第46話 白羽美琴の嘘
正式再聴取は、ギルド会議室で行われた。
机の上には、証拠が並べられている。
湿地の黒泥に関する記録。
禁書棚から消された失敗記録。
使用禁止と書かれた写し。
聖女の私室で見つかった裏書き。
清め場から出た祈りの箱の紙片。
鐘楼の仮予約。
告知札工房の文案。
掲示板管理所の再祈祷告知控え。
聖女候補時代の加護制御訓練記録。
異界修行の報告書。
ユーデル元測定官の削られた所見。
外部聖具鑑定士イーリスの鑑定結果。
そして、白環のペンダント。
現世で白羽美琴が落とし、俺が拾い、この世界まで持ってきた聖具。
その深層記録。
『でも、捕まらなかったんでしょう?』
『なら、よかったじゃない』
『それをしたら、今度は私が疑われます』
その言葉が、記録水晶に残っている。
もう、俺の記憶だけではない。
俺の怒りだけではない。
美琴自身の声が、証拠として残った。
会議室には、重い沈黙があった。
クララは俺の隣に座っている。
マーヤは聖具鑑定結果を抱えている。
バルトは壁際に立ち、腕を組んでいた。
エルハルト監査官は、神殿側の記録水晶を確認している。
イーリスも同席していた。
外部鑑定士として、ペンダントの鑑定結果を証言するためだ。
そして、机の向こう側に、聖女ミコトが座っている。
白い衣。
整った髪。
静かな表情。
その姿は、まだ崩れていない。
けれど、もう俺には白く見えなかった。
白い布の下に、何枚もの汚れた記録が積み重なっている。
それを、一枚ずつ剥がしていく。
エルハルトが口を開いた。
「聖女ミコト様。これより、湿地浄化、再祈祷準備、《白き信仰》、および異界修行時の聖具反応について、正式再聴取を行います」
「承知しています」
ミコトは静かに頷いた。
「私は、答えられることには答えます」
答えられること。
いつもの言い方だ。
答えたくないことを、答えられないものに変える。
俺は、その言葉を聞き流した。
エルハルトはまず、訓練記録を開いた。
「確認します。あなたは聖女候補時代、《白き信仰》について、次の指導を受けています」
彼は読み上げた。
「『疑念が一名へ集中する場では、加護使用を控えること』」
「『涙や沈黙は、周囲の疑念を特定対象へ誘導する場合がある』」
「『被疑対象への疑いを解く行動を優先すること』」
「これらの指導を受けたことを認めますか」
「認めます」
刃は鳴らない。
ミコトは認めた。
ここは、もう逃げられない。
エルハルトは続ける。
「あなたは、自分の恐怖や悲しみが、周囲の疑いを特定対象へ向ける可能性があることを知っていた」
「はい」
「誰かが疑われることで、自分の聖性が増幅する可能性も知っていた」
「……可能性としては」
刃が小さく鳴る。
ミコトはすぐに言い直した。
「知っていました」
今度は鳴らない。
マーヤが小さく息を吐いた。
クララの拳が膝の上で握られている。
エルハルトは次に、ペンダントの深層記録を示した。
「異界修行時、白環のペンダントには、レン・クゼ氏へ向けられた負性視線が、あなたの聖性へ転換された痕跡が残っていました」
「……そのようですね」
「また、深層記録には、あなたがレン・クゼ氏の社会的損傷を認識していたことが残っています」
記録水晶が淡く光る。
あの声が、再生された。
『俺の仕事は戻らない』
『家族も、友人も、信用も戻らない』
『何もかも壊れたんだぞ』
自分の声を聞くのは、思っていた以上につらかった。
昔の俺の声。
疲れ切り、擦り切れ、それでも最後に何かを訴えようとしていた声。
続いて、美琴の声が流れる。
