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2026年 卯月上中旬の短歌集


  驢馬にのる聖者のうわさ厩戸に

  聞こえしかども煎べい喰む鹿



  ももしきの土に隠れしはは思ほゆて

  咲いて散りぬることしの桜



  ふるぶるた羽根板の海でやすらふは

  父子がかまふた鋼鐵(くろがね)のフネ



  主題歌とともにはじまる喧嘩ごし

  幕間もなしに毎日の朝



  わが歌が光る円ばんなりぬけり

  鳥よけになり嫌われるとも



  茶室にて鏡あわせにみだれ髪

  空にうかんだ満月ひとつ



  われた縁ゆびでなぞって愛でこしは

  われとかわらむ性と見むこそ



  膝かかえぐっすり眠るきみならば

   運河をこえて風車の国へ



  その声とのんきな笑顔そのお名前

  あれば充分 列車はすぐに



  一滴のアロマオイルをたらしては

  こよい夢みる百年の恋



  今日もまたラッキーカラー気にしてか

  無色透明よそおうあなた



  「あそばせ」とDJ.ROSE ライム踏み

  クラブ揺るがせ唸るバイブス

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