《エピソード06》とんでもない身代り逃亡よね?
気付いたの...
私は困っていたのです。
あの坂道に戻れば追手! しかも、裏切り者の第三王子の配下に見つかる!!
このまま山道では、地形が分からないですからね。
そこへ、後ろからヒソヒソと声が、...あったのです!
あ! 急いで口に手を当てています! ここで、声を出しちゃったら、...!
(でも、聞いたことのある声ですわね! )
静かに、冷静に考えながら振り向くと! 顔を見せているのです!!
ああ、王太子の側近? 見たことがあるわね!!
その黒い衣服から、この姿を考えると...影なのですね。
その人は、黒のローブを出してくれたのです。
これに包まってください、ミルフィーさん。
(ええ~! この人って、妹のミルフィーナだと、分かっているのね! )
しかも、愛称まで知っているのね!
その人は、このままここにいると、見つかってしまうでしょう。
私と一緒になって、行動すると目立ちます。
それで、少し先の風車小屋を指差していて。
あそこへ、行けますか?
ええ、何とか行けます。
では、あそで合流をしましょう!
私は、王太子へ無事を、お知らせしますから。
あそこで、待っていてください。
そこで別れて、私は直ぐ近くの風車を目指して、少しづつ進んでいました。
その時に思い出しました。
ここって、小さい時に来たことがあったわよね!!
それを思い出したのです。
ここって、夏にしばらく来たことがあったのよ。
それは、8才の頃に姉の身代わりで来たことが、あったのです。
それは、あの王太子と一緒に遊びながら、夏を過ごしていたのでした。
ここで、私は気付いたのでした。
王太子やその側近たちは、もうすでに...妹だと分かっていたのでした。
最近、姉は王太子と会った後は、荒れていたのですよ。
特に、私に対してはキツク当たっていたのでした。
王太子との関係が、上手くいっていなことは、感じていたのですわ。
今回の身代わりが、なかったら。いまは、イェスラ国にいたのです。
突然ですが、母の親戚の子爵家へ、養女に行くことになっていたからでした。
元々貴族籍にも、入れてもらっていないのですから。
この国には存在していない子だったのです。
それに、姉がお妃さまにならないと、この国は大変なことになってしまいます。
それは、この国の『聖女』でもあるのです。神殿を通して国民をまとめないとね。
だから姉が、政略結婚をしないと、この国がまとまらなく、なってしまうからなのです!!
小さい国でもあり、今回のように肥沃な土地を...狙われているのですから!!
しかも、第三王子が玉座を狙っているのですよ!!
更にですね。私は、王太子から良く思われて、しまっているみたいですから!!
《エピソード07》とんでもない身代り逃亡する? ...お楽しみに (^^)/
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