『でも、捕まらなかったんでしょう?』
『なら、よかったじゃない』
会議室に、冷たい沈黙が落ちた。
クララが目を伏せる。
マーヤは悔しそうに唇を噛む。
バルトの拳が鳴った。
エルハルトは、苦しげに眉を寄せている。
ミコトは、目を閉じていた。
まるで、痛ましい過去を聞いているように。
だが、その言葉を言ったのは、彼女自身だ。
俺は静かに問う。
「覚えているか」
ミコトは目を開けた。
「……はい」
刃は鳴らない。
覚えている。
忘れていたわけではない。
「その時、お前は俺が壊れたことを知っていた」
「あなたが傷ついたことは、分かっていました」
「違う」
俺は首を振った。
「俺が何を失ったか、聞いていた」
ミコトは黙る。
「仕事。家族。友人。信用。全部壊れたと、俺は言った」
「……はい」
「その上で、お前は言った。捕まらなかったならよかった、と」
ミコトは少しだけ息を吸った。
「当時の私は、未熟でした」
刃が鳴った。
鋭くはない。
だが、逃げだ。
俺は言った。
「未熟かどうかは聞いていない」
ミコトの目が、ほんの少しだけ細くなる。
「あなたは、私に何を求めているのですか」
「真実だ」
「なら、何度でも言います。私は怖かったのです」
刃は鳴らない。
俺は頷いた。
「怖かったことは否定しない」
ミコトの表情が、少しだけ動いた。
「けれど、怖かった後で、お前は選んだ」
俺はペンダントの深層記録を指す。
再び声が流れる。
『それをしたら、今度は私が疑われます』
ミコトの顔から、少しずつ色が引いていく。
俺は続けた。
「ユーデルは、お前に言った。疑いを解くべきだと」
「……」
「だが、お前は答えた。今度は私が疑われる、と」
ミコトは黙っている。
「つまり、お前は知っていた」
俺の声が、会議室に落ちる。
「俺への疑いを解けば、自分に疑いが向くと」
「……当時の私は、そう恐れました」
「だから解かなかった」
ミコトは答えない。
「答えろ」
エルハルトが重く言った。
ミコトは、ゆっくり顔を上げた。
「……はい」
刃は鳴らない。
認めた。
クララが小さく息を呑む。
マーヤが目を伏せる。
バルトが低く言った。
「やっとか」
俺はまだ動かない。
これはまだ、現世の話だ。
ここから繋げなければならない。
異世界で起きたことへ。
聖女ミコトが同じ構造を繰り返したことへ。
俺は湿地の証拠を机の上へ移した。
「次は、この世界での話だ」
ミコトは、俺を見る。
「トビーが疑われた」
俺は最初の記録を置いた。
「神殿管理金を盗んだと疑われた。だが、証明された。彼は盗んでいなかった」
次の記録。
「マルドゥクが罪を被った。湿地汚染、記録改ざん、冤罪誘導。証明成立した」
さらに次。
「サーシャが断罪された。第二箱隠匿、虚偽記録誘導、証言妨害、証人危害容認」
次。
「オルグが記録を消した。ミリィを眠らせ、監禁した」
そして礼拝記録。
「そのたびに、お前への祈りと同情は増えている」
エルハルトが記録を読み上げる。
「トビー少年の疑惑拡大後、聖女ミコト様への祈願数増加」
「マルドゥク断罪直後、祈祷台聖性反応上昇」
「サーシャ拘束後、聖女様への見舞い祈願増加」
「オルグ拘束後、聖女様を案じる祈願記録増加」
イーリスが静かに補足した。
「これらの聖性反応は、通常の感謝信仰だけでは説明しにくい波形です。負性視線が他者へ向いた後、聖女側の聖性が増幅しています」
ミコトは目を伏せたままだ。
俺は言った。
「現世で俺に起きたことと、同じ構造だ」
誰かが疑われる。
誰かが黒くなる。
その分、ミコトは白くなる。
それが《白き信仰》。
