすらふは
父子がかまふた鋼鐵のフネ
主題歌とともにはじまる喧嘩ごし
幕間もなしに毎日の朝
わが歌が光る円ばんなりぬけり
鳥よけになり嫌われるとも
茶室にて鏡あわせにみだれ髪
空にうかんだ満月ひとつ
われた縁ゆびでなぞって愛でこしは
われとかわらむ性と見むこそ
膝かかえぐっすり眠るきみならば
運河をこえて風車の国へ
その声とのんきな笑顔そのお名前
あれば充分 列車はすぐに
一滴のアロマオイルをたらしては
こよい夢みる百年の恋
今日もまたラッキーカラー気にしてか
無色透明よそおうあなた
「あそばせ」とDJ.ROSE ライム踏み
クラブ揺るがせ唸るバイブス




