前へ目次 6/6 隣にいます。 柔らかな風が吹き抜ける丘の上。 いつの間にか眠ってしまったようでした。 起き上がろうとしましたが、強く抱きしめられていてかないません。 目の前にある、今まで一度も見たことが無い顔に、私は少し笑ってしまいます。 隣で眠る、愛しい人よ。 勇ましいのは構いませんが、どうか、無理はなさらないでください。 あなたの隣に居られること。 あなたの涙を拭えること。 あなたと共に未来へ進めること。 それが、今の私の幸せなのです。 いつかその時が訪れるまで。 どうか、傍に。