周囲の疑いと罪を対価に、自分の聖性を増幅する力。
俺はその言葉を、初めてミコト本人へ突きつけた。
「お前の力は、ただの浄化じゃない」
ミコトの指が、わずかに動く。
「誰かを疑わせることで、自分を信じさせる力だ」
「……違います」
刃は鳴らない。
ミコトの中では、違うのだろう。
俺はそれでも続ける。
「トビーが疑われた時、お前は白く残った」
「マルドゥクが罪を被った時、お前は悲しむ聖女になった」
「サーシャが断罪された時、お前は騙された主になった」
「オルグが記録を消した時、お前は傷ついた聖女になった」
「そして現世で、俺が疑われた時」
俺は、ミコトの目を見た。
「白羽美琴」
その名を口にした瞬間、ミコトの瞳が揺れた。
「お前は、被害者になった」
会議室が静まり返る。
ミコトは、しばらく何も言わなかった。
やがて、静かに口を開く。
「……私は、人を救いたかった」
刃は鳴らない。
それは、本当なのだろう。
だから厄介だった。
ミコトは、自分をただの加害者とは思っていない。
救いたかった。
導きたかった。
祈りたかった。
その思いは、確かにあったのだろう。
だが。
「救いたかったなら、なぜ湿地を一度で終わらせなかった」
俺は禁書資料の写しを置く。
「お前は読んでいた。表層濁りは消える。根部阻害は残る。浄化杭反応は鈍る。再使用禁止」
次に、裏書き。
「お前は書いた。表層濁り、消える。根部阻害、残る。再浄化、可能。民衆告知、時期調整」
次に、祈りの箱の紙片。
「一度で終えない。再祈祷の理由になる」
次に、予定表。
「救いは、続くほど信仰になる」
最後に、告知記録。
「浄化の前から、再祈祷の鐘を押さえていた。告知札の文案も作っていた。掲示板管理所には、再祈祷告知控えまで届いていた」
俺は問いかける。
「お前は、湿地を一度で救うつもりがあったのか」
ミコトは静かに答えた。
「救えるなら、救いたかった」
前にも聞いた答えだ。
刃は鳴らない。
救えるなら、救いたかった。
それは本当。
でも、そこには条件がある。
「救えない部分が残ると知っていた」
「深い穢れには、何度も祈りが必要です」
「その何度も祈る場を、浄化前から用意していた」
「備えです」
「民衆告知まで?」
「民に不安を与えないためです」
「見える穢れだけ祓えば、民は安心する。根に傷が残れば、再び祈る理由になる。そう書いたのは誰だ」
ミコトは黙る。
俺は机を指で叩いた。
「お前だ」
沈黙。
「お前は、民を救うことと、自分が信じられ続けることを、切り離していなかった」
ミコトの表情が、初めて少し強張った。
「私は、民の信仰を支えたかっただけです」
「違う」
俺は言った。
「お前は、民が救われ続ける構図を残したかった」
刃が鳴る。
ミコトの言葉ではなく、俺の内側で。
証拠が繋がっていく感覚。
点が、一本の線になる。
「一度で救えば、奇跡は一度で終わる」
「だが、根の傷を残せば、民はまた不安になる」
「不安になった民は、また聖女に祈る」
「祈りは、お前の聖性になる」
「誰かが疑われれば、お前はさらに白くなる」
「だからお前は、救いを終わらせなかった」
ミコトは、ゆっくりと首を横に振った。
「違います」
刃は鳴らない。
彼女の中では違う。
だが、証拠は違わない。
「私は、救いを続けたかった」
「同じだ」
「違います」
ミコトの声が、ほんの少しだけ強くなった。
「救いは、一度で終わるものではありません」
会議室が静まる。
「人は、何度も傷つきます。何度も不安になります。何度も祈りを必要とします」
ミコトは、まっすぐ俺を見た。
