《エピソード29》とんでもない身代り脱出へⅧ?
身代わりだって?
ミルフィーナの耳に入ってきた言葉とは?
「あれ? いつもの『聖女』さまじゃないよ! ...」
「違う『聖女』さまなの? 」
「この人も『聖女』さまなの? 」
「村へ来た『聖女』さまじゃないよ! 」
「今日の『聖女』さま、とっても大きな人だね!! 」
これを聞いただけで、アルフィーナは!
とっても、奇妙な目つきになったのです!!
目つきが突然ですね!
目の上? 縁に瞳が、張り付いているのです。
まるで目が、しろ目だけのように見えちゃっていました!!
これって、『聖女』さまは、一瞬で怒り切っちゃったみたいだぞ!!
最前列の、人たちから発した言葉でした!!
それを、聞いた近くの大人達が、とっても慌てて!
子供の口に手で、フタをしてたのでした!!
マズイ! 子供に『歯に衣着せぬ』言葉が出ちゃったよ!!
どこの世界でも、子供は正直なのです!
いくら、一卵生の双生児と言ってもですね!
全く同じハズ、...じゃないのです?
後天的にもね、ワガママざんまいな生活のアルフィーナ!!
粗末な食事? 姉が気に入らないと、食事は抜きですからね!
後天的に、違うのは当たり前のことなのです!
アルフィーナにも、幼い頃にはエクボは、あったんですよ!!
今は、ツヤツヤに張り切った頬で、埋まってしまっているのです。
どうやら、アルフィーナには薄々ですが、気にはしていたようですわね!
第三王子と、父の宰相はですね!
そんな言葉に気にするな! お前はミルフィーナと『うりふたつ』だゾ!!
この言葉が、返ってアルフィーナの感情へ、火を着けちゃったのです!!
「はっ!! 誰が、誰に似てるって」!!
「ミルフィーナの方が、私の『身代わり』だったのでしょう? 」
「貴方たち迄、間違えてどうするのよ」!!
この言葉がですね! いつもの『聖女』さまではないゾ!!
そんな『宣言』に、決定的になっちゃっていたのですよ!!
じゃあ、あの『聖女』さまの方が、身代わりだったのか?
いつも、尽くしてくれている、実績のある人のほうがだよ!!
こいつの、身代わりだったって?
この女は、なんてことを! 平然とだぜ! 言ってくれるのかな?
あの『聖女』さまの『なりすまし』だからじゃねえのか!!
ああ~! 『似ても似つかない』なんてお粗末な『なりすまし』だな!!
この言葉から、最前列より後ろの人たちからは?
大笑いが、漏れて行き始めて、...いつしか、次第にほとんどの人が!
笑ってしまって、いたのですよ!!
《エピソード30》とんでもない身代り脱出へⅧ? ...お楽しみに (^^)/
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