3の1 なんだかよくわからないけど転生したんじゃないかという話
ゆっくりと瞼を開けると見知らぬ風景。
ここはどこなんだろう。
椅子に座ったまま眠っていたようだ。なんだかやけに立派な椅子みたいだけど。部屋を見渡せば椅子に負けず劣らずリッパ。なんだかファンタジーまんがの超大国の謁見の間のような。しかも自分が座ってるのはどうみても王様の椅子で置いてある位置からしてどう見ても玉座と言われるもの。わけもわからずにキョロキョロとまわりを見渡していると、頭の中に直接語りかけてくる声。
『お目覚めですか、マイ、マスター。』
なんだか定まらない思考でわけも分からずにまわりを見回すが声の主はどこにもいない。
『私はこのダンジョンのダンジョンコア、私の本体はここには存在いたしません。この閉ざされたダンジョンの最下層にある水晶が本体であり、今はマスターの脳に語りかけております。』
脳に語りかけてくるって、良からぬことまで読まれちゃうのかなあ。
『そんなことは無いですよー。(棒)』
何、その怪しい受け答え、
『ここは、かつて存在したダンジョンの最下層部の11階層分であり、さらに言えば残された11階層の最上部であり偽りの最下層にあたります。』
ぶった切ったよ、このコアは、
話をぶった切ったうえで、何そのややっこしい設定。最深部って何、残された?もしかして地下に埋まってるの?偽りの最下層って?酸素足りるの?
『かつては100階層以上有ったこのダンジョンは先代のダンジョンマスターの消滅と同時に崩壊して、最下層の11階層分だけがダンジョンとして残され眠りにつきました。そして、マスターの出現とともに目を覚ました。』
oh、ファンタジーofファンタジー。でも、でも、偽りって何?しかも100階層分の生き埋め?もしかして100階層再建しないと地上までたどり着けないの?
『頑張って、栄光ある我がダンジョンを再建していただければサイワイです。』
理解が追いつかない設定なんですがー。夢なら醒めてほしい。
『夢じゃないですよ〜(笑)
ところで、そこに居ります私の感知外の存在は、いったいなんでありましょう。』
「へ?」
オレは謎の声の指すほうを見た、