「なら、聖女は何度でも祈るべきです」
言葉は綺麗だった。
本当に綺麗だった。
だが、その綺麗さの下に、俺は見た。
救われる民。
祈られる聖女。
疑われる誰か。
白く残る自分。
「そのために、誰かが疑われてもいいのか」
俺が聞くと、ミコトはすぐには答えなかった。
沈黙。
長い沈黙。
そして、言った。
「……人は、分かりやすい理由を求めます」
会議室の空気が凍った。
クララが目を見開く。
マーヤが息を止める。
バルトが、低く唸った。
俺は、静かに聞いた。
「分かりやすい理由?」
ミコトは言葉を選ぶように続ける。
「不安がある時、人は原因を探します。誰かが悪かったのだと思えれば、心が落ち着くこともあります」
刃が鳴る。
それは、もう祈りの言葉ではなかった。
ミコトはまだ気づいていない。
自分の言葉が、白い布の下から本音を見せ始めていることに。
「トビーが疑われた時も、そうだったのか」
俺は聞く。
ミコトは黙った。
「マルドゥクが罪を被った時も?」
沈黙。
「サーシャが断罪された時も?」
沈黙。
「オルグが記録を消した時も?」
ミコトは、目を伏せた。
「私は、誰かに罪を被せたいと思ったことはありません」
刃は鳴らない。
また、本心だ。
罪を被せたいとは思っていない。
ただ、誰かが罪を被った時、自分が白くなることを止めなかった。
俺は言った。
「思っていなくても、止めなかった」
ミコトは黙る。
「現世でも同じだ」
ペンダントを示す。
「俺が疑われた。お前は知っていた。疑いを解けば、自分が疑われると」
深層記録の声が、もう一度再生される。
『それをしたら、今度は私が疑われます』
ミコトの肩が、ほんのわずかに震えた。
「だから、お前は俺を救わなかった」
沈黙。
「異世界でも、同じことをした」
俺は、ひとつずつ証拠を指す。
「トビーを救わなかった」
「リーネを守らなかった」
「ミリィを止めなかった」
「サーシャを切り離した」
「オルグを止めなかった」
「マルドゥクが泥を被るのを見ていた」
俺は、ミコトを見た。
「誰かが疑われるたび、お前は白くなった」
「それを知っていながら、止めなかった」
ミコトは、長い沈黙のあと、言った。
「……私が止めれば、信仰が揺らぎます」
その瞬間、会議室の空気が変わった。
刃が鳴る。
高く。
鋭く。
ミコト自身も、自分の言葉に気づいたように、わずかに目を見開いた。
俺は逃さなかった。
「今、言ったな」
「……」
「自分が止めれば、信仰が揺らぐと」
ミコトは口を閉ざす。
「つまり、お前は選んだ」
俺は言った。
「疑いを解くことより、信仰を守ることを」
ミコトは答えない。
「無辜の者を救うことより、自分の白さを守ることを」
沈黙。
「それが、白羽美琴」
俺の声は、静かだった。
「それが、聖女ミコトの本質だ」
ミコトは、俺を見た。
その目に、初めてはっきりと怒りが見えた。
「あなたに、何が分かるのですか」
刃は鳴らない。
その怒りは本物だった。
「民を導くことの重さが分かりますか」
「信じられる者として立ち続ける苦しさが分かりますか」
「誰もが不安を抱え、誰もが救いを求める中で、白く立ち続けなければならない痛みが、あなたに分かりますか」
ミコトの声が、初めて熱を持った。
白い聖女の仮面の奥から、別の顔が見えた。
責められることへの怒り。
自分の白さを否定されることへの拒絶。
そして、自分は必要とされているのだという確信。
「私は、皆に必要とされていました」
ミコトは言った。
「私が祈れば、民は安心した」
「私が微笑めば、泣いていた人が顔を上げた」
「私が白く立てば、町は落ち着いた」
