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イベント打ち上げ ③

 数分後、二人は戻ってきた。

 二人は並んでこちらに向かってくる。弥勒はなんだか心なしかすっきりした顔をしていた。


「仲直りは済んだか」

「ああ。俺はとりあえず彼女を信じてみることにした」

「ふぅん」


 私はチーズをかじりワインをあおる。


「私がいけなかったんです。ほんっとに昔の私は……。思い出すだけで自分でも腹が立ちます」

「反省できるのは偉いぞ」

「……みーろーくぅー」


 と、隣ではミケが赤い顔をしていた。


「なぁー、キスしようやー」

「なっ!?

「いいやろー? こんなくぁわうぃい女の子からのちゅーやでえー」


 呂律が回っていない。

 私はワインをあおる。ミケは立ち上がり、弥勒を押し倒そうと駆け寄っていく。弥勒は私の後ろに隠れたのだった。

 すると、ミケは思いっきり私に抱き着いてきた。


「あつぅーいー」


 と、ミケは服を脱ぎ始める。


「ちょ、男性陣は見ないの!」

「あ、ああ! リュウ! 弥勒! あとお前ら黒服! 出ていけ!」

「君もね城崎くん……」


 男たちは出て行った。

 ミケは下着状態になると、下着を脱ぎ捨て全裸になる。そして、私たちを見た。


「おまえら暑くないんかぁー? 暑いんやろぉー? 脱がしたるぅーーーー!」


 と、ミケは琴音さんの服をつかみ脱がし始める。

 私は酒をあおる。


「ちょ、助けてください幽音さん!」

「自己紹介してないのに知ってるのか私の名前を」

「それは今どうでも……。あっ、ああっ! そこはだめです! たすけてええええええ!」

「しばらく相手頼んだ。酒がうまい」


 こうなったミケには反抗できん。酒によるリミッター解除のせいで私たちを剝き終わるまでこの脱がし魔はとまらんのだ。

 明日からかってやろう。どうせ私も脱がされるんだからな。


「お嬢様!」

「きゃあああああああ!?」

「うわっ!」


 半裸状態の琴音さんは黒服さんたちに近くにあった木刀を投げていた。力あるな。

 数分後、琴音さんは全裸になる。顔には涙を浮かべお嫁にいけないと言っている。私はしょうがないので自分で全部脱いだ。


「これでええんやぁー……」


 と、そのまま床で眠ってしまったのだった。

 私は扉を開ける。


「今から寝かせてくる」

「うおっ!? なんでお前も全裸なんだよ!?」

「ああ、そうだったな」


 男陣は顔を赤く染めていた。初心な奴らめ。

 それに服を着てないのはこいつ、寝ていても近くに服を着てる女性がいると脱がし始める寝相だからな。女性をひん剥きたいがためについた特性なのだろう。だからうかつに服は着ることができない。

 私はそう伝えるとなんつー馬鹿なことをというような顔をされた。


「ああ、中には全裸の琴音さんもいるから覗くなよ」

「「「覗かないっての!!!」」」


 私はミケを抱え部屋に向かう。

 ほんとはた迷惑な酒癖をしやがって。私の部屋に運び布団に寝かせる。私はタンスから服を取りだして部屋の外で着替える。

 下着付けるのも面倒だが……。まぁするか。


 そして、私はまた会場に戻り泣いている琴音さんの服を持ち、琴音さんに服を着せる。


「……ありがとうございまひゅ」

「気にするな。あいつに酒を飲ませてしまったのが悪い。あれ、マジで酒癖悪いからな」


 私も食らった時は驚いたよ。まじで。






またミケさんやらかしちゃった

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笑う門には福来る!
新作です。VRMMOものです。
読んでもらえると嬉しいです。
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