刃は鳴らない。
彼女の中では、全部本当なのだ。
だが。
「その白さの下で、誰が黒くされた」
俺の一言で、ミコトの声が止まった。
「お前が白く立つために、誰が疑われた」
「誰が責められた」
「誰が切り捨てられた」
「誰が壊された」
俺は、ペンダントに触れる。
「現世では、俺だ」
そして、湿地の証拠へ視線を移す。
「この世界では、トビーだ。リーネだ。ミリィだ。サーシャだ。オルグだ。マルドゥクだ」
マルドゥクも罪人だ。
サーシャも、オルグも罪を犯した。
だが、それでも。
「お前は、周囲が罪を被る構造を知っていた」
「そして止めなかった」
「止めれば、自分の信仰が揺らぐから」
ミコトは、黙っていた。
もう、綺麗な言葉は出てこない。
いや、出せるのかもしれない。
だが、今この瞬間、その言葉の下にあるものを、全員が見てしまった。
エルハルトが、震える声で言った。
「聖女ミコト様。今の発言を確認します」
ミコトは彼を見た。
「あなたは、『私が止めれば、信仰が揺らぎます』と発言されました」
「……」
「これは、他者への疑いを解くことより、聖女としての信仰維持を優先したという意味ですか」
ミコトは答えない。
「お答えください」
長い沈黙。
記録水晶の光だけが揺れている。
やがて、ミコトは言った。
「……信仰が失われれば、救えるものも救えなくなります」
刃が鳴った。
逃げではない。
これは、ミコトの本音だった。
俺は静かに言った。
「つまり、信仰を守るためなら、疑いを解かないことも選んだ」
ミコトは、目を閉じた。
「……必要なら」
会議室が凍った。
クララが、涙をこらえるように顔を歪めた。
マーヤは小さく「最低」と呟いた。
バルトは壁を殴りそうな顔をしていた。
エルハルトは、記録水晶を見つめたまま、声を失っている。
俺は、ゆっくり息を吐いた。
証拠は揃った。
知っていた。
止めなかった。
信仰維持を優先した。
現世でも、異世界でも、同じ構造を繰り返した。
誰かへの疑いを、自分の白さに変えた。
俺の内側で、《反証の刃》が鳴った。
今までで一番、静かに。
そして、深く。
視界に文字が浮かぶ。
《証拠記録》照合中。
対象:聖女ミコト/白羽美琴
証拠群一:異界修行記録
証拠群二:白環のペンダント深層記録
証拠群三:《白き信仰》加護制御訓練記録
証拠群四:湿地浄化再祈祷準備記録
証拠群五:他者疑念時の聖性増幅記録
証拠群六:本人発言記録
照合率、上昇。
《反証の刃》発動条件を満たしました。
俺は立ち上がった。
会議室の全員が、俺を見る。
ミコトも、俺を見た。
その顔は、まだ白い。
だが、もう俺には分かる。
その白さは、誰かの疑いと罪を燃料にして作られたものだ。
「白羽美琴」
俺は、その名を呼んだ。
聖女ミコトではない。
白羽美琴。
現世で俺を壊し、この世界で白い場所に立ち続けた女。
「お前は、最大の過ちを犯した」
ミコトの瞳が揺れる。
「俺を壊したことじゃない」
俺の手の中で、光が生まれる。
反証の刃。
嘘と矛盾を斬る、俺の職業の刃。
「俺に罪を着せたことでもない」
光が伸びる。
机の上の証拠が、ひとつずつ光を帯びていく。
「壊したはずの俺を、この世界に呼んだことだ」
ミコトが息を呑んだ。
初めて、はっきりと。
俺は刃を構えた。
「俺はもう、証明できない男じゃない」
視界に、最後の文字が浮かぶ。
《証明開始》
嘘は、全部を消せない。
たとえ白い信仰で覆っても。
たとえ誰かに罪を被せても。
たとえ世界を越えて逃げても。
その白さが、誰の疑いで作られたものなのか。
今、証明